岐阜市周辺でも救急の電話相談窓口である#7119がスタートしました。

#7119

2021年10月1日更新


出典 https://youtu.be/zot76JtvG18 


2021年(令和3年)10月1日、岐阜市周辺(岐阜市・瑞穂市・山県市・本巣市・北方町)でも救急の電話相談窓口である#7119がスタートしました。


救急車を呼ぶべきか判断に困る症状・けがなどに見舞われた時に利用したいのが、

救急安心センター事業「#7119」です。


今回、岐阜市周辺(岐阜市・瑞穂市・山県市・本巣市・北方町)の参加により、国民都道府県全域対応が12都府県、一部実施地域が6地域#7119以外の番号で対応しているのが4県で救急安心センター事業を利用することが出来るようになりました。


しかし、聞いたことがないという人も多いのが実情です。

この#7119をより多くの人が知ることによって、すぐに救急車を呼んだ方がいい症状かどうか悩んでいる人だけでなく、

救急車を呼ぶ必要のない事態での救急出動要請を減らすという

両方の問題を解決することができます。

そこで今回は、#7119とはどういうものか、#7119のかけかたをご紹介していきます。



#7119(救急安心センター事業)とは


出典 京都市 https://youtu.be/ZmvUa8F7nOY


このダイヤルにかけると救急相談センターに繋がり専門の救急相談医が

・すぐに救急車を呼んだ方がいい症状かどう、協力医療機関の救急相談医が緊急性を判断

・必要であれば救急相談通信員が救急車を出動要請

・緊急性が低い症状でも、病院への受診が必要かどうかのアドバイス

・受診可能な病院を検索し案内

などのアドバイスをくれます。

2007年6月1日から東京消防庁で開始されたこの制度は、当初、東京都のみのサービスでしたが、現在では東京の他にも利用できる県や市があります。

〝#7119を利用できる地域と各自治体の救急相談センター〟

令和3年10月現在

●都道府県単位で実施
東京都/奈良県/大阪府/福岡県/宮城県/埼玉県/新潟県/鳥取県/茨城県/山口県/徳島県/京都府

●市町村単位で実施
北海道札幌市周辺/神奈川県横浜市/和歌山県田辺市周辺/兵庫県神戸市周辺/広島県広島市/岐阜県岐阜市周辺


♯7119以外の番号で実施している自治体
山形県、栃木県、千葉県、香川県


#7119以外にも他の番号で実施している団体や他の名称で行っているところもありますので、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。


最新の情報につきましては、各自治体のHPをご覧下さい。




救急安心センター事業(#7119)設立の背景とメリット



近年、救急車の出動件数は増加の一途であるということが問題視されていますが、特に問題視されているのが、病院での待ち時間が嫌だったため救急車を呼んだとか、タクシー代わりに救急車の出動を要請したという、

救急車を呼ぶ必要のない事態での救急出動要請です。

本来、救急車を必要としない軽症患者に救急車や救急隊員が駆り出されるため、本当に必要としている人への出動対応が遅れてしまうことが懸念されています。



また、土日や夜間に、やってる病院がわからなかった、
救急車じゃないと救急病院を受信できないと思った

という理由から軽傷での救急車の出動要請が多くあります。


そんな背景の中、#7119などの救急相談センターでは、専門の救急相談医により救急車が必要な症状であるかどうかのアドバイスを行い、緊急度の低い救急出動要請を減らす努力がなされています。




つまり、#7119の普及によって、



重症の人が119番にかけても、出動してしまっていて駆けつけられないという事態を減らす




医療機関における救急医療相談数の抑制につながり、病院業務に専念可能になり、医療従事者の負担軽減につながる



医療機関における不要不急な時間外受付者数の減少効果により、医療費の時間外加算を抑える





などの効果があり、その結果、住民へ安心安全を提供することが期待されています。



救急安心センター事業(#7119)のデメリット


#7119は2009年導入以後、大都市を中心に導入されていますが、まだ都道府県全域対応が12都県、一部実施地域が5地域にとどまります。

出典 #7119救急安心センター事業の全国展開 総務省消防庁



この普及率の低さが最大のデメリットであり、例えば東京から導入されていない地域へ引っ越した際など注意が必要です。


〝相談員の確保困難〟


#7119の普及により、消防職員の負担は減ることが予想されますが、総務省は原則、24時間365日で医師や看護師らの相談対応を求めているため、医師や看護師の負担が増えます。



さらに、医師・看護師を配備すれば人件費が大きく膨らむため、24時間ではなく夜間などに限って類似の相談ダイヤルを設けている県であっても、すぐ#7119への移行は難しいというのが現状のようです。

〝地域限定導入での課題〟


横浜市などのように地域を限定して#7119を導入している地域にも課題があります。

例えば、横浜市以外の神奈川県内から#7119にかけると横浜市の相談窓口につながりますが、同市以外の場合、現地の医療機関の情報が十分にないため、119番にかけ直すよう案内することもあるそうです。


そのため、地域独自の番号ではなく、全国で医療相談ができるよう#7119を広げていくことが課題となります。


〝人員に限りがあり、応答率100%が難しい〟


#7119も電話が集中してしまうと人員に限りがあることからもなかなかつながらないというケースがあります。

各自治体で電話が集中する、病院が閉まっている時間に増員するなど工夫をこらしていますが、現状では応答率100%は困難といえます。


〝#7119では相談できないこと〟

これはデメリットではありませんが、#7119においても不要なダイヤルは控えましょう。



そのため、


セカンドオピニオンに関すること


健康相談


医薬品情報に関すること

等の相談はできません。


救急安心センター事業(#7119)の流れ


あなた
家族が急に熱を出したけど病院へ直接行くべきか救急車を呼ぶべきかわからない・・・


あなた
お腹が痛いけどどこの病院へ行けばよいのだろう




救急相談通信員
上記のような場合は#7119をダイヤルしてください


あなた
#7119




〝#7119にかけると〟


自動音声ガイダンスで

医療機関をお探しの方は1を

救急相談をご希望の方は2を


という音声が流れますので希望の番号を押してください。

番号を押さない場合は同内容が繰り返され1の医療機関をお探しの方につながります。



〝オペレーターと話をする〟


1を押した場合は救急相談通信員が対応してくれ、2を押した場合は看護師が対応してくれます。


救急相談通信員
医療機関の案内をします


看護師
救急相談の対応をします




医師
相談業務における医学的判断プロセスの監督と最終決定を行います



症状のある人の年齢性別、電話している人との関係を尋ねられます。

他にも、

現在の状態

何があって、この状態になったのか?

いつからこの状態なのか?

