出典 https://douganow.jp/archives/20181113102343.html
足の臭いが気になって座敷のお店に入れない
友人宅に行くときいつも足が臭っていないか気になる
帰宅後、家族に「足を洗う前にリビングに来るな」と怒られる
このような経験ありませんか?
特に夏や冬の蒸れやすい時期になると足は強烈な臭いを放ちますよね。
臭い対策としていろいろ試している方も多いと思いますが、足の洗い方自体が間違っている場合があります。
そこで今回は、足が匂わないような洗い方と予防方法をご紹介します。
目次
足が臭う原因
臭いの主な原因は汗と皮脂です。
足は汗腺が多く、大量の汗が分泌される部位です。
汗自体は無臭だといわれていますが、そこに繁殖した細菌が垢(あか)・ホコリ・皮脂などを分解することで、足臭のもとであるイソ吉草(きっそう)酸が発生します。
角質が原因となる場合
足の裏には全身の体重を支えるという役割があるため、角質層が身体の中でもっとも厚くなっています。
肌のいちばん外側にある不要な角質はやがてアカとなって剥がれ落ちますが、角質層が分厚い足の裏は、アカの量もそれだけ多くなりやすくなります。
剥がれ落ちたアカは、汗と同じように常在菌によって分解され、臭いへとつながることがあります。
靴が原因になる場合
ニオイの原因菌は、高温多湿の環境でより繁殖します。
そのため、湿気の多い夏場や通気性の悪い靴を長時間履くことで、ニオイが強くなってしまう場合があります。
革靴や足が全部おおわれたタイプの靴(パンプスやスニーカーなど)は注意してください。
同じ靴ばかり履くことや朝から夜まで同じ靴を履きっぱなしの人も気をつけましょう。
また、サイズが小さい場合、大きすぎる場合も、足にとってストレスになり、発汗を促します。
その結果、足が臭くなります。
靴下が原因となる場合
同じ靴を履きっぱなしでいるのと同様に寝るまで同じ靴下を履いたままでも、臭いの原因になります。
靴下で足が密閉状態になることで、雑菌の繁殖しやすい環境をつくってしまっています。
ストレスが原因となる場合
臭いとストレスには密接な関係があります。
ストレスを感じると、自律神経が乱れて、足の裏に大量の汗をかき、雑菌が繁殖します。
また、足の角質などをエサとする常在菌が増えて、ニオイの原因になります。
ほかにも、ストレスにより活性酸素が増加することで、雑菌が繁殖しやすくなります。
足の臭いを防止する方法
足の臭い防止として代表的なものが、最近のエサを取り除くことと最近を取り除くことです。
しかし、足の臭いは普通に洗ってもなかなか取れるものではありません。
細菌のエサを除く
たまった角質は細菌のエサとなるので、お風呂できれいに洗いましょう。
洗い方は下記を参考にしてください。
① 湯船に浸かるか、洗面器にお湯を張り、足をゆっくりつけて十分に水分を吸わせましょう。
最低でも、3分以上はつけると良いでしょう。
② 皮膚が柔らかくなった所で石鹸を泡立て、手で優しく洗っていきます。
ボディーソープは保湿成分が含まれている場合が多いので、固形石鹸を使うことをオススメします。
③ 汚れの溜まりやすい指の間、爪の間を念入りに洗いましょう。
爪の間はブラシがあると、しっかり汚れを落とせます。
④ 泡を洗い流し、タオルで水分を取ります。
かかとや指の付け根などを軽石ややすりで優しく擦ります。
水分を拭き取ってから行うことで、必要な角質を取りすぎません。
⑤ もう一度洗い流し、清潔なタオルで、水分をしっかり拭き取ります。
しっかり足が乾くまで何も履かない様にしてください。
消臭スプレーで足の臭いを消す
臭い対策として消臭スプレーを使うという手段がありますが、効き目があるものは高価なものになってきます。
そこでオススメがミョウバン水です。
簡単に安価で作ることが出来る、消臭スプレーで、殺菌作用、制汗作用、収斂作用、アンモニア臭を中和する働きがあります。
ミョウバン水の作り方
出典https://matome.naver.jp/m/odai/2138236022404673701
必要な物
焼ミョウバン 50グラム(スーパーで100円程度で売られています)
水道水 1.5リットル
ミョウバン水の作り方
ペットボトルにミョウバンと水道水を入れ、振り混ぜます。
ミョウバンは冷蔵庫で保管して下さい。
透明になったら「ミョウバン原液」の出来上がりです。
ミョウバン水の使い方
ミョウバン原液を10倍に薄め、スプレーボトルに入れて使います。
洗い終わった足にスプレーしたり、洗った靴下に直接ふきかけて、乾かすと臭いがなくなります。
ワキなど他の臭いの気になる体の部分にも効果があります。
細菌を取り除く方法
足の臭いを防ぐために、細菌のエサを取り除くとともに必要なことが、細菌自体を取り除くことです。
靴を定期的に洗う、日干しをする、消臭効果のある10円玉(銅)を靴底に入れる、靴用の消臭スプレーを使うなど、菌を取り除く方法が効果的です。
また、細菌は湿った環境を好むので、靴を乾燥させることが大切です。
出社したらテーブルやデスクの下で靴を脱いでサンダルなどに履き替えたり、1日履いたら2日間休ませて同じ靴を続けて履かないようにするなど工夫してみましょう。
足の臭いを予防するツボ
足の臭いの原因の一つが汗です。
ツボを押すことによって、代謝をよくしたり、自律神経を整えることによって不必要な汗を防ぐことができます。
湧泉(ゆうせん)
https://kenkolink.com/tsubo.php/90/
足の裏、土踏まずのやや上の中央、足の指を曲げてへこんだ所にあります。
万能のツボとされ、体力や気力を高めて体全体を元気にしてくれます。
行間(こうかん)
https://kenkolink.com/tsubo.php/81/
こちらは足の親指と人差し指の間部分を指します。
自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
下腹部や陰部にも効果があるとされており、陰部の臭いなども抑えてくれます。
太衝(たいしょう)
https://kenkolink.com/tsubo.php/80/
足の親指と人差し指の骨の合わせ目、少し手前の 位置で、脈が触れるところにあります。
体の代謝や働きが弱っているときに総合的に効くツボでです。
冷え性や疲れなどにも効き、体臭が強くなっているときにも有効です。
陰郄(いんげき)
https://senior-lifehack.com/health/takanshou-genin-taisaku/
手のひらを上にして、小指側の手首の付け根からひじの方に1.5センチほどのところにあるツボで
体の余分な熱を取る効果があります。
余計な熱を抑えて発汗を抑えることが期待できます。
最後に
臭いはスメルハラスメントとも呼ばれ、社会問題になっています。
普段の心がけ一つで足の臭いは予防することができます。
また、足以外の体臭予防としてはこちらの記事をご覧ください。
不惑の応急手当広め隊
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