出典 https://trendskywalker.blog.so-net.ne.jp/2018-05-28
目覚ましに気づかなかった、二度寝し過ぎたなど、朝なかなか起きれない方は多いのではないでしょうか?
しかし人には、「自己覚醒能力」という、自分が起きたい時刻に起きられる夢のような能力を持っています。
その能力をフル活用すれば、目覚ましなしで起きることができます。
そこで今回は、自分がお期待時間に起きれるようになるための事故覚醒能力の鍛え方についてご紹介します。

目次
自己覚醒できる人とできない人
この自己覚醒能力については、目覚ましなしで起きられる人と、目覚ましがないと起きられない人を比べた興味深い実験があります。
目覚ましなしで起きられる、つまり「自己覚醒」できる人は、目が覚める1時間前から、心地よく目覚めるのに欠かせない「副腎皮質刺激ホルモン」の分泌が緩やかに上昇し始め、気分よく目覚めることができるという結果が出ました。
一方、目覚ましで強制的に起こされた人の副腎皮質刺激ホルモンは上昇せず、目覚めの気分もよくいことがわかりました。
自己覚醒能力の高い人は、起きる時間に合わせて副腎皮質刺激ホルモンを分泌し始め、目覚めてすぐ活動できるよう脳と体の準備を整えています。
つまり、自然な目覚めができるようになれば、心地よく起きられるだけでなく、すぐに活動できる準備が整った状態で起きられるのです。
副腎皮質刺激ホルモンとは
副腎皮質ホルモンとは、副腎皮質より分泌されるホルモンの総称をいいます
副腎皮質ホルモンの種類は、アルドステロン(鉱質コルチコイド)、コルチゾール(糖質コルチコイド)、アンドロゲン(性ホルモン)があり、炎症の制御・炭水化物の代謝・蛋白質の分解とブドウ糖の合成・免疫反応などに関わっています。
ストレスやなどの影響で体内