突然ですが
仕事ができる人とできない人の差
仕事がうまくいってるときとうまくいっていないときの差
この二つの差わかりますか?
この2つに共通する答えはKASHの法則にあります。
目次
KASHの法則とは
KASHの法則とはカッシュと読み、セールスマンに不可欠な要素であり、様々な研修などで取り上げられています。
このKASHは
Knowledge(知識)
Attitude(態度、姿勢)
Skill(技術)
Habit(習慣)
の頭文字で、知識を身に付ければ態度、姿勢が変わり、改まった態度で技術を身に付け習慣とすることが重要である
というセールスマンだけでなく、どの業界の業種、職種でも読み替えることが出来る社会人必須の法則です。
KASHの例
例えば、身体を鍛えようと思ったら
まずはどう運動をしたら良いか、何を食べたら良いか調べるはずです。(Knowledge 知識)
次になるべくエスカレーターを使わずに階段を使うとか、お酒は毎日飲まないなど態度が変わってくるはずです。 (Attitude 態度・姿勢)
実際にジムなどで身体を動かすことによって、身体の使い方が身に付き(Skill 技術)
そして、
これを毎日繰り返す。(Habit 習慣化)
このKASHのバランスがとれている人は必然と仕事もうまくいき、バランスがとれていないと仕事もうまくいきません。
KASHのバランンスが取れていない具体例
KASHのバランスがとれていないというのはどういうことでしょうか?
具体的な例を挙げて説明していきます。
Knowledge(知識)
家電量販店にテレビを買いに行き、オススメを聞いてもメリット・デメリットを聞いても答えることができずに「安いですよ」としか言わない店員さん
いますよね、
知識をひけらかされるのは嫌ですがお店やセールスマンに関わらず常に最新の知識を学びましょう。
Attitude(態度、姿勢)
約束の時間に来ない保険外交員、ボロボロのスーツで来るセールスマン、太っているスポーツインストラクター
これが態度・姿勢です。
話の内容も確かに大切ですが、見た目や約束などはその人の人柄が現れますし、信頼関係につながります。
説得力がないといくら良いものでも他の人から買おうという気持ちになってしまいます。
Skill(技術)
Skillがない人は職業関係なしに口だけで手が動かない人です。
ノウハウコレクターといわれる知識だけの人も含まれます。
ここで注意していただきたいことがあります。
「自分は技術を磨く練習をしている」と言っているのに仕事がうまくいっていない人がいます。
そういう人たちは、先輩に聞かずにやりやすい人とだけ練習をしたり、一人で練習をして、練習をした気になっている場合が多いのです。
セールスマンであれば売れている人に、スポーツ選手であればレギュラークラスの人や自分より成績が良い人に聞かないでやった気になっている人は、勇気を振り絞って自分より優秀な人をつかまえて練習してください。
Habit(習慣)
始めだけ頑張っても長続きしない人は当然結果はでません。
KASHのバランスがとれていないと、知識だけのノウハウコレクターや間違った知識で技術を磨いてもただの時間の浪費になってしまいます。
このように、知識や技術だけでなく態度を改めて習慣化することによってはじめてKASHのバランスが成り立つのです。
そして、この中で最も難しいのも習慣化です。
そこで、KASHの法則の一番のポイントである、習慣化のコツをご紹介します。
習慣化できない理由
新しいことを始めても習慣化されなくてはあまり意味がありません。
習慣化できるようになるためにはなぜ、習慣化できないかを知っておく必要があります。
習慣化できないものランキング
1位 早起き
2位 ダイエット
3位 片付け
4位 資格取得勉強
5位 嗜好品をやめる(禁酒・禁煙など)
習慣化できない理由
時間がない
めんどくさくなった、飽きた
誘惑に負けてしまった
つい忘れてしまう
効果がでないからあきらめた
楽しくない
といった理由がありますが、実は習慣化するにあたって3つの必要なことがあります。
習慣化するために必要な3つのこと
習慣化のコツの前に必要なことがあります。
この3つのことは習慣化のコツよりも大切なことかもしれません。
① モチベーションにたよらない
始めようとするときはやる気がすごくありますが、すぐ飽きてしまうということがあります。
新しく何かを始めるときは、一度盛り上がった気持ちを落ち着かせてなぜ、そのことをやりたいかを改めて考えてから始めましょう。
② 習慣化するためには他の習慣をやめる必要があると知る
早起きをするためには、早寝をする必要があります。
そのためには夜の日課である夜中にテレビを見るとか、寝る前にネットをするなどの習慣をやめる必要があります。
言い方を変えると、悪い習慣を捨てることで、良い習慣を手に入れることが出来ます。
③ 事前準備の段階であきらめない
例えばブログを始めるときに思いのほか、始める前に色々な作業がありますが、大半の人がそこでつまずき諦めるか、中途半端な準備のままスタートしてしまうので、うまくいかなくなり続かないのです。
①②③にあるように習慣化できてない人の大半は習慣化に向けてのスタートがきれていないのです。
なかなかやる気がおきずにスタートが切れない方はこちらの記事をご覧ください。
習慣化をするための4つのコツ
スタートがきれてしまえば、後はコツをつかむだけです。
コツをつかめば習慣化はそれほど難しくありません。
ここでは、4つのコツをご紹介します。
時間を決めない
いつまでに何キロやせるとか期間を決めるのは良いことですが、「何時になったらこれをする」のように最初から決めてしまうと、忙しくてたまたまその時間にできないで挫折してしまうことがあります。
ある程度できてから時間を設定するのは効果的ですが、はじめのうちは1日1回走ろうとか、今日中に30ページ読もうなど軽い段階から始めましょう。
強く意識する
習慣化できないときは「つい」「うっかり」といったことで忘れてしまいがちです。
早起きなどは目覚ましをかけていても「うっかり」夜更かしをして「つい」二度寝をしてしまいがちです。
習慣が当たり前になるまでは長期的な目標を考えて、強く意識をしましょう。
良い変化をみつける
ダイエットでも筋トレでもすぐには効果がでないものです。
効果が出ずに諦めるのではなく、ダイエットを始めてからよく眠れるや筋トレでストレス解消になったなど、その日その日の良い変化を見つけて自分をほめてみましょう。
やめた時のデメリットを考える
長続きすればするほどその習慣を続けるか、やめるべきかを考えるときが来ることがあります。
そのような時は、元の体型に戻ってしまう、同僚に宣言をしたのにカッコ悪いなど、始める前の状態、つまりデメリットを考えてみてください。
デメリットを考えることで、ブレーキがかかる場合があります。
また、習慣化する前に周りの人に宣言するのも1つの手でしょう。
最後に
仕事がうまくいっていないと感じたらKASHのバランスがとれているかをチェックしてみてください。
そして、習慣化がうまくいっていない場合はサボりたくてもサボれない環境に身を置くのも一つの方法です。
ダイエットしたいなら食事内容を報告する環境、勉強したいなら勉強しかできない自習室にいくのが効果的です。
逃げ道を断って習慣化させる方法はこちらの記事を参考にしてください。
不惑の応急手当広め隊
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