自力で歩けるかどうか


などを聞かれることがあるため、体調が悪い人の代わりに電話している時は体調の悪い人の近くで確認しながら電話をすると良いでしょう。



〝対応を検討してもらう〟


看護師
医師に相談しますのでメモを準備してお待ちください。


緊急性が高い場合は、救急車が出動します。

救急車の要請は必要ないが、直接医師の診察や処置が必要な場合は、すぐに受診できる病院を紹介してくれます。


この間2~3分かかる場合があります。


〝対応を聞く〟


看護師
すぐ受診してください。今から病院の情報を二回テープで流します。

最寄で対応可能な病院を数か所紹介してくれます。



病院名・住所・電話番号が二回音声テープで流れますので落ち着いてメモを取るようにしてください。



救急安心センター事業(#7119) で症状の上手な伝え方


実際に医師を前にして自分の症状を伝えるのに比べ、相手の顔が見えない電話ではなかなか伝わりづらいことが多いので押さえるべきポイントを挙げます。


〝電話している人が患者本人なのか、そうでないのかをまず伝える〟

話している相手が困っている本人なのか、代わりに相談している人間なのかを取り違えられていると伝えたいことが伝わりません。


電話ではまず最初に「私本人のことなのですが」とか「具合が悪いのは私の母親で代わりに電話しているのですが」と伝えましょう。


〝年齢と性別を伝える


電話では相手の顔が見えないため、最初に
年齢と性別を伝えることでこちら側がどんな人間なのかを相手にわかってもらう必要があります。

例えば、20代女性の腹痛と70代男性の腹痛では原因なども全く違ってきますので特に自分以外の場合は性別を伝えることを忘れがちなので覚えておきましょう。


〝一番困っている症状を伝える〟


次に一番困っている症状を伝えましょう。

例えば
「お腹が痛いことでの相談なんですが」とか「めまいがするのですが」と簡素に相談したい要件の主題を伝えましょう。



〝症状を時間経過に沿って説明する〟


次に、一番困っている症状を時間経過を追って最初から説明します。


いつから始まったのか、その後今に至るまでどのように変化しているかを説明しましょう。




〝もともと持っている病気について説明する〟


なにか普段からもっている病気があれば、一通り相談したい症状について説明したあとに追加しましょう。



〝飲んでいる薬について説明する〟

飲んでいる薬があれば、ここで説明します。


薬の情報は非常に大切です。

特に、最近飲み始めた薬などがあれば症状に関係しているかもしれないので、その情報を相手に伝えることは必須です。



救急隊などに伝える内容に関してはこちらの記事をご覧ください。





最後に


#7119を初めとする救急相談センターは怪我や具合が悪くどうしてよいかわからないときにとても役立ちます。

ただし、
緊急性が高いと判断した場合や以下のような場合は#7119ではなく、迷わず119番通報
してください。


出典 政府広報オンライン もしものときの救急車の利用法




また、
子供の救急相談は小児救急電話相談「#8000」で、小児科医師および看護師による小児救急医療の相談を受け付けています。

「子供が熱を出した」「鼻血が止まらない」「転んで頭を打ってケガをした」など、子どもの症状に応じて対処の仕方のアドバイスや受診可能病院の案内、救急車を呼ぶべきかどうかを助言してくれます。

なお、「#8000」は全国対応しているので、短縮番号に掛けるとご自身の都道府県窓口に転送されます。



#8000に関してはこちらの記事をご覧ください。











119番通報を学びたいならコレ!消防署・自治体のHPランキング





出典 左上  mireiの119番通報の仕方 春日井市消防本部 – YouTube

   右上  消防・救急最前線!潜入!豊田市消防本部 指令室   

   左下  福岡市消防局~119番通報は住所から 海編(本編)~

右下  札幌市消防局 正しい119番通報のポイント



119番通報をしたことがなくて、いざというときに正しくできるか不安・・という方も多いと思います。

そんな119番通報ですが、消防署や自治体のHPにはわかりやすい動画や記事が多く紹介されています。

応急手当や防災に関する消防署や自治体のHPを勝手にランキングづけしてきましたが

第6弾の今回は

119番通報のやり方を紹介している消防署・自治体のHPを勝手にランキングづけてご紹介していきます




10位から8位 119番通報のポイントは、ゆっくり落ち着いて、はっきりと係員の質問に答えること


それでは早速10位からの発表です。


10位 千葉県松戸消防局です。


動画は松戸市消防局より、119番のかけ方を学ぼう119番動画です。

動画はこちらから→119番のかけ方を学ぼう119番動画


おすすめポイント


新人女性消防士が先生となり、生徒の「まつど応援キャラクター松戸さん」に119番のかけ方について講義している動画で子供でも分かりやすい内容となっています。







“9位は よくある通報とは”



9位は 石川県かほく市です。

かほく市内の119番通報は金沢市消防局内「2市2町消防指令センター」で受信しているそうです。



動画はこちらから→石川県かほく市 正しい119番通報について


おすすめポイント



119番通報をするときによくあるのがパニック状態で『早く来て』の一点張りです。

石川県かほく市の『正しい119番通報について』では、よくある通報のあとに正しい通報の解説をしてくれており、この動画を見れば、なぜ、まず住所から伝えるのか?ということがわかるようになります。




“8位 救急隊目線の119番通報”


8位は岐阜県飛騨市消防本部です。

動画は 119番通報覚知から出動までの流れ です。

動画はこちらから→119番通報覚知から出動までの流れ



おすすめポイント

119番通報を受けてから救急隊が出動するまでの流れを紹介してくれています。

通信指令はどのような動きをするのか、救急隊はどのように出動するのかがわかるだけでなく、消防団員への要請放送まで紹介してくれている珍しい動画です。






7位から4位はさらに119番通報の裏側に  消防本部を徹底解説の7位 



7位は愛知県春日井市消防本部です。

春日井市消防本部の動画はリモート筋肉トレーニング消防隊員の自炊メニューの紹介などバラエティに富んでいます。

119番通報の紹介は春日井市広報大使でモデルのmireiさんが通信指令室に突撃取材をします。

動画はこちらから→mireiの119番通報の仕方 春日井市消防本部 – YouTube


おすすめポイント


通信指令室の中がどうなっているのか、通信指令はどのような仕事をしているのかも詳しく教えてくれます。

また、119番通報をした際、司令員が心肺蘇生法の指導してくれる場面も紹介してあり、とても参考になる動画です。





“第6位は  実際の出動スピードを体感 ”



6位は大阪府 東大阪市消防局 です。


動画は緊迫の98秒に密着してみた、、、~火災出動の裏側~です。

動画はこちらから→ 緊迫の98秒に密着してみた、、、~火災出動の裏側~


おすすめポイント

東大阪市消防局が行っている訓練を、普段見ることのない角度から紹介してくれています。

実際の出動スピードを体感することができます。





“第5位は 救急隊を支える最先端技術をあわせて紹介”


5位は愛知県豊田市消防本部 です


7位に続き5位も愛知県からです。


動画はこちらから→消防・救急最前線!潜入!豊田市消防本部 指令室


おすすめポイント

消防・救急最前線!潜入!豊田市消防本部 指令室では 119番通報の仕方や通信指令員の仕事だけでなく、現場に素早く駆け付けるための様々な最先端の技術を紹介してくれています。







“第4位は 多言語で119番通報!?”


4位は秋田県秋田市消防本部です。


秋田市消防本部では、災害時に外国の方々とスムーズにコミュニケーションを取るため、「多言語三者通話サービス」の運用を開始しており、その紹介動画となります。


動画内では手首をひねったと言って救急要請していますが、本来はこのような状態では救急要請しないようにしてください。

動画はこちらから→6月1日運用開始 119番通報に17カ国語で対応!多言語三者通話サービス



おすすめポイント

外国人や外国人観光客など、日本語による会話が困難な方からの119番や、救急・災害現場で活動する隊員が、迅速的確に情報を収集し対応できるよう、電話での同時通訳を用いた「多言語通訳サービス」の紹介を兼ねた119番通報の仕方の紹介動画です。



いよいよ第3位です。


第3位は北海道札幌市 消防局です。

これは動画を先に見てみてください。


動画はこちらから→札幌市消防局 正しい119番通報のポイント

おすすめポイント

30秒のコマーシャルのように簡潔でインパクトがある動画です。


119番通報で大切なことは、落ち着いてまず場所を言うということだということを教えてくれています。




そして第2位は!


第2位は東京消防庁です。


 東京消防庁のHPやYouTubeチャンネルは子どもから大人まで楽しめ、役立つものが多いですが、119番通報の方法に関してもわかりやすく紹介してくれています。


動画はこちらから→ リモート防災訓練 キュータと学ぼう!119番通報のしかた



おすすめポイント

今回のランキングでは、司令員や救急隊の動きに焦点を当てたものが多くなっていますが、東京消防庁の『リモート防災訓練 キュータと学ぼう!119番通報のしかた』では、火事を発見した場合の119番通報、急病人・けが人が発生した場合の119番通報をわかりやすく説明してくれています。





1位はこちらです!


