紙芝居でAEDや心肺蘇生法が学べる「3匹の子ブタの大事件」

 

出典 http://www.j-sosei.jp/contest/cpr_winners.html

 

日本蘇生学会は、医系学生さんの柔軟なアイデイアによる心肺蘇生法の動画を一般市民に見ていただくことで、心肺蘇生により関心と理解をして頂きたいということを目的に、心肺蘇生法普及動画コンテストを開催しています。

どの作品もわかりやすく心肺蘇生法を紹介しておりとても参考になります。

今回はその中で、第1回  心肺蘇生法普及動画コンテスト BLS部門 理事長賞/会場特別賞 帝京大学ELS研究会 「3匹の子ブタの大事件」をご紹介します。

 

あるところに、ブーたろうとブー子とブーすけという3匹のこぶたの兄弟がいました。

3匹は毎日仲よく遊んでいます。

 

 

今日は3匹でお家づくりをしているようです。

ブー太郎はコンクリートのお家

ブー子はレンガのお家

ブーすけは段ボールのお家です。

みんなよくできていますね。

 

 

なんとそこに1匹のこわーいオオカミが森からやってきました。

オオカミは段ボールのお家を作ったブーすけのもとにやってきたので、ブーすけはお家の中へ逃げ込みました。

 

 

 

オオカミ「段ボールの家なんて俺様の一息で吹き飛ばしてやる」

そういうとオオカミは大きく息を吸いました。

すると、

 

 

オオカミ「ウっ」「胸が―」

 

 

オオカミさんは胸を押さえて倒れてしまいました。

この後、子ブタさんたちはどうするのでしょうか?

 

 

 

ブーすけ「あっ!オオカミが倒れている」

 

 

 

「周囲の安全確認」

「周囲の安全よし」

倒れている人に近づか前に周りが安全か、確認しましょう。

右左前後ろ上下、全方向確認しましょう

 

 

ブーすけ「オオカミさん大丈夫」「オオカミさん大丈夫」「オオカミさん大丈夫?」「意識無し!」

 

 

 

次に意識の確認です。

この人はただ眠っているだけかもしれません。

最初は優しく、それでも起きない場合は肩を叩いて、大きな声で確認しましょう。

 

 

 

反応がない場合は大きな声で助けを呼びましょう。

119番通報とAEDを頼みます。

しっかり具体的に依頼しましょう。

 

ブーすけ「呼吸の確認」「1,2,3,4,5,6、、、、普段通りの呼吸無し」

 

 

呼吸の確認をします。

胸とお腹を見て、息をしているか確認をします。

10秒以上かけないようにしましょう。

 

 

ブーすけ「胸骨圧迫始めます。」

 

 

 

胸骨圧迫を始めましょう。

手のひらと手のひらを重ねて、手を組みます。

足を肩幅に開きます。

 

 

手のひらの固いところ手掌基部(しゅしょうきぶ)で倒れている人の胸の真ん中、胸骨の下半分を強く押します。

 

 

胸を押す際、手が胸から離れてはいけません。

また、肘が曲がらないように注意しましょう。

 

 

人工呼吸

人工呼吸を行う意思がある場合は、人工呼吸を行います。

胸骨圧迫を30回やった後、2回行います。

 

 

まず、片手で額を抑え、反対側の指を顎の先端の硬い骨の部分に当てて、押し上げます。

 

 

気道確保をしたまま、口を大きく開き、倒れている人の口を覆います。

息を吹き込むとき、空気が鼻から漏れないように鼻をつまみます。

胸が上がるのが見えるまで、訳1秒かけて吹き込みます。

もし、胸が十分に上がっていなくても吹き込みは2回までとします。

 

 

圧迫の深さは約5センチ

テンポは1分間に100~120回で

強く早く絶え間なく圧迫しましょう

圧迫と圧迫の間は胸がもとの位置に戻るように注意しましょう。

 

大丈夫れかと交代するときは中央線壇時間をなるべく短くすることが大切です。

 

 

ブー子「AED持ってきたブー」

ブーすけ「AED使える?」

ブー子「使えないブー」

ブーすけ「胸骨圧迫できる?」

ブー子「できるブー」

 

 

ブーすけ「頭側にAEDを置いて僕の右側にきて」

「1,2,3で変わるよ」

「1,2,3」

ブー子「1,2,3」

 

 

AED交代

AEDが届いたらその人がAEDを使えるかを確認します。

AEDを使える場合はそのまま操作をしてもらい、AEDを使えない場合は胸骨圧迫法を変わってもらいます。

その際も中断時間をなるべく少なくします。

 

まず、電源を付けます。

メッセージに従って操作しましょう。

 

 

次にパッドを装着します。

 

 

イラストに描かれている通り、右鎖骨の下と胸の左下側に心臓を挟む位置にしっかりと貼ります。

 

パッドを貼る際、皮膚が濡れていないか、貼付薬が貼られていないかをチェックします。

ある場合はそれらを取り除きましょう。

 

ペースメーカーがパッドに貼る位置にある場合は位置をずらして貼ります。

 

 

服を脱がすときはお互いの息をあわせてすばやく脱がせましょう。

 

 

ケーブルを差し込むとAEDが心電図を解析し始めます。

誰も触っていないことを確認してください。

 

ショックが必要なようです。

再度身体に離れていることを確認しましょう。

誰も身体に触れていないことを確認して、ショックボタンを押します。

 

 

ショックをし終わったらすぐに胸骨圧迫を続行しましょう。

 

 

町にあるAEDには二種類あります。使い方に変わらないので落ち着いて使用しましょう。

 

 

AEDは二分ごとに解析してくれます。

パッドははがさないようにしましょう。

 

 

救急隊が到着するまでAEDと胸骨圧迫を続けましょう。

強く・早く・絶え間なくですよ

 

 

救急隊がオオカミさんを病院へ運び、オオカミさんは助かりました。

それから、オオカミさんは子ブタさんに悪さをしなくなりました。

オオカミさんの命は子ブタさんの勇気ある行動で救われました。

 

 

皆さんも子ブタさんのように勇気ある行動で命を救いましょう。

おしまい