出典 http://wwws.warnerbros.co.jp/gintama-film/
何となく頭が痛い、やる気がでない、イライラする、眠気がとれない
原因が思い当たらないのに様々な症状が現れるのは自律神経の乱れが原因である可能性が高いといえます。
そして、自律神経が乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われるため非常に厄介な症状といえます。
自律神経は背骨のすぐ前(お腹側)にあります。
首の前側から骨盤の内側まで続いています。
そのため、背骨や骨盤が歪めば、それが刺激となって自律神経系にも乱れが生じる可能性があるということです。
そこで今回は、背骨のゆがみから起こる自律神経の乱れのセルフチェックの方法と対処法をご紹介します。
目次
自律神経を整えるとは
自律神経には
ストレスを感じた時に優位になる交感神経
リラックス時に優位になる副交感神経
の2つがあります。
普段はこの2つの神経が生活しやすいようにバランスよく働いています。
しかし、ストレスや不規則な生活、ホルモンバランスの乱れなどが原因で神経のバランスが崩れます。
つまり、
自律神経が乱れることで引き起こされる症状
自律神経が乱れることによって、引き起こされる症状を総称して、自律神経失調症と呼ばれます。
自律神経失調症の症状
一言で自律神経失調症といっても症状は>人によって異なり、個人差があるのが特徴です。
代表的な症状としては、次のようなものが挙げられます。
疲労感
体が疲れやすい、朝起きることができない
頭痛
頭がずきずきする、頭が重い、頭がふらつく
体温の異常
慢性的な微熱、低体温など
睡眠異常
不眠、日中の眠気
耳・喉・口の症状
耳鳴り、耳が詰まった感じがする、喉の異物感、口が渇く、口内が痛いなど
胸部の異常
動悸、息切れ、胸の痛み、胸やけ、圧迫感、うまく息を吸い込めないなど
吐き気・胃腸の異常
吐き気、腹部膨満、便秘、下痢、腹にガスが溜まる
排尿の症状
頻尿、残尿感、排尿しにくい感じがある
手足の異常
手足のしびれ、脱力感、手足の冷え、ほてり
筋肉の凝り・関節の痛み
首や肩の凝り、関節の痛みなど
皮膚の異常
皮膚や粘膜のかゆみ
などの症状が主に挙げることができます。
自律神経の乱れのセルフチェック(背骨について)
当てはまる項目を選んでください。
1 交通事故、転落事故等でむち打ちの経験がある、整体で背骨を無理やり鳴らしてもらうことが多くある
2 事故の経験はないが、整体や自力で背骨を鳴らす癖がある
3背骨の痛み・疲労感、めまいなどもなく、背中を鳴らす習慣もない
4 過去に事故の経験や整体で、無理に背中を鳴らしたことからめまいや痛みが増えた気がする
5 事故の経験や整体で背中を鳴らした経験はないが、明らかに運動不足で身体を支えきれない、また少し動くと疲労やめまいを感じる
セルフチェックの診断
1を選んだ方は交感神経優位の状態です。
2を選んだ方は交感神経が活動しやすい状態です。
3を選んだ方は自律神経が正常に働いている状態です。
4を選んだ方は副交感神経が活動しやすい状態です。
5を選んだ方は副交感神経が優位にある状態です。
交感神経が乱れると
1 2を選んだ方は交感神経優位に傾いているといえます。
交感神経の乱れによる症状は
パニック障害
嘔吐
動悸
息切れ
頭痛
発熱
吐き気
緊張
寒気
胸焼け
咳
胃痛
イライラ
等が表れます。
副交感神経が乱れると
4 5を選んだ方は副交感神経優位に傾いているといえます。
副交感神経の乱れによる症状は
うつ病
眠気
味覚障害
便秘
不安症
尿漏れ
脱力感
抜け毛
体調不良
急な体重減少
息苦しさ
失神
めまい
等の症状が表れます。
背骨について対処法
自分が今、交感神経優位の状態にあるのか、副交感神経優位の状態にあるのかを知ることで、自律神経のバランスをとり、コントロールできるようになります。
1 交通事故、転落事故等でむち打ちの経験がある、整体で背骨を無理やり鳴らしてもらうことが多くある
背骨に多くの脊椎捻挫を作り上げている状態です。
背骨をひねって音を鳴らす癖をやめましょう。
背骨のゆがみが自律神経の乱れとなります。
腕立ての姿勢を維持することによって、背骨を支える筋肉をつけていきましょう。
2 事故の経験はないが、整体や自力で背骨を鳴らす癖がある
背骨に多くの脊椎捻挫を作り上げている状態です。
背骨をひねって音を鳴らす癖をやめましょう。
背骨のゆがみが自律神経の乱れとなります。
腕立ての姿勢を維持することによって、背骨を支える筋肉をつけていきましょう。
4 過去に事故の経験や整体で、無理に背中を鳴らしたことからめまいや痛みが増えた気がする
背骨に多くの脊椎捻挫を作り上げている状態です。
背骨をひねって音を鳴らす癖をやめましょう。
背骨のゆがみが自律神経の乱れとなります。
腕立ての姿勢を維持することによって、背骨を支える筋肉をつけていきましょう。
また、めまいがある場合は、片脚片眼立ちをすることがめまいの改善につながります。
5 事故の経験や整体で背中を鳴らした経験はないが、明らかに運動不足で身体を支えきれない、また少し動くと疲労やめまいを感じる
筋力が不足しており、背骨を支えきれない状態です。
ラジオ体操をゆっくり目なテンポで始めるなどゆっくりと身体を動かす習慣をつけていきましょう。
最後に
首の骨の下の方から肩甲骨の間くらいの部分にずれができると、心臓や肺につながる自律神経の活動のバランスが乱れ、動悸や息切れ、咳、ひどいと喘息のような症状などが出てくると考えられています。
姿勢を正しく保つことがじゅうようですが、背骨を支えるためにはある程度の筋肉も必要となります。
無理なく運動を始めるには水中ウォーキングもおススメです。
水中ウォーキングはこちらの記事をご覧ください。
不惑の応急手当広め隊
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