1位は福岡県福岡市消防局です。


今回のランキングはいい動画がとても多く、選考にとても悩んだのですが、『福岡市消防局~119番通報は住所から』を1位とさせていただきました。


動画はこちらから→福岡市消防局~119番通報は住所から 山編(本編)~

福岡市消防局~119番通報は住所から 海編(本編)~


おすすめポイント

『福岡市消防局~119番通報は住所から』は街中だけでなく、山で遭難した、ケガや病気で動けなくなった場合の119番通報をするポイント



海での119番通報のポイント、溺れている人を見つけた場合に絶対にやってはいけない危険な行為などをわかりやすく伝えてくれています。


他にも、より効果的な応急手当を行うため、119番通報時にスピーカーモードにして応急手当を行う方法など、他にはない動画がたくさんあります。



最後に


119番通報するときに、慌ててしまってどのような症状や状況かを伝えようとする方は多いと思います。

今回紹介した動画を参考にして、119番通報する時に伝えたいポイントを押さえるようにしましょう。




今回ランキングで紹介した動画はどれも素晴らしい内容となっており、何度も繰り返してみることでいざというときの備えにつながります。



また紹介しきれなかった自治体や消防の動画もあります、ぜひ、お住いの地域の消防HPも確認してみてください。



“ランキングまとめ”


福岡市消防局~119番通報は住所から 山編(本編)~

福岡市消防局~119番通報は住所から 海編(本編)~

リモート防災訓練 キュータと学ぼう!119番通報のしかた

札幌市消防局 正しい119番通報のポイント



秋田市消防本部 6月1日運用開始 119番通報に17カ国語で対応!多言語三者通話サービス

消防・救急最前線!潜入!豊田市消防本部 指令室


東大阪市 緊迫の98秒に密着してみた、、、~火災出動の裏側~


mireiの119番通報の仕方 春日井市消防本部 – YouTube


飛騨市消防本部 119番通報覚知から出動までの流れ


石川県かほく市 正しい119番通報について

松戸市消防局119番のかけ方を学ぼう119番動画




今までの消防署・自治体のHPランキングはこちらをご覧ください。


第1回





第2回






第3回






第4回




第5回

はじめての119番通報・心肺蘇生法で慌てないためのエキスパート 通信指令員とは?

通信指令員




出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o




あなた
人が倒れてる!どうしよう119番通報うまくできないかも




通信指令
安心してください!我々通信指令員が119番通報を受けた際に急病人やけが人の容態を聞き心肺蘇生法などのやり方を伝えます。




事故や怪我などで119番通報をすると通信指令員と呼ばれる係員が電話に出ます。



この係員が、事故現場などを割り出し、救急車・消防車を向かわせる他、応急手当の方法などを教えてくれます。



つまり、電話の先にいる、この通信指令員が応急手当を教えてくれることで、手当に関わったことがない人でも救命効果が上がります。


そこで今回は、はじめての119番通報でも慌てないように、通信指令員の役割をご紹介します。











通信指令員とは


119番通報をすると、通報を受けた係員が、通報者から情報を聴取しながら、タッチパネルとマウス操作を行い、コンピューターが出動指令を行います。


通報を受けた時点で、その現場から最も近い位置にある消防車・救急車に対して、出動指令が行われます。


これらの作業は119番着信から1分程度で行われます。



消防車・救急車が現場へ向かっている間にも、通信指令員は詳しい情報収集を行い、応急手当の方法などを伝えてくれます。



この応急手当を教えてくれる口頭指導があるため、意識がない、呼吸がないといった場合はためらわずに119番通報するようにしましょう。






口頭指導の例



意識がない大量の出血がある、広範囲のやけどをしたなどは、緊急度が非常に高い場合です。


そのため、通信指令員は救急車だけでなく消防車も同時に出場するPA連携と呼ばれる、「支援救急出場」という指令を出します。

通信指令員は、支援救急出場指令と同時に、通報者やその周囲の方々に、応急手当の口頭指導を行います。









口頭指導とは



消防の通信指令員が119番通報してきた人に対して、通報内容から傷病者の状態を判断します。


そして、救急車が到着するまでの間に何らかの対応が必要であると判断した場合、その状況に即した具体的な応急手当の方法を口頭で指示し、協力を要請します。



これを口頭指導と言います。









口頭指導の目的



口頭指導は、傷病者のそばに居合わせた人(バイスタンダー)から状況を聴取し、それに適した応急手当を指示して実行してもらう事により救命効果の向上を図ることを目的としています。









心肺蘇生法の口頭指導



出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o



実際に傷病者に意識がない場合、電話先で通信指令員は「心肺蘇生法のやり方を知っていますか?」と聞いてきますので見栄をはらずに正直に答えましょう。

また、「AEDは近くにありますか?」「AEDを持ってきてください。」と言われますので誰かがいるときは依頼し、周りに誰もいないときは自分で取りに行きます。



まず、固い場所に寝ているかを聞かれますので可能であれば胸骨圧迫が行いやすい、固い場所に移動します。




出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o



通信指令員「心臓マッサージのやり方を伝えるのでその通りやってください







出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o

「傷病者を仰向けにして、胸の横に位置してください。」










出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o

胸の真ん中に手のひらの付け根を当ててください。










出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o

「その上にもう一方の手を重ねて置いてください。」










出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o

出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o


両ひじをまっすぐに伸ばして真上から5㎝(中学生までは胸の厚みの3分の1)(両手・片手・2本指は任意)沈むように胸を強く圧迫してください。」









出典 https://youtu.be/bK-cPoVyB7o



圧迫のテンポは「イチ」「ニイ」「サン」くらいの速さで連続して行ってください。(テンポに合わせるため数を数えるなど具体的に伝えてくれます。)」


※毎回の胸骨圧迫の後で完全に胸壁が元の位置に戻るように圧迫を解除するように言われます。


また、胸骨圧迫が浅くならないようにとも言われます。


協力者がいる場合は1~2分目安に交代してくださいと言われます。


救急隊が到着し交代するまで、または、傷病者に正常な呼吸や胸骨圧迫をしている手を払いのけるなどが認められるまでは続けてくださいと言われます。



AEDが到着したら救急隊にAED到着の旨を伝えましょう。









異物除去の口頭指導


「口頭指導」は、心肺蘇生法気道異物除去法止血法熱傷手当指趾切断手当の中から、直ちに応急手当が必要と判断される場合に実施しますが、ここでは心肺蘇生法の次に起こりうる気道異物除去法がどのように口頭指導が行われるかをご紹介します。



通報者 「子どもが食べ物を喉に詰まらせてしまって意識がありません!」





出典 https://youtu.be/6S0qSdcLJGM

通信指令員 「お子さんを前かがみの姿勢にして、背中の真ん中を手の平で強く叩いて下さい。

トイレに向かって吐くような姿勢です。」

「出ましたか?」



通報者 「まだ、出ません。」






出典 https://youtu.be/6S0qSdcLJGM



「それでは、お子さんの後ろに回り、腋の下から腕を前に通してください。


その手を、肋骨の下の柔らかい部分で組んでください。


その手を当てたまま、体ごと持ち上げる様に上へ引き上げてください。



「何度か行い、吐き出さないようでしたら、心肺蘇生法を行っていただきます。どうですか?」




通報者 「あ!咳をし始めました。意識も戻ったみたいです。」




通信指令員 「それでは、呼吸をしやすいような楽な姿勢にしてあげて、救急隊をお待ちください。











最後に



このように、通信指令員が冷静な判断で指示を出してくれます。



まず一番重要なことは落ち着いて行動することです。



第一発見者であったり、そばにいるあなたの応急処置が、被害を最小限に食い止める鍵です。



落ち着いて通信指令員の指示に従ってくださいあなたの応急手当が命を救います。




119番通報の仕方と流れに関してはこちらの記事も参考にしてください。

119番通報をした後どうしたらよいのかを徹底解説



出典 https://www.119aed.jp/index.html


9月9日は救急の日です。


119番通報の仕方に関しては様々なところで紹介されていますが、救急車を呼んだ後、どうしたらよいのでしょうか?

そこで今回は119番通報をした後の流れを徹底解説します。


※今回の動画と画像は大阪市のボジョレーに教わる救命ノートhttps://www.119aed.jp/index.htmlを参照にしています。







119番通報の仕方


119番通報の仕方と119番通報をしている電話の向こう側を徹底解説

で119番通報の仕方と救急隊員の動きがわかると思います。









心肺蘇生法と救急隊員到着




救急隊到着は全国平均で8.5分かかります。

119番通報をして救急隊が到着するまでの間の応急手当が救命にかかわってきます。

心肺蘇生法に関しては、助かる必要性を高める!心肺蘇生法のやり方

で説明していますので参考にしてください。

ここまでは、各消防署で行っている普通救命士講習や日本赤十字社の救急法などで説明されていますが、救急隊員が到着したらどのような動き方になるのでしょうか?









傷病者のために119番通報をした時




救急隊員
消防です。具合の悪いかたはどちらですか?



あなた
こっちです。お願いいたします。



救急隊員
 倒れた人は,どこで,どのようにしていたかわかりますか?



