大河ドラマ『風林火山』から学ぶ絶対に目標達成できる方法

 

新年に目標を掲げて、「今年から毎日ジムに通って鍛える!」

と決意したけど、いざ当日になると
「今日は疲れているからまた明日からにしよう。」

と、目標を先延ばしにしてしまい、結局やらずに終わった経験がある人は多いと思います。

物事を先延ばしにせず、目標を達成させるためにはどうすればいいのでしょうか?

実は目標達成の確率を格段に上げる方法があります。

それは、背水の陣を敷くことです。

そして、意図的に背水の陣を敷き目標を達成する方法は現代では、プリコミットメントと呼ばれています。

そこで今回は、プリコミットメントを使い主君に仕えた大河ドラマ『風林火山』の主役山本勘助から目標達成の方法を見ていきましょう。

 

大河ドラマ『風林火山』とは


ここから先はネタバレを含みます。

軍師としての仕官の口を求め諸国を流浪していた山本勘助(内野聖陽)は、甲斐国葛笠村で武田家家臣・赤部下野守に襲われた娘・ミツ(貫地谷しほり)を助けます。

ミツは勘助の子を宿しますが鹿狩りに出た甲斐国主・武田信虎(仲代達也)に理不尽にも殺されてしまいます。

怒りに燃える勘助は謝意を表しに来た武田家宿老・板垣信方(千葉真一)に襲い掛かりますが、板垣に勘助の剣は通用せず、勘助は勢いに任せ武田家への仕官を請い武田家の内部に紛れ込みます。

当時武田家では国主の信虎と敵対する武田晴信(のちの信玄 当時市川亀治郎 現 4代目市川猿之介)との内紛もあり、仇の信虎は甲斐の国を追放され、正式に武田家の家臣となった勘助は孫氏の兵法を学んでいた知識を発揮し幾多の戦でその才能を発揮することになります。

武田家の軍師となった勘助は武田家への復讐心はやがて主君・信玄のために、全てを投げ打ち、無償の愛を捧げる勘助の前に宿敵・上杉謙信(当時Gakt 現 GACKT)が立ちはだかり、宿命の川中島の合戦に挑み、戦場に散ることになる山本勘助を描いた2007年大河ドラマです。

 

プリコミットメントとは


プリコミットメントとは、将来強い欲求に襲われることを事前に見通して自らを拘束することを指し、誘惑がまだ遠くにある安全なうちに、選択肢を狭めておくことです。

割らないとお金の取り出すことのできないブタの貯金箱などがその典型です。

山本勘助のプリコミットメント


勘助は要所要所で自らを追い込んで目標達成のために動きます。

武田家仕官


勘助は武田に仕官するため、一計を案じて浪人仲間の青木大膳に板垣を襲わせ、勘助が助け恩を売るという策に出ます。

小細工をしてまで武田家に仕えたいという勘助に板垣は怒ります。

しかし、信玄(当時は晴信)が助けた命と言われれば、その場で勘助を切り捨てる訳にもいかず、信玄にこの話を伝えます。

板垣を怒らせて自分の思いを信玄に伝えさせる。ここまでが勘助の策だったのです。

ここでのプリコミットメントは、重臣板垣信方をあえて怒らせて、主君である武田信玄を登場させることでした。

川中島の戦い


勘助が考案した啄木鳥戦法で霧の中、別動隊1万2千を妻女山へ向かわせ、本隊8千を八幡原へ進めました。

しかし勘助の策は上杉謙信(当時は政虎)の軍師である宇佐美定満(緒形拳)に見破られ、上杉謙信は山を下り、同じく八幡原で待ち構えていました。

戦が始まり、別動隊が妻女山を下りてくるまで持ちこたえたい武田軍は、信玄の弟、信繁らが上杉本軍に立ち向かい、命を落としました。

策が見破られた勘助は別動隊の到着を待てば形勢は逆転すると自らが討って出るのでした。

ここでのプリコミットメントは文字通り背水の陣でした。

 

実際に使えるプリコミットメントの例


例えば、冒頭の例で明日からジムに毎日通い鍛えると決意します。

仕事帰りの途中のジムで鍛えてから帰宅する。

一見すると、仕事帰りにある場所なので通いやすそうですが、「疲れているから今日はいいや」と結局は先延ばしにしてしまいます。

では、現代の背水の陣であるプリコミットメントを使うと

友人と一緒に行く。
ジムの方に「明日も来るよ」と伝える。
トレーナーなどのジム用品をあらかじめ預けておく。

という方法があります。

直面した問題に打ち勝つ方法よりも、誘惑に直面する前段階の動作から対策を打つことで、誘惑にも負けずに、大事なことに注ぐエネルギーを維持することもできます。

このようにいかざるを得ない状況をわざと作り出す方法がプリコミットメントです。

お酒を飲んだ次の日は一時間走る などルールを決めている人は多いと思いますが、そのルールが守れないという方も多いと思います。

そういう場合は周囲を巻き込むとよいでしょう。

上記の

友人と一緒に行く。
ジムの方に「明日も来るよ」と伝える。
トレーナーなどのジム用品をあらかじめ預けておく。

以外にも

ルールを破ったら友達におごる
実行しなければ1000円払う

など周りの人を巻き込むことによってルールを守りやすくすることができます。

勘助も仕官の時は周りを巻き込み成功しましたが、川中島に戦いでは一人で動いてしまったことが敗因でした。

 

最後に


誘惑に対して先手を打つことで退路を断ち、目標に向けて行動することができます。

また、目標を達成するためには目標の仕方立て方が重要になってきます。

目標の立て方については大河ドラマ『西郷どん』から学ぶ目標の立て方も参考にしてください。