出典 https://youtu.be/TvQg0wXsdgI
日本は世界でも有数の災害大国です。
大規模な自然災害は、地域住民の生活だけでなく、企業活動にも大きな支障を与えてしまいます。
企業として災害に対する企業防災に努め、意識を高め、備えをしておくことで被害を軽減できます。
企業によってはハウス食品のように、企業防災のノウハウをお客様など外に発信することで地域住民への防災にもつながります。
ハウス食品以外でも、防災啓発や防災教育を発信している企業は多数存在します。
そこで今回は、企業が行っている防災啓発・防災教育普及事業を通して防災力を高める方法の中からYahoo!JAPANの取り組みをご紹介します。
目次
Yahoo!JAPANの取り組み
大手インターネットサービスのYahoo!JAPANは自治体、民間団体、外部企業と連携しながら、インターネットの力で防災に取り組んでいます。
その中でもYahoo!が特に力を入れているのが、防災協定と防災ダイバーシティです。
防災協定とは
災害協定とは、地方自治体間、または自治体と民間事業者、関係機関との間で締結される、災害発生時における応急復旧活動に関する協定です。
Yahoo! JAPANの災害協定は大手インターネットサービスの会社の特色を生かして、人からの物資ではなく、災害時に自治体から発信する緊急情報へ住民がいつでもどこでもアクセスできるよう、情報支援を受けることを可能にしています。
Yahoo! JAPANの災害協定の特徴
規模の大きな自然災害が発生する度に、災害への意識は高まりつつあります。
中でも、災害時の情報伝達はどの地域でも課題となってます。
従来の防災無線や防災情報メールでの情報配信には限界があり、多くの住民への情報配信が課題になっている自治体は多く存在しています。
一方、Yahoo!Japanの防災協定で使用する Yahoo!防災速報は、自治体のインフラに依存しないことが強みです。
Yahoo! JAPANの災害協定にはYahoo!防災速報以外にも特徴があります。
まさかのサーバー障害に備えるキャッシュサイトの用意
自治体のキャッシュサイトつまり、別の複製サイトをYahoo!Japanのサーバー上で表示することで、自治体のサーバーへのアクセスを分散することができ、自治体のサーバーにアクセスが集中することを回避できます。
その結果、災害時の自治体からの継続的発信を可能にします。
出典 https://saigai.yahoo.co.jp/agreement/
多くの住民に届けるアプリで緊急情報を発信
自治体から緊急情報を、Yahoo!防災速報を通じて、地点登録をした利用者および位置情報を使い現在そのエリアにいる利用者にアプリを通して直接配信することができます。
出典 https://emg.yahoo.co.jp/
避難場所などを地図に掲載し、必要な情報を発信する
避難場所など、自治体から提供されたデータを地図上に反映し、Yahoo!防災速報と連携し、災害種別に合わせて避難場所を提示してくれます。
大規模な災害では被災地情報MAPを作成し、避難所、通行止め情報などの必要な情報が掲載されるようになります。
このYahoo!Japanの防災協定は多くの自治体が協定を結んでいます。
お住いの自治体が協定を結んでいるかはこちらのサイトから確認することが出来ます。
https://saigai.yahoo.co.jp/agreement/
防災ダイバーシティ
Yahoo!Japanの防災のもう一つの取り組みが防災ダイバーシティです。
防災意識や啓発活動を目的とした活動で、Yahoo!防災ダイバーシティ特設サイトとしてオープンしています。
このサイトではまず当てはまる項目を各3つずつ選択していきます。
まず、学生、会社員、経営者、乳幼児がいる、小学生がいるなど自分の身の回りのことを選択します。
次に、一軒家に住んでいる、マンションに住んでいる、ペットを飼っている、海沿い川沿い山沿いに住んでいるなど住まいに関することを選択します。
3番目に、目が悪い、髪の毛が長い、車いすを使用する、冷え性など自分の体のことを選択します。
最後に、スマホをよく使う、旅行好き、よく公園へ行くなど趣味や活動のことを選択します。
これらを選択していくと最後に、その人に必要なアドバイスをしてくれます。
出典 https://bosaidiversity.yahoo.co.jp/
出典 https://bosaidiversity.yahoo.co.jp/
出典 https://bosaidiversity.yahoo.co.jp/
出典 https://bosaidiversity.yahoo.co.jp/
生活スタイルが一人一人違うのと同じように、防災も一人一人違います。
このように、チェックテストを通じてそれぞれの方が準備すべきもの、なかなか気づけなかったものを提示してくれます。
Yahoo!Japanは一人ひとり、自分だからこそ必要な備えを考えることが何よりの防災だと伝えています。
出典 https://youtu.be/dmCzHYo7lnU
最後に
企業防災をオープンにして、地域の防災に役立てている企業はまだまだあります。
その中でもYahoo!JAPANは、インターネットの力で防災の啓発に取り組んでおり、Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクトでは、自分の特性やライフスタイルから一人ひとりに合った防災情報やグッズを探せる特設サイトを開設したほか、自分ならではの防災ブックを作成できる体験イベントを行っていますのでYahoo!防災ダイバーシティプロジェクトのHPもぜひご覧ください。
https://bosaidiversity.yahoo.co.jp/
不惑の応急手当広め隊
最新記事 by 不惑の応急手当広め隊 (全て見る)
- コンビニ別AED設置数ランキング - 2021年1月24日
- 心肺蘇生法とAEDを学校授業で行うために必要なこと - 2021年1月17日
- 本物そっくり!?AEDガチャを使ってAEDの使い方徹底解説 - 2021年1月7日