あなた
私は見ていないのですが、雨で滑って転んだときに頭を打ったみたいです。



救急隊員
反応の変化などを教えてください。



あなた
初めは意識があったのですがしばらくして意識がなくなりました。



救急隊員
あなたが行った手当を教えてください。



あなた
意識がなくなってから心肺蘇生法とAEDのショックを一回行いました。



救急隊員
ありがとうございます。あとは私たちが交代します。



救急隊員
救急車に同乗される方は準備してください。



家族や知り合いの場合は、名前や生年月日、現病歴などを尋ねられます。

見知らぬ人という立場の場合は、発見時の状況を伝えるところまでで役割は終わります。(病院までの付き添いを要請されることはありません)











心肺蘇生法を救急隊に引き継ぐ




次の動画は心肺蘇生法と救急隊員に引き継いだ後の救急隊員の動きが見れます。












救急車に傷病者と一緒に乗るまでに準備すること



救急隊員に引き継いで終わりというわけにはいきません。




ご家族や友人また、関係者であれば救急車への同乗が求められます。

救急車が来たら、必要な持ち物は主に4つ


お薬手帳

本人確認できる物
(免許証、保険証、医療証)
→市外の救急病院などで二度手間
にならないために必要です。

病院の一時金と帰るときのお金

携帯電話やスマートフォン



上の2つは後日でもなんとかなりますが、交通費だけは、なんともなりません。

行きは救急車に乗れても帰りは自分で帰らないと行けませんので、準備しておきましょう。

服装に関してはパジャマでも部屋着でもいいですが、夏場でも生地が薄い服の場合、パーカーなどの何か羽織れるものがある方がいいでしょう。

帰宅する際はその服装のまま帰ることになりますので、


寒かったり暑かったりしない服

透けていたりしない服



など、外に出ても大丈夫な服が一番いいと思います。

救急車内の温度はある程度調整してもらえますが、特に冬場は毛布しかないので、寒いと感じるときは


靴下

下着

タオルケット

飲み物

をもっていた方がいいでしょう。



他にも入院になり、保護者が完全にいなければいけない病院もありますので

携帯電話の充電器
 
眼鏡、コンタクト
 
歯ブラシや化粧道具
 
子どものおもちゃ



なども用意しておくと良いでしょう。

まだお子さんが小さい場合は、お出掛けの時におむつや、マグを入れるトートバッグを持って出るのも良いかもしれません。










救急車内はどうなっているのか?



救急車に同乗することもありますが、救急車内はどうなっているのでしょうか?

救急車の中には、傷病者を医療機関に搬送するまでの間、救命処置などの応急処置を施すために、さまざまな装置や資器材が配備されています。














救急車がすぐには出発しない理由




救急隊が到着してもすぐに救急車が出発するわけではありません。













傷病者への確認作業



救急車が現場へ到着した後、救急隊員は傷病者の名前を確認して必要な資器材を活用して傷病者の症状、血圧、体温、脈拍、呼吸、意識、状態などを観察し、必要に応じて現場での応急処置を実施します。





病院選定




救急車が向かっている中で救急隊から連絡が来る時があります。

救急車からの電話で始まる救急隊員からの問診で、応急処置と、どこの病院に搬送するかの判断に使われます。

観察と応急処置の結果から、傷病者の状態に合った診療科目の診察、処置が可能な搬送先病院を選定し、携帯電話で受入れを依頼します。

救急病院でも全ての症状に対応出来るわけではありません。


救急隊は、病院の受入れ情報をもとに近隣の受入れ先を探しますが、特に夜間、休日などの診療体制は限られるため、時には依頼回数が多くなったり、選定時間が長引くことがあります。

搬送先が決まれば緊急走行で直ちに病院へ向かいます。











病院に着いてから


救急病院に搬送された後は、病院のストレッチャーに移されて救急車は帰ります。

救急隊員、病院スタッフから聞き取りをされ、問診や手続きの書類を何枚も書いたりします。 病院では救急処置や検査をし、その結果により治療や入院や帰宅となります。







病院で聞かれること




名前(漢字と読み両方)

年齢/生年月日

持病と普段服用している薬自宅住所・電話番号

病院に迎えに来ることのできる人の電話番号


は必ず聞かれますが他にも





病院スタッフ
今日はどこで何をしてましたか?



病院スタッフ
今日は何を食べましたか?



病院スタッフ
過去に同じ症状はありましたか?



病院スタッフ
今日一番つらかったときを10としたら今はどの位ですか?



のように聞かれます。 名前や生年月日などは何度も聞かれますのでメモを用意しておくとよいでしょう。





最後に




ご家族にお子さんや高齢者がいる場合は氏名、住所、家族への連絡先、かかりつけの病院、普段飲んでいる薬など特に必要な情報を事前に記載した情報カードを用意しておきましょう。



救急隊に提示することによって救急隊の処置、医療機関の選定及び医師への引継ぎなどがスムーズに行われ、迅速な搬送につながります。



119番通報の仕方に関してはこちらの記事をご覧ください。

119番通報の仕方と119番通報をしている電話の向こう側を徹底解説

 

 

 

出典 https://youtu.be/JeLjZ0X3xnA?t=1




119番通報するとき慌ててしまいますよね。



しかし、「早く来て」とだけ言って電話を切ってしまうのは困りものです。





いざというときに焦らないように、119番通報はどのようにすればよいのか?119番通報をするとどこにかかるのか?救急車はどのタイミングで出動するのかご紹介します。









119番通報の流れ



あなた
局番無しの119番をダイヤル



通信指令
119番消防です。火事ですか救急 ですか?



あなた
救急です!



通信指令
場所はどちらですか?

(マンション、アパート名も教えてください。)



あなた
こちらは○○区○○町○丁目○番地○○号(○○マンション○○号室)○○という家です。



通信指令
どなたがどうされましたか?

※傷病者の意識・会話・呼吸・歩行の状態等も伺うことがありますので簡潔にお答え下さい。



あなた
子どもが頭を打って意識がもうろうとしています。



通信指令
あなたのお名前とお使いの電話番号を教えてください。



あなた
私の名前は○○で電話番号は××です。



通信指令
もう救急車は出ていますので待っていてください。








上のような流れが一般的ですが、焦っていると冒頭のような「早く来て!」と言って電話を切ってしまうケースもかなりあるそうです。


実は通信指令の誘導に沿って話をした方が救急隊の到着は早いのです。




大阪市が全国で初めてパソコンやスマートフォンで応急手当アプリを開発しており、とてもわかりやすいのでこの動画をご覧下さい。




動画:YouTube 大阪市ボジョレーに学ぶ応急手当










119番電話がつながる場所



119番通報は各消防本部の通信指令室につながります。





東京は23区なら23区は大手町、多摩地区(稲城市と島はそれぞれの消防本部につながるので除きます。)は立川につながります。



ですので、

119をすると「はい、119番です」と電話にでますので驚かないでください。



救急車は病院から出てるのではなくて、119を電話した際に話をしているのは指令員です。










最初に聞かれること




まず聞かれることは「火事ですか?救急ですか?」です。





これも慌てずに答えましょう。



指令員は消火活動の経験を一年間以上勤めないとなれないプロですので、自分で何でも言うのでなく、任せましょう。







次に聞かれること



次に聞かれるのは場所です。





「住所はどこですか?」と聞かれますので事故もしくは火事が起きている住所を伝えてください。



指令員は、三つのモニターを見ながら、これらの内容を聞いて、コンピュータに入力していきます。



火事か救急、場所を入力した時点で、出場準備のための「予告指令」が最寄の消防署に流れます。



通信指令室では、「予告指令」と同時に、その現場付近の地図が表示され、災害種別に応じた車両・台数を自動編成して、災害指令画面が立ち上がります。



そのため、住所をうまく伝えられなかったり、電話中に意識を失っても救急隊が迎うようになっていますので安心してください。











慌てずに伝えましょう



この時点でもう消防隊員は準備していますので、慌てずに指令員に災害・事故・傷病者の容態を伝えます。



※火災の場合は「何が燃えているのか?」「逃げ遅れなど人命危険がある、なし」救急の場合は「意識がある、なし」「呼吸をしている、いない」「何歳くらいの方か」などがとても重要な内容です。








救急隊出発




最後に通報者の名前、電話番号を聞かれます。



それらを確認し、さらに、災害の規模を選択したうえで「出動指令」ボタンを押下すると、各消防署所に出動指令が流れます。


この間、通報者の電話は切断されることなく救急要請などでは、「応急手当」を指導するためそのまま通話を切らないで指導することもありますが、救急隊員はもう向かっていますのですぐに電話を切らないでください。










