万が一の時の為にAEDや心肺蘇生法を勉強しようと思っていても、講習会に行く時間は無いし、面倒くさい。
教習所で何となくやったからいいや
という方は多いと思います。
でも、知っておかないと不安、そんな方でも簡単にAEDと心肺蘇生法が学べるブラウザゲームがあります。
その名も
大阪市が全国で初めて開発した、パソコンやスマートフォンで応急手当講習体験のアプリケーションです。
かわいいキャラクター「ボジョレー」の声と動きに合わせて応急手当の手順を進めていくので、大人から子どもまで楽しみながら学べます。
目次
人が倒れているところを発見するところからゲームが始まります
この倒れている場所は上級編では3パターンあり、多少その後の流れが変わってきます。
周りの安全を確認しながら倒れた人に近づきます。
この時、危険な場所であれば安全な場所まで倒れている人を運びます。
反応があるかを確認します。
反応がなければ救急車の要請を行います。
救急車要請に必要な番号を押します。
119番通報をすると火事か救急科を聞かれます。
どうしたか聞かれた場合は反応があるかどうかを併せて伝えましょう。
最後に名前と電話番号を聞かれますので、伝えてください。
この時、慌てずに答えるようにしましょう。
呼吸などを確認するため、うつぶせで倒れている場合は仰向けに体位を変換します。
呼吸の確認をします。
心肺蘇生法開始
普段通りの呼吸がなければ、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行います。
胸骨圧迫する位置は、胸骨の下半分と言われており、心臓の位置は胸骨圧迫の真下にあります。
成人への胸骨圧迫は、片方の手の付け根を胸(胸骨の下半分)に置き、もう片方の手を重ねて指を交互に組みます。
肘をまっすぐに伸ばし、手の付け根に体重をかけて胸の真ん中(胸骨下半分)を圧迫します。
一回圧迫したら、胸が完全に元の位置に戻るように圧迫を解除します。
そしてまた圧迫します。
小児(15歳未満)の場合は、両腕または片腕で圧迫をします。
乳児の場合は、二本指(中指と薬指)で圧迫します。
胸骨圧迫法を行うテンポは、1分間に100回~120回で行います。
AEDが到着
AEDを貼る際には、貼る位置が濡れていないか、シップなどがあればはがします。
パッドを貼る際の注意点はいくつかありますが、実際にAEDを使用する場合にはそんな余裕はありません。
そんな時に知識として覚えておくとよいものがAEDのかきくけこです。
かんそうしているか(皮膚が濡れていないか)
きんぞくがないか(ネックレスなどは外します)
くすりがあるか(ニトロテープ、シップなどの薬が貼っていないか)
けがこくないか(体毛が濃い場合は剃ります)
こぶがないか(ペースメーカーが埋め込まれている場合はこぶを避けます)
パッドを貼ったら、倒れている人から離れ、ショックボタンを押します。
救急隊が到着するまで、胸骨圧迫とAEDを続けましょう。
クイズの結果により採点されます。
このボジョレーに教わる救命ノート テストの中級編・上級編[100点]をとり、合格証明を印刷することで、大阪市の消防署などで『救命入門コース』・『普通救命講習』の短縮が可能になります。
講習会に行ったことがあり、AEDと心配蘇生法を学んだことがある人も楽しめる内容となっていますので、是非やってみてください。
応急手当は、高度な専門知識や技術がなくても、簡単な手順を知っておけばできます。
目の前の人が突然倒れた場合、救急車がくるまでの応急手当で命が助かる確率がグンと高くなります。
ぜひ、https://www.119aed.jpにアクセスして、いざというときに大切な命を守るための行動ができるようにしましょう。
不惑の応急手当広め隊
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