出典 https://douganow.jp/archives/20190531132275.html
非常時持ち出し袋は用意されていますか?
地震や災害はいつ起こるかわからないものです、いざというときの備えの一つとして非常用持ち出し袋があります。
しかし、外出先で災害に会うというケースも大いに考えられます。
そのために、普段持ち歩くカバンにも防災グッズを入れておけば安心です。
そこで今回は、非常時持ち出し袋に入れておきたいものと普段から持ち出し袋歩きたい防災グッズをご紹介します。
非常時持ち出し袋の中身チェックリスト
避難時には素早い行動が重要です。
「なにを持ち出そう?」「あれはどこだ?」と慌てないために、事前に非常持出袋を準備して、玄関脇などすぐ持ち出せる場所に保管しておきましょう。
手を空けるため入れ物にはリュックを選択し、中身も詰め込みすぎず、背負って走れる5キロ程度の重さが理想になりますので中身をご紹介していきます。
雨具と着替え
雨に濡れると体温が下がり冬季は危険な状態となるため、レインウェア、タオル、着替えなどを準備しておくようにしましょう。
また、アルミブランケットなども有効です。
応急手当用品
衛生管理用品
携帯トイレ
小型ラジオ
メモ
乾電池式充電池
ヘッドライト
軍手
マスク
ゼリー飲料
水分と食べ物を兼用できて、摂取もしやすいゼリー飲料がおすすめです。
食べ物
通勤通学時に持っておきたい防災グッズ
基本は非常時持ち出し袋と変わりません。
しかし、普段の荷物にプラスするため、できるだけ普段から使える物を中心にして、防災専用のグッズは最小限にすることがポイントです。
食べ物
モバイルバッテリー
タオル
応急手当グッズ
眼鏡
薬
水筒
お菓子
ライト
携帯トイレ
ホイッスル
閉じ込められたとき、叫び続けると体力を消耗します。
水にぬれてもふける、玉のないタイプがおすすめです。
地図
自宅周辺のハザードマップ(災害想定地図)というものがあります。
津波・洪水・土砂災害といった災害は、避難することが命を守る唯一の方法です。
地元の役場やWebサイトでハザードマップを入手し、自宅の周囲で生じやすい自然災害を把握しておきましょう。
ウエットティッシュ
お子さんがいる方ママバックに入れたい防災グッズ
ただでさえ荷物が多いママバッグですが、現在日本は地震や火山が活動時期にはいっており、いつどこで被災してもおかしくない状況です。
そのため、一人では自分を守れない子どもたちのために、お母さんたちが自分の身だけでなく、子どものためにも本気で備えなければならない時期といえます。
食べ物
モバイルバッテリー
レジ袋
オムツ、止血、簡易トイレなどいろいろな用途に使えます。
子供用爪切り
ひも、袋などを切らなくてはならないときに、役立ちます。
生理用品
仮オムツや、止血などの応急処置に使えます。
ベビーフードなどおやつ
水筒
母子手帳
ライト
携帯トイレ
ホイッスル
着替え
従来の防災品より役立つもの
上記に加えて、準備しておくと便利なもの、従来のものの他に用意した方が良いものをご紹介します。
皮手袋
従来、防災グッズとして定番だった軍手ですが、釘や割れたガラスでケガをしてしまうこともあります。
そのため、頑丈な皮手袋の方が役に立ちます。
ヘッドライト
懐中電灯よりもヘッドライトは両手が使えるので、片付けや荷物を持つ時にも便利です。
ラップ
地震などで水道管が破損すると最大5ヶ月の間、上下水道が使えないこともあります。
そのため、水は極力節約しなければなりません。
そんな時、食器にラップを引いて使えばラップだけ捨てて食器を洗わずに済みます。
さらに、ケガをした時は止血に利用、身体にラップを巻いてその上から新聞紙を巻けば防寒具としても使えます。
口腔ケアティッシュ
水が使えないと歯磨きも一苦労です、しかし、歯みがきをしないでいると口の中に細菌が繁殖し、肺炎を引き起こすこともあります。
そんな時は、口腔ケアティッシュがあればしっかり歯を拭くことができます。
ガムテープ
ガムテープは、物を止める、貼り合わせる以外にも、伝言メモとして活用できます。
油性ペンで避難先を書き貼っておけば、風で飛ぶこともなく家族との連絡手段になります。
最後に
防災グッズや非常時持ち出し袋は、日頃からチェックをしておかないと必要な時に見当たらないといったことがあります。
一年に一回はチェックするようにしていきましょう。
最後に、非常時持ち出し袋ではないですが、119番通報をして救急車に乗ったり、病院へ行くときに慌てないように次のものを準備しておきましょう。
お薬手帳
本人確認できる物
(免許証、保険証、医療証)
→市外の救急病院などで二度手間
にならないために必要です。
病院の一時金と帰るときのお金
携帯電話やスマートフォン
上の2つは後日でもなんとかなりますが、交通費だけは、なんともなりません。
行きは救急車に乗れても帰りは自分で帰らないと行けませんので、準備しておきましょう。
救急車を呼んだ後に必要な事項をまとめましたので参考にしてください。
不惑の応急手当広め隊
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