口頭指導について



消防の通信指令員が119番通報してきた人に対して、通報内容から傷病者の状態を判断します。



そして、救急車が到着するまでの間に何らかの対応が必要であると判断した場合、その状況に即した具体的な応急手当の方法を口頭で指示し、協力を要請します。



これを口頭指導と言います。






実際に傷病者に意識がない場合、電話先で通信指令員は「心肺蘇生法のやり方を知っていますか?」と聞いてきますので正直に答えましょう。



また、「AEDは近くにありますか?」「AEDを持ってきてください。」と言われますので誰かがいるときは依頼し、周りに誰もいないときは自分で取りに行きます。



まず、固い場所に寝ているかを聞かれますので可能であれば胸骨圧迫が行いやすい、固い場所に移動します。



救急隊が到着し交代するまで、または、傷病者に正常な呼吸や胸骨圧迫をしている手を払いのけるなどが認められるまでは続けてくださいと言われます。

AEDが到着したら救急隊にAED到着の旨を伝えましょう。












最後に



119番通報をした時、どうしても慌ててしまい、「早く来て」とだけ言って電話を切って救急隊員を待ちたいという気持ちはあると思います。



しかし、指令員が向かうわけではありませんし、指令員の口頭指導により、助かる命もありますので、大切なひとを守るためにも119番通報の仕組みをぜひ覚えておいてください。




119番通報をした後の流れに関してはこちらの記事もご覧ください。


「救急車を呼ぶべきか」悩んだりためらった時に便利な救急安心センター事業(♯7119)って全国で通じるわけじゃないってホント?

#7119




出典 https://youtu.be/I4GAUE0LuIY



家族の様子がなんとなくおかしいけど、救急車を呼んだ方が良いのかな?






具合が良くないけど病院へ行った方が良いかな?





このように、急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷った時に便利なのが、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業(♯7119)です。





しかし、#7119は使えない地域も多くあります。




#7119はとても便利な番号ですが、いざというときに使えない地域だったということがないように、#7119はどの地域で使えるか、又、#7119月かえない地域での相談窓口はどうなっているのかについてご紹介します。


#7119とは



出典 https://youtu.be/I4GAUE0LuIY




2007年6月1日から東京消防庁で開始されたこの制度は、



#7119を設けたことで救急車119番通報の適正利用に効果



・#7119のアドバイスで、救急車以外の夜間診療が減少、翌日の病院受診へ勧奨


という効果をもたらしています





#7119にかけると救急相談センターに繋がり、専門の救急相談医が次のような対応をしてくれます。



・すぐに救急車を呼んだ方がいい症状かどう、協力医療機関の救急相談医が緊急性を判断


・必要であれば救急相談通信員が救急車を出動要請

・緊急性が低い症状でも、病院への受診が必要かどうかのアドバイス


・受診可能な病院を検索し案内



#7119は当初、東京都のみのサービスでしたが、現在では東京の他にも利用できる県や市があります。



しかし、#7119が通じる地域はまだ全国17地域と#7119が通じない地域の方が多くあります。




#7119の対応地域




出典 7119(救急安心センター事業)の全国展開 総務省消防庁



2021年(令和3年)10月現在で#7119の対応16地域のうち都道府県全域対応が12都県、一部実施地域が6地域他の番号で対応しているのが4県となっています。





都道府県全域対応


上記地図で赤色

東京都/奈良県/大阪府/福岡県/宮城県/埼玉県/新潟県/鳥取県/茨城県/山口県/京都府/徳島県




一部実施地域


上記地図でピンク色

北海道札幌市周辺/神奈川県横浜市/和歌山県田辺市周辺/兵庫県神戸市周辺/広島県広島市周辺/岐阜県岐阜市周辺


♯7119以外の番号で実施している自治体


上記地図でオレンジ色

山形県#8500、栃木県#7111、千葉県#7009、香川県087-812-1055




全国の救急相談センター・救急医療システム等 まとめ



#7119やほかの番号で対応している地域、救急医療システムを都道府県別にまとめたものです。

調べたい地域をクリックしてください。

目次へ戻る


※2020年10月現在

北海道

#7119対応(札幌市、石狩市、新篠津村、栗山町、島牧村、当別町)

救急医療情報センターでは医療機関案内サービスのみ行っています

0120-20-8699(フリーダイヤル)

011-221-8699(携帯電話・PHSから)

北海道救急医療・広域災害情報システム




青森県

(#7119非対応)

県内の休日夜間当番医を地域ごとに案内しています

0120- 733620

あおもり医療情報ネットワーク




秋田県

(#7119非対応)

休日・夜間緊急医案内サービス

0570-0018-99

082-250-5182(PHS、IP電話等)

あきた医療情報ガイド




山形県

(#7119非対応、他の番号で対応)

大人の救急電話相談

相談日:毎日

相談時間:午後7時から10時(3時間)

電話番号:#8500(県内のプッシュ回線・携帯電話)

023-633-0799(ダイヤル回線・IP電話・PHS)

山形県医療機関情報ネットワーク




岩手県

(#7119非対応)

岩手医療ネット




宮城県

#7119対応 

宮城県医療機能情報提供システム




福島県

(#7119非対応)

救急医療情報案内サービス(医療機関の案内)

0120-963-990

ふくしま医療情報ネット




栃木県

(#7119非対応、他の番号で対応)

とちぎ救急医療電話相談

相談時間

 月~金曜日 18時から22時

 土曜日・日曜日・祝休日 16時から22時

電話番号:#7111 又は 028-623-3344

とちぎ医療情報ネット




群馬県

(#7119非対応)

軽症患者を自家用車等で搬送する場合の問合せ(テレホンサービス)

(最寄りの消防本部で24時間体制で案内)

前橋市消防局       027-221-0099

高崎市等広域消防局           027-325-0011

桐生市消防本部    0277-22-0099

太田市消防本部    0276-45-7799

伊勢崎市消防本部              0270-23-1299

館林地区消防本部              0276-73-5699

利根沼田広域消防本部       0278-24-0099

渋川広域消防本部              0279-23-0099

多野藤岡広域消防本部       0274-23-6699

富岡甘楽広域消防本部       0274-64-0099

吾妻広域消防本部              0279-68-2399

ぐんま統合型医療システム




茨城県

#7119対応 

茨城県救急医療情報システム




埼玉県

#7119対応 

埼玉県救急医療情報システム




千葉県

(#7119非対応、他の番号で対応)

救急安心電話相談:#7009または03(6735) 8305

平日土曜:18~23時

日曜祭日・年末年始・GW:9~23時

ちば救急医療ネット




東京都

#7119対応

東京都福祉保健局 24時間医療機関案内




神奈川県

#7119対応(横浜市のみ) 

神奈川県救急医療情報システム




新潟県

#7119対応

にいがた医療情報ネット




富山県

(#7119非対応)

とやま医療情報ガイド




石川県

(#7119非対応)

石川県医療・薬局機能情報提供システム




福井県

(#7119非対応)

福井県広域災害・救急医療情報システム




長野県

(#7119非対応)

緊急医案内サービス

0570-088199

長野県広域災害・救急医療システム




岐阜県

#7119対応(岐阜市・瑞穂市・山県市・本巣市・北方町)

岐阜県救急・災害医療情報システム




山梨県

(#7119非対応)

山梨県広域災害・救急医療情報システム




愛知県

(#7119非対応)

愛知県救急医療情報システム




静岡県

(#7119非対応)

当番情報電話案内

0800-222-1199

医療ネットしずおか




滋賀県

(#7119非対応)

医療ネット滋賀




京都府

#7119対応(令和2年10月から)

※笠置町・南山城村等は、電話の区域が隣接する他府県に所属しますので、0570-00-7119に直接ダイヤル

京都健康医療よろずネット




兵庫県

#7119対応(神戸市・芦屋市)

兵庫県広域災害・救急医療情報システム




大阪府

#7119対応 または06-6582-7119

大阪府医療機関情報システム




三重県

(#7119非対応)

自動音声・FAX案内サービス

0800-100-1199(通話料無料)

082-250-9813(通話料有料)

三重県広域災害・救急医療情報システム




奈良県

#7119対応

なら医療情報ネット




和歌山県

#7119対応(田辺市、上富田町) 

わかやま医療情報ネット




鳥取県

#7119対応 

とっとり医療情報ネット




島根県

(#7119非対応)

