出典 https://www.fujitv.co.jp/sazaesan/
こういったものは、特になくしやすいですよね。
しかし、モノは勝手にどこかにいくわけではありません。
原因と対策をしっかりと考えれば失くし癖もなおります。
目次
大切なこと
原因と対策の前に大切なことがあります。
自分の失くし癖をどう考えるかです。
本気で失くし癖を治そうという人も多いですが、開き直っていたり、「またなくしちゃった」などとあっけらかんとしている人が実は、一定数以上います。
財布やスマホなどの貴重品、仕事関係の書類などの「それがないと立ち行かなくなるもの」をなくしてしまうと、
自分だけではなく、周囲も巻き込んだトラブルに発展してしまう。
また、こういった失態が度重なると、周囲からも「同じ失敗を繰り返す迷惑な人」という評価をされ、仕事や対人関係でも誤解を受けてしまいます。
なくした当人には悪気はないですが、病気などを疑われることがあります。
まず大切なことは自分には失くし癖があり、治したいという気持ちを持つことです。
なくしものをする時のメカニズム
「そもそも覚えていない」
毎日のようにしている行動ほど、注意深く観察せず、無意識のうちに動いてしまいます。
つまり、モノを置くという行為は毎日のようにする行為なので、無意識に行動し、無意識に物を置いています。
特に作業中何かによって作業を中断させられた時や作業中違うことを考えていた時モノを置いたことを忘れてしまいがちです。
だから、後から物をなくしたことに気付いてもどこに置き忘れたのかを思い出すことが出来ないのです。
意識が「冷静な状態」ではない
過度なストレス状態であったり、慌てていたり、急いでいたり、焦っていたり、他のことで頭がいっぱいになっていたり、自分の意識が「冷静ではない状態」だと、当然、物をなくしやすくなります。
「過度なストレス状態」
「冷静さを欠いている」と思った時は、普段以上に、意識的に行動し、後確認を怠らないように気を付けましょう。
モノのなくし方
盗まれることを除くとモノの失くし方は大きく分けると5つに分けることができます。
① 持ち忘れ(入れ忘れ)
カバンやポケットに入れ忘れ持っていっていなかったパターンです。
意外と多いカバンに入れたままでカバンを変えたことで持っていき忘れたというのもこのパターンです。
対策
実は、このおまじないはテレビでやっていたものを自分なりにアレンジしたものです。
例えば、テレビで先生は「ケ・サ・キ・メ・テ(携帯、財布、キー、眼鏡、手帳)」と唱えていましたが、
僕は「ケ・サ・キ・ジ・メ・ジ・メ(携帯、財布、キー、充電器、名刺入れ、自転車の鍵、眼鏡入れ)」と唱えています。
これは忘れたくないものの頭文字を語呂合わせにしたものですので、人によっておまじないは変わってきます。
他にも「ス・ト・サ・カ(スマホ、時計、財布、鍵)」等自分なりに工夫をして出発前等に唱えることで入れ忘れ、持ち忘れを防ぎます。
② 置き忘れ
対策
お店を出る前、乗り物から降りる前などで例のおまじないを唱えましょう。
また、忘れ物をしやすい人は案外周りの人を見ていません。
周りの人を見て「傘を持っている」「そういえば、上着を着てきた」と思い出して置き忘れを防ぐことができます。
③ 紛れ込み
置いておいた資料が見当たらなくなったり、ボールペンがどっかにいったり、小物が見当たらないといったパターンです。
対策
おそらくモノをよくなくす人に共通しているのがこの2つができていないということです。自分もそうだったのですが、この2つができないとモノはなくなります。
逆にこの2つができればなくしモノはかなり減るといえるでしょう。
④ モノを落とす
カバンが閉まっていないポケットが破れていて落ちるというパターンもあります。
対策
このパターンの対策はモノを入れるときは意識して入れること、底が浅いものには入れないということです。
ズボンのポケットにモノを入れるときはしっかりと奥まで入れましょう。
⑤ 間違えて捨てる
整理整頓をしているときに一緒に捨ててしまったり、必要書類を破棄の書類とシュレッダーにかけてしまうパターンです。
対策
その場で破棄か必要かを分けると判断ミスが生じます。
破棄する前、シュレッダーをかける前に不要という紙を張って事前に仕分けておいてから捨てるなど、捨てる際には判断しないですむような仕組みを作りましょう。
最後に
なくしモノをしすぎて信頼までなくす前に、自分がなくしモノををするのはどのタイプかを分析して対策を習慣化していきましょう。
なくしもの含め、ミス全体を減らす方法は下記記事で取り扱っていますので参考にしてください。
不惑の応急手当広め隊
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