VRで学ぶ!AED AED360°(サブロク)PROJECT

 

出典 http://inochi-gakusei.com/2015/aed360

 

 

高校の体育の授業中、突然目の前で倒れる生徒
あなたは何ができますか?
 

AEDや心肺蘇生法に関心を持っている方なら、119番通報やAEDの手配、心肺蘇生法に実施など倒れている生徒に対して救命の措置ができるかもしれません。

 

しかし、大部分の人はAEDにあまり関心を持っていないというのが現状だと思います。

 

 

AED・心肺蘇生法の普及の課題は、あまり関心を持っていない無関心世代にどのようにして子供達がAED講習にもっと関心を持ち、自主的に学ぼうと思える仕組みを作ることです。

 

 

特に子供たちに関心をもってもらうために、AED使用現場を体験してもらおうという働きがあります。

 

 

その名も

 

AED360°(サブロク)PROJECT

 

です。

 

 

 

 

 

AED360°(サブロク)PROJECTとは

 

心肺停止状態で発見された人に対するAED使用率はわずか3.7%と言われています。

 

2015年にAEDの講習に無関心な人がAEDにいかに興味を持ち、AED使用率を高めるために、inochi未来PROJECTから、大阪大学医学部生を中心に学生有志が「AED360°(サブロク)PROJECT」を立ち上げました。

 

 

出典 http://inochi-gakusei.com/2015/

 

 

AED 講習に活用可能な、AED 使用場面を再現した 360°全天球動画を YouTube 上で公開されています。

 

 

スマホで手軽に VR(仮想現実)を体験できる、株式会社ハコスコ ( 代表取締役 : 藤井直敬 ) の「ハコスコ」にスマホを設置し閲覧することで、より AED 使用現場 への高い没入感を味わうことができます。

 

 

ハコスコとは、ダンボール製、プラスチック製のゴーグルにスマホを入れて、スマホに表示される映像をみることで簡易にVR体験をすることのできる製品のことです。

 

 

出典 https://vr-room.jp/hakoshuko/

 

 

箱+スコープで『ハコスコ』です。

 

ハコスコは値段の安さが特徴です。

 

VRというと、4万円近くのに対し、ハコスコは1000円ほどでVR体験をすることが可能です。

 

 

AED 講習に 360°動画を活用する事例は世界初の試みです。

 

 

 

医療×VR

 

AED 講習に 360°動画を活用する事例は世界初の試みですが、医療の世界ではVRの技術が役立てられています。

VRとは限りなくリアルな景色や風景を用いてそれが現実だと脳を錯覚させる技術のことです。

医療現場では、のライブ放送が行われたり、バーチャル患者に手術を施すことでもVRが利用されています。

 

 

出典 https://youtu.be/7uRS2OJrnp0

 

 

 

 

360度撮影することができるカメラを患者の上に設置し、学生に向けたライブストリーミング動画の視聴を実施することによって、Google cardboard VR headsetやスマートフォンでドクターの作業の様子をみることができたそうです。

 

普通では実際に見ることができないものもVR技術を使用することで、現場にいなくても疑似体験することができるようになりました。

 

他にも、人間の痛みを感じる原理として、心理的な要素は大きく関わっており、感じる痛みを減らす試みとして、VRが使われています。

 

また、救命トレーニングとしてもVRは利用されています。

 

マネキンによる模擬トレーニングでは実現できない様々な状況をARとVRを使って作り出すことができます。

 

 

 

AED360°(サブロク)PROJECTの内容

動画は主に中 学高校等での AED 講習での活用を目的としており、高校の体育の授業中に突然クラスメートが倒れ、AED で救助される までを描いています。

 

 

撮影地に実際の高校 ( 大阪府立三国丘高等学校 ) を使用動画の演者は大学の劇団 ( 大阪大学劇 団六風館 ) と舞台となった高校の生徒たちが担当し、VRの映像を通すことによって、通常のAED説明動画よりもリアリティを追及した仕上がりになっています。

 

 

 

 

最後に

 

AEDの使用率はわずか3.7%です。

使われなかった理由の多くは「使い方がわかる人がいなかったから」という方がほとんどです。

 

日本全国の統計を見ても、AEDが使用されれば約50%の生存率だったところ、その場に使える人がいなかったばかりに、たった10%程度の生存率になってしまっています。

 

 

AEDの使い方を知っていることで、いつか助けられる命もあるかもしれません。

 

 

実際にどういう手順で使うのかは、「AED360PROJECT」のVR動画の中で実演されています。

 

 

 

出典 http://inochi-gakusei.com/2015/aed360

 

 

 

このように、臨場感を再現できるVRを使って効果的に学習できることが益々増えてくるようになります。

 

この動画だけでAEDの動作を完璧に身に着けるのは難しいかもしれませんが、より多くの世代がAEDに興味を持つようになるのではないでしょうか?