島根県の救急告示病院一覧




岡山県

(#7119非対応)

おかやま医療情報ネット




広島県

#7119対応(広島市周辺)広島市、呉市、竹原市、大竹市、東広島市、廿日市市、安芸高田市、江田島市、府中町、海田町、熊野町、坂町、安芸太田町

救急医療NET HIROSHIMA




山口県

#7119対応 下関市、宇部市、山口市、防府市、下松市、光市、長門市、柳井市、美祢市、周南市、山陽小野田市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町(岩国市、和木市は広島広域都市圏の救急相談センター事業)萩市、阿武町では、「萩・阿武健康ダイヤル24」で対応

やまぐち医療情報ネット




香川県

(#7119非対応、他の番号で対応)

一般向け救急電話相談

087-812-1055

相談時間:毎日、午後7時から翌朝8時

広域災害・救急・周産期医療情報システム




愛媛県

(#7119非対応)

愛媛県広域災害・救急医療情報システム




徳島県

#7119対応

医療とくしま




高知県

(#7119非対応)

救急医療情報センター(救急対応の医療機関の案内)

088-825-1299

高知県救急医療・広域詐害情報システム




福岡県

#7119対応 

福岡県広域災害・救急医療情報システム




佐賀県

(#7119非対応)

佐賀県医療機関情報・救急医療情報システム




長崎県

(#7119非対応)

長崎県救急医療情報システム




大分県

(#7119非対応)

おおいた医療情報ほっとネット




熊本県

(#7119非対応)

熊本県総合医療情報システム くまもと医療ナビ Indexs (med.or.jp)




宮崎県

(#7119非対応)

宮崎県総合医療機能情報提供システム




鹿児島県

(#7119非対応)

かごしま医療情報ネット




沖縄県

(#7119非対応)

沖縄県医療機関検索システム










最後に



救急車を呼んだほうがいいのか、今すぐ病院に行ったほうがいいのか、など迷った時は#7119へ連絡しましょう。

しかし、#7119の全国の普及には、相談窓口の人材確保と医療機関の連携が必要なため全国に展開しづらいこと、充分に認知されていないことなど様々な課題は残されています。


#7119非対応地域で、救急車を呼んだほうがいいのか、今すぐ病院に行ったほうがいいのか、など迷った時に医療機関の番号などを調べている時間はありません。

そのためにも、今回の記事でご自身のお住まいの地域の番号などを登録しておいてください。



また、小児に関する救急相談サービスは全国共通の番号#8000があります。



#8000に関してはこちらの記事をご覧ください。




119番通報 手順 徹底解説

クすると、手順の詳細へジャンプします)

119番通報

「119番消防です。火事ですか?消防ですか?」

救急です!

 

場所はどちらですか?

こちらは○○区○○町○丁目○番地○○号(○○マンション○○号室)○○という家です

 

発生場所、目標物があれば教えれ下さい。

○○小学校の目の前です。

 

どなたがどうなされましたか?

子どもが頭を打って意識がもうろうとしています。

 

あなたのお名前とお使いの電話番号を教えてください。

私の名前は○○で電話番号は××です。

 

もう救急車は出ていますので待っていてください。

 

 

 

 

事ですか?救急ですか?


はじめに「火事ですか?救急ですか?」と聞かれます。

 

焦っていると「早く来て!」と言って電話を切ってしまうケースもかなりあります。

実は通信指令の誘導に沿って話をした方が救急隊の到着は早いのです。

通報は「あわてず」「はっきり」「正確に」伝えることが被害軽減への一番の近道です。

 

 

手順一覧へ 

次へ  

 

 

はどちらですか?


次に聞かれるのは場所です。

「住所はどこですか?」と聞かれますので事故が起きている住所を伝えてください。

指令員は、三つのモニターを見ながら、これらの内容を聞いて、コンピュータに入力していきます。

 

火事か救急、場所を入力した時点で、出場準備のための「予告指令」が最寄の消防署に流れます。

 

通信指令室では、「予告指令」と同時に、その現場付近の地図が表示され、災害種別に応じた車両・台数を自動編成して、災害指令画面が立ち上がります。

住所をうまく伝えられなかったり、電話中に意識を失っても迎えるようになっていますので安心してください。

 

 

 

 

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手順一覧へ 

次へ

 

 

 

場所、目標物があれば教えれ下さい


旅行先など地理に詳しくないとき、緊急通報のオペレーターにもわかる目印をご紹介します。

 

標識管理番号


道路の至る所に標識が立っています。

この標識には各都道府県の管理番号が記されている番号を伝えることによって場所を特定することができます。

田園地帯や山林で目印が少ないところで活用できます。

 

 

 

信号制御盤管理番号


街中の交差点では信号機の制御盤(大体、交差点の角にあります)に書かれている番号を伝えてください。

 

 

電柱管理番号


NTTや電力会社の電柱には管理番号が記されています。

この番号を伝えても場所が特定できます。

 

 

 

自動販売機のステッカー


警察・消防・業界が協力して2005年ごろから住所ステッカーを貼るようになりました。

その自動販売機のステッカーも住所を特定するための目安になります。

 

 

 

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手順一覧へ

次へ

 

 

たがどうなされましたか?


この時点でもう消防隊員は準備していますので、慌てずに指令員に災害・事故・傷病者の容態を伝えます。

 

火災の場合は「何が燃えているのか?」 「逃げ遅れなど人命危険がある、なし」

 

救急の場合は「意識がある、なし」「呼吸をしている、いない」「何歳くらいの方か」などがとても重要な内容です。

 

 

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手順一覧へ

次へ

 

 

たのお名前とお使いの電話番号を教えてください。


最後に通報者の名前、電話番号を聞かれます。

それらを確認し、さらに、災害の規模を選択したうえで「出動指令」ボタンを押下すると、各消防署所に出場指令が流れます。

出場準備を終え、待機している消防隊や救急隊はファックスのようにくる地図付きの指令書をを持って出場します。

 

 

携帯電話から119番通報する場合の注意点


自動車電話・携帯電話からの通報の場合は自動車電話・携帯電話であることを告げて下さい。

自動車運転中の場合は、安全な場所に停車してから通報してください。

発生場所の市町村名、住所を表札、電柱の看板等で確認するか、近くの人に聞いて必ず確かめて通報してください。

場所の確認のため消防本部からかけ直すことがありますので、通報後しばらくは電源を切らないで下さい。

今いる場所がどうしてもわからない場合は、近くの公衆電話を利用するようにしましょう。

 

 

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手順一覧へ

次へ

 

 

救急車は出ていますので待っていてください


この間、通報者の電話は切断されることなく救急要請などでは、「応急手当」を指導するためそのまま通話を切らないで指導することもあります。

 

救急隊員はもう向かっていますのですぐに電話を切らないでください。

119番通報をした際に電話に出る人を通信指令員といいます。

消防の通信指令員が119番通報してきた人に対して、通報内容から傷病者の状態を判断します。

そして、救急車が到着するまでの間に何らかの対応が必要であると判断した場合、その状況に即した具体的な応急手当の方法を口頭で指示し、協力を要請します。

 

通信指令員が電話先でどんなことをしているかはこちらの記事をご覧ください。

 

はじめての119番通報・心肺蘇生法で慌てないための通信指令員口頭指導 徹底解説

 

 

最後に


119番通報で、番号を間違えたのか、無言で切ってしまう方も多くいるそうです。

「何も言えず倒れたのではないか?」「火災で話す暇もないのではないか?」などと考え、確認のため、呼び返しをします。

かけ間違えた場合は、必ず「間違えました。」と言って下さい。

 

今回は119番通報の手順をフローチャート形式でご紹介しました。

119番通報の仕方と119番通報の裏側に関しては、こちらの記事でも詳しく解説していますのでご覧ください。

 

119番通報の仕方と119番通報をしている電話の向こう側を徹底解説

 

『誰か来て下さい』倒れているひとがいたら力を合わせて救助する方法 徹底解説

「誰か来てください」
「あなたは119番通報お願いいたします。」

「そこのあなたはAEDをもってきてください。」

 

突然、人が倒れた、出血している、手足が変形しているなど、どうしても冷静さを失いがちです。

ましてや周りに誰もいないとなるとどうしてよいのかわからなくなります。

ですので、周囲に知らせ、助けを呼ぶことが重要です。

 

しかし、助けに行くというのはとても勇気がいることです。

 

