出典 https://alicefight.blog.ss-blog.jp/2015-08-29-2
以前よりも遠くのものが見にくくなった
以前よりも近くのものが見にくくなった
こんな時私たちは視力が低下してきたと考えると思います。
日本人は他の国・他の民族と比べても近視人口が多いと言われています。
しかし、原因がわかれば、視力低下の対策もとれます。
そこで今回は、視力低下の原因と今日からできる改善法など、視力を良くしたいと思う人のための情報をご紹介します。
視力低下の原因
実は、近視になる原因は、現在の医学でも、はっきりとはわかっていません。
親からの遺伝など、生まれつきの要素が大きいとする「遺伝説」と、目の使い方や照明の明るさ・栄養バランスなど、生活要素に重点を置く「環境説」とが知られており、この二つの説をあわせた複合的な原因によって近視が進むと考えられています。
ここでは、目の使い方や照明の明るさ・栄養バランスなど、生活要素に重点を置く「環境説」の原因をご紹介していきます。
近くを見すぎている
人が近くのモノを見ている時、目の筋肉は緊張し、疲れてしまいます。
その後、遠くを見れば目の緊張は次第に緩みます。
現代では、幼少期から、勉強や試験で目を使う機会が多くなり、そこへ、テレビゲームやパソコン、猫背姿勢での読書などが加わると、目の負担がいっそう高まり、近視化が進むと考えられています。
光の影響
テレビやパソコンなどの液晶は光を放っており、その光がブルーライトです。
ブルーライトは私たち人間が見ることのできる光の中で、もっとも強い光です。
パソコンに向かって一日中作業していた日に目がチカチカするのはこのためです。
疲れ目に関してはこちらの記事をご覧ください。
ストレス
ストレスも視力を低下させる原因になります。
ストレスを感じる状態が続くと、目の筋肉も緊張してしまいます。
仕事や家庭でのイライラや心配事が目を動かす筋肉をこわばらせ、視力低下につながっていきます。
ストレスに関してはこちらの記事をご覧ください。
栄養バランスが乱れている
目にはビタミンB1が栄養素として必要といわれています。
しかし、甘いものをとりすぎているとビタミンB1が目にたまりにくくなります。
そのため、食事の偏りも、急な視力低下を引き起こす可能性があります。
食事の偏りは視力低下以外にも様々根異教を及ぼします。
近視の予防と視力回復の方法
近視を予防する方法としてよく言われるのは、あまり目を酷使せず規則正しい生活を心がける、ということです。
上記の原因からもわかるように、「長時間のパソコン作業をしない」「暗い場所で本を読まない」「バランスのよい食事を摂る」などです。
目は眼精疲労によって軽度の近視を起こす場合があり、生活が改善されて疲労が取れると、このような近視は通常の視力に回復する可能性があります。
つまり、目の疲れ・緊張を解消してあげることができれば、視力低下の防止または視力改善の効果が期待できます。
疲れ目の対処方法
目を休ませることが一番ですので、蒸しタオル等を眼に乗せしばらく目をやすませましょう。
他にも、おススメの方法がパーミングという方法です。
この方法は短時間でできる目の血流の改善方法です。
「眼輪筋」という目の開閉に使う筋肉をギュッギュと刺激することで、眼球内の血行が良くなります。
(1)1,2,3,4,5とカウントしながらギュッと顔全体に力を入れるようにまばたきする。
(2)5の時にギューッと目を力を入れながら5秒間ほど閉じる。
(3)これを3セット連続して行う。
疲れ目に効くツボ
目のツボとしては、眉頭の内側で目の上の骨縁の少しへこんだところにある攅竹(さんちく)、目頭の左右のくぼみ、鼻の付け根の横側にある晴明(せいめい)、こめかみの下の少しくぼんだ部分にある太陽(たいよう)を静かに押さえてみましょう。
出典 https://takeda-kenko.jp/cminfo/alinamin_exalpha
攅竹(さんちく)
出典 http://www.me-kaiteki.com/recovery-method/visual-training/acupressure/position.html#sonota
まゆ毛の鼻側のはしにあります。このあたりを親指でさぐると、大きくへこんだ部分が攅竹です。
攅竹は、近視などの屈折異常はもちろんのこと、老眼にもよく効くツボです。
攅竹のツボにたいしては、真上から素直に、つまり垂直に押すのが基本ですが、それでやりづらい場合、上45度方向に押しあげる感じでもかまいません。3~5秒程度、力をかけつづけるか、リズムをつけて3~5回押しましょう。
晴明(せいめい)
出典 http://www.me-kaiteki.com/recovery-method/visual-training/acupressure/position.html#sonota
晴明のツボは、目頭(めがしら)のやや上にあります。
疲れ目の解消だけではなく、近視などの「屈折異常」、緑内障、白内障などの「眼病」にも効果的です。
片手の親指と人差し指で押すとよいでしょう。
太陽(たいよう)
出典 http://www.me-kaiteki.com/recovery-method/visual-training/acupressure/position.html#sonota
こめかみのツボです。
まゆ尻と目尻の中央から、やや後ろにあります。正確には”こめかみ”から、やや目尻寄りにあります。
こめかみのツボ太陽は、両手の人差し指で指圧します。
目のツボは目の近くを刺激しますから、誤って指が目に入ることのないよう、注意深く行ってください。
最後に
視力の低下防止や改善には個人差があります。
他の人に効果があった方法が必ずしも別の方にも効果的とは限りません。
大切なのは、「自分に合った方法」を「継続する」ことです。
視力回復トレーニングに関いてはこちらでご紹介していますので併せてご覧ください。
不惑の応急手当広め隊
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