実際に、駅等でひとが倒れていても助けにいけないということがほとんどだと思います。

誰かが手を差し伸べればその人は助かるのに、なぜ周囲のだれもが傍観を決め込んでしまうのでしょうか。

 

実は助けにいけない行動は傍観者効果と呼ばれる心理効果のせいなのです。

そこで今回は、傍観者効果を通して誰かが倒れたときに行動すべきポイントについて解説していきます。

 

 

傍観者効果とは


傍観者効果とは、他人の緊急事態に対して行動をしない心理効果の事を指します。

この傍観者効果が発生してしまう原因は次の通りです。

 

事態の緊急性がわからない

周りのひとが気にしていない

自分の責任ではないと考えてしまう

責任の対処法がわからない

行動の結果を懸念してしまう

 

 

事態の緊急性がわからない


例えば、駅で倒れているひとがいたとします。

「ちょっと疲れて座ってるのかもしれない」

「酔っぱらいだから放っておこう。」
などと考えて素通りしてしまう。

 

この心理状態が傍観者効果です。

見た目だけで、緊急性を判断するのはとても難しいといえます。

目に入った出来事が緊急の事態だと判断できない場合に、放っておいても大丈夫だろうと決めてしまいます。

 

周りのひとが気にしていない


駅でうずくまっている人に誰かが声をかけていた場合、何か緊急の事態があったと考えます。

しかし、誰も声をかけずに素通りしていると、たいしたことではないんだなと考えてしまうものです。

これを多元性無知といいます。

 

自分の責任ではないと考えてしまう


皆が通り過ぎる多元性無知とは逆に、周囲に大勢の人がいても、傍観者効果が起こります。
「これだけ人がいるのだからだれかが代わりにやってくれるかもしれない」
と、責任の拡散による傍観者効果が発動しやすくなります

 

事態の対処法がわからない


たとえば駅で倒れていた人が血を流していたとします。

この場合、119番通報や駅員さんを呼ぶなどすべきことが頭にしっかりと入っている人であれば即座に行動に移せます。

しかし、対処法が頭に入っていないひとはパニックに陥ってしまう可能性が高いのです。

対処法がわからないなら最初から声をかけないといった傍観者効果が起こります。

相手の反応が気になる


勇気を出して声をかけても、「放っておいて」のように、誰かを助けようとして行動した結果、ネガティブな評価を受けるかもしれないと考えてしまうのも原因のひとつです。

自分の行動の結果が悪いものになってしまうことを恐れて、行動を起こさないことも傍観者効果の大きな要因になります。

 

 

傍観者効果を防ぐ方法


このように、傍観者効果は、「緊急かどうか判断できない」「誰かが対応しているかもしれない」「助け方がわからない」などが原因で起こります。

 

そのため、助けを呼ぶ際は、緊急性具体的な対処法を伝えることで、周りの人たちを傍観者にしないようにしましょう。

また、自分が普段から緊急事態に対する対策を意識することで、傍観者になってしまうことを防ぐことができま。

 

倒れているひとを発見したら


人が倒れていたら、まず周りの安全を確認して、倒れている人に近づき全身を確認します。
傷病者の意識を確認して、意識が無ければ119番通報とAEDの要請をします。
呼吸を確認して、普段通りの呼吸が無ければ心臓マッサージをします。
AEDが到着したらAEDを持ってきてくれた人に心肺蘇生法を交代してもらいAEDを使います。

 

この心肺蘇生法のやり方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

助かる可能性を高める!心肺蘇生法のやり方徹底解説

医師や救急車が到着するまでの間に、どんな対応ができたかが、病気やケガの経過に左右します。

しかし、助けている人とAEDを使用している人以外はどうしたらよいのでしょう?

119番通報してあれば、できることはもうないと考えてしまう方も多いのではないでしょうか?

実はAEDや119番通報以外にも、助けるために行えることがあります。

 

 

119番通報以外にもできること


ここでは3人集まったとして説明をします。


・Aさん(第一発見者もしくは最初に救助にあたった人)


・Bさん(AEDの依頼を受けた人)


・Cさん(119番通報の依頼を受けた人)

 

Aさん・・・


心肺蘇生法、止血等の手当

傷病者の観察、声かけ

脈や呼吸、顔色などの チェック

必要機材などの要請、指示

 

Bさん・・・


AEDのセット、心肺蘇生法を交代する

傷病者の観察、声かけ

脈、呼吸、顔色などのチェック

 

Cさん・・・


119番通報をしてからの状況メモ

手当の補助
毛布やパーティションを使用して傷病者を見せないようにするなど
周りの人を落ち着かせる
二次事故の防止

救急隊の誘導

 

他にも


傷病者の保険証や診察券の準備

普段飲んでいる薬やお薬手帳の準備

荷物の準備
靴、上着などの準備
傷病者の個人情報の収集
家族への連絡

 

他に責任者、管理者がいる場合の連絡

 

ご家族が到着していないときはいずれかの人が救急車に同乗することになります。

ざっとあげるだけでもこれだけあります。

また、手当をしている側は心身ともに疲れますので、手当を交代することでより確実に傷病者を助けることにつながります。

 

119番通報をした後に行うことに関しては、こちらの記事も参考にしてください。

 

最後に


傍観者効果は緊急時で発動しやすく、誰もがその影響を受けてしまう可能性があります。

しかし、傍観者効果の対処法である、緊急性を伝えること、具体的な対処法を伝えることで、傍観者効果を最小限におさえることはできます。

倒れているひとがいてどのような処置をしてよいかわからない場合は#7119に連絡する方法もあります。

はじめて119番通報する人必見!119番通報と応急手当 徹底解説

出典https://www.nissay.co.jp/enjoy/cm/

救急車を呼んだことはありますか?

小さいお子さんがいるお母さんや年配の方がご家族にいる方は呼んだことがある方も多いのではないでしょうか?

しかし、救急車を呼ぶべきか呼ばないで大丈夫なのか迷ってしまうと思います。

そこで今回は、救急車を呼ぶか迷った場合に行うべきことを解説していきます。

救急車を呼ぶべきか迷ったら


急に子供が倒れた、子供が頭を打った、自分の体調が何らかの症状が出てつらいそんな時に、救急車を呼ぶべきかどうかを悩む心の余裕はありません。

「どういう症状なら救急車を呼ぶべきか」「救急車を呼ぶべきでない」という判断をその場ですることは非常に困難です。

そんな救急車を呼ぶか悩んだときに知っておくべきものをご紹介します。

#7119


救急車を呼ぶかどうか悩んだ時は、市町村の救急安心センター(相談窓口)に相談しましょう。

番号は#7119ですが、市町村によっては独自の番号を持っている場合もありますので最寄りの消防署のHPなどで確認してください。

近くの救急病院がどこにあるか救急車が来るまでの応急手当といった相談をすることもできます。

原則24時間365日体制で、看護師などの相談員が相談にのってくれますが市町村によりますので詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

救急車を呼ぶべきか迷ったらかけるべき番号#7119徹底解説

#8000


休日夜間に子どもの症状で救急車を呼ぶべきか悩んだ時は、小児救急専用の電話相談窓口こども医療電話相談が利用できます。

番号は#8000です。

こども医療でんわ相談では、相談員からこどもの症状についての適切な対処方法や病院の受診についてのアドバイスを受けることができます。

小児救急の電話相談は、地域によって利用可能な時間帯が異なります。

救急車を呼ぶべきかどうか悩んだ時に簡単に使えるアプリ


全国版救急受診アプリQ助

があります。

消防庁が作成したもので、症状を入力するだけで救急車を呼ぶべきかを判断することができます。

また、スマホを持っていない人でもWeb版を利用することも可能です。

しかし、こうしたツールを使用する余裕がないほど症状が強い時は、迷わず救急車を呼ぶべきです。

119番通報の方法は下記の記事で解説していますので参考にしてください。

 

119番通報の仕方と119番通報をしている電話の向こう側を徹底解説

迷わず救急車を呼ぶべき基準


中毒症(アルコール中毒、ガス中毒、食中毒等)

変形をともなった外傷

大火傷

大出血

意識障害(意識混濁)

普段通りに呼吸がない

心臓停止

以上の7項目がひとつでも当てはまればただちに119番通報してください。

心配蘇生法の手順


みなさんの中には消防の上級救命士や日本赤十字社の救急法を受講されたことがある人も多いと思います。

この順番は発見から反応・意識の確認、呼吸の確認からなる心配蘇生法の手順なのです。

心肺蘇生法の手順はこちらの記事で解説していますので参考にしてください。

助かる可能性を高める!心肺蘇生法のやり方徹底解説

周囲の状況の確認


まず、周囲の状況を確認しますが、ここでは傷病者が危険な場所にいないか、雨ざらしにされてないかなど、二次事故を防ぐためのものです。

ここで、ガスの臭いがしたり、アルコールが散乱していたり、アナフラキシーショックの原因である蜂が飛んでいる等近づく前に異変を感じたら119番通報です。

全身の観察


次に傷病者の全身を観察すると「大出血等なし」と言いますが、この等が大火傷であり、変形をともなった外傷(複雑骨折や開放性の骨折)なのです。

外傷の手当はこちらの記事で詳しくご紹介しています。

簡単!アニメで学ぶ応急手当(外傷など)

反応の確認


周囲の安全を確認して外傷などなければ、倒れている人に近づきます。

そして、肩口に座り、肩を叩きながら、「大丈夫ですか?」「聞こえますか?」など大きな声でよびかけ、反応があるか確認します。

「反応なし」なら当然、119要請をしますが、「うー」などと反応があった場合でも、意識がはっきりしていないので119番通報をします。

意識がはっきりしないときの判断


意識がはっきりしないとき、『酔っぱらいだから』とか『話ができているから大丈夫』という判断は危険です。

意識がはっきりしないときは話しかけながら以下の点に気をつけてください。

はなしができない

たほうの手足の動きが悪い

やが狭い

しきが遠くなる

ろよろする 歩けない

頭文字でおかしいよ覚えてください。

1つでも当てはまる場合は直ちに119判通報しましょう。

 

意識が朦朧としていたり混濁状態で気を付けなければいけないことは、相手の話をうのみにしすぎてはいけないということです。

「救急車は呼ばないでください」と言われることがほとんどですが、意識障害は大事になる確率が非常に高いため、迷わず119番通報をしましょう。

また、最初より落ち着いていても、65歳以上の高齢であったり、歩けないといった症状が見られるときは119番通報を迷わずにしましょう。

呼吸の確認


呼吸は見分け方は難しいですが横たわっていたり、苦しんでる状況で普通に呼吸していなければ119番通報です。

以下の動画にあるように、倒れている人がしゃっくりのようにゆっくり喘ぐ、不規則で異常な呼吸をしばらく続けることがあります。

これがいわゆる『死戦期呼吸』と呼ばれるものですが、普段通りの呼吸ではないためすぐに119番通報しましょう。

 

心臓停止


最後に心臓停止、これは心臓に耳を当ててもなかなかわかりませんが簡単に見分ける方法があります。

みなさんの人差し指の爪を思いっきりもう片方の爪で押してください。2、3秒で白からピンクに爪の色が戻りますよね。

これで色が戻らなければ、心臓が全身に血液を送り出せていないので、心臓が止まっているといえます。

また119番通報をし、もし反応がなければ心肺蘇生法を行いますが心臓マッサージのやり方はこちらの記事を参考にしてください。

「怖い」「難しそう」と感じる心肺蘇生法の練習がペットボトルでできる

119番通報したら


救急隊到着は全国平均で8.5分かかります。

119番通報をして救急隊が到着するまでの間の応急手当が救命にかかわってきます。

その後、救急隊へ引き継ぎますが、救急隊員に引き継いで終わりというわけにはいきません。

ご家族や友人また、関係者であれば救急車への同乗が求められます。

救急隊が到着してからどうすれば良いかは下記記事で詳しく解説しています。

119番通報をした後どうしたらよいのかを徹底解説

最後に


救急車は、本当に必要とする人のために利用するべき」ですが、自分が「本当に必要とする人」の場合はためらわずに救急車を呼びましょう。

また、Coaid119という119番通報と同時に周囲の救命知識のある人にSOSを発信できるアプリがあります。

下記の記事で紹介していますのでご覧ください。

救命アプリ『Coaido119』で一人で倒れた場合でももっとたくさんの人の命を救うことが出来る世の中に

救命アプリ『Coaido119』で一人で倒れた場合でももっとたくさんの人の命を救うことが出来る世の中に

大切な人がもし一人の時に倒れてしまったら

救急隊が到着するまでの間、周囲の人が応急手当てをして命をつなぐことが理想的ですが、そうした緊急時に、自分の血液型や緊急連絡先を、救急隊員や医療関係者にすぐ伝えられる人が、自分の近くにいるとは限りません。

現在の救命の現状


日本の心臓突然死は1日約200人。

もし、心臓が停止(心停止)した場合、一刻も早く心臓マッサージとAEDで電気ショックをしなければなりません。

何もしなければ、1分経過するごとに7~10%ずつ救命率が落ちていきます。

救急車が到着するまでには、全国平均で8.5分の時間がかかり、それまでの間に応急手当ができなければ、救命はほぼ絶望的といわれています。

 

「偶然を必然にする」必要性


年間7万5000件も発生し、誰にでも起きる可能性のある突然の心停止ですが、その救命率は著しく低く、年間7万5000件の心停止のうち、誰も見ていなかったケースが4万件以上あります。

救命できたのは偶然、医療関係者や家族がすぐに見つけて心臓マッサージをしていた場合だけです。

また、家族が発見したとしても、専門的な知識がなかったり、とっさのことで慌ててしまったりすれば何から手を付ければ良いのかもわからなくなってしまいます。

そのために、全国の消防本部における救命講習を受ける人は毎年約150万人いるといわれていますが、緊急時に近くにいる救命知識のある人に連絡する方法がないため、その力を十分に活かせていないのが現状です。

 

その中で大切な人が一人で倒れてしまうため、また、もっとたくさんの命を救うためには、「偶然を必然にする」必要があります。

アプリによって偶然を必然にし、人の命を救う。

ついにそんな時代が来てくれました。

 

救命アプリ『Coaido119』


それが、Coaido株式会社の開発同社代表取締役の玄正慎氏、取締役で消防隊・救急隊として10年活動したキャリアを持つ救急救命士の小澤貴裕氏が開発した次世代型119番通報アプリ「Coaido119」です。

 

「Coaido119」とは


119番通報と同時に周囲の救命知識のある人にSOSを発信できるというものです。

従来だと、周りに人が居てもその人たちには声が届く範囲でしかSOSを届けることができませんでした。

しかし、このアプリがあれば、119番通報を行いながら、位置情報、音声、チャットで救急現場の情報を同時にこのアプリをいれている人に伝達することができます。

これにより、AED管理者や救命知識を持った方が駆けつけてくれる可能性を高めさらに重要度により、119番なのか電話相談なのか、など選択することもできる、という素晴らしいアプリです。

 

Coaido119の使い方


 

①立ち上げ画面


起ち上げると、緊急度を選択する画面となり、「倒れて動かない」を選択すると、SOS発信画面になります。

 

また、緑の軽いけがを選択すると、最寄りの相談ダイヤルを表示してくれます。

 

②発信者から登録者に救助要請


アプリは位置情報を取得し、GPSの精度が良くない場所で現在地がズレている場合は、手動で修正でき、ビルであれば階数や部屋番号などの詳細を添えて、周囲にSOSを発信します。

この間、アプリはiPhoneのカメラで現場の映像を送り続け、SOS通知を受信した人たちは、現場の状況や場所を見て現場に向かうことができます。

③登録者がMapを見ながら現場に向かう


SOS事案に参加している人はお互いの現在地を地図上で共有し、チャットでのコミュニケーションが可能なため、近くにAEDがあるか、到着はどのくらいになるかなど連絡をとることができます。

マップ画面上でAEDは赤く表示される、左上の丸の中にカメラ画像を表示します。

救急車が到着したらSOSを終了する。個人情報保護の観点から、終了した事案のデータは閲覧できなくなります。また、終了後にはSOS事案に参加した人にアンケートが行われます。

 

最後に


Coaido119は以前紹介した「怖い」「難しそう」と感じる心肺蘇生法の練習がペットボトルでできる!? のFastAidでも普及を応援しており、本当に「救えるはずの命を救える社会」のためにも是非Coaido119を以下からダウンロードして、不測の事態に備えたいものです。

https://itunes.apple.com/jp/app/coaido119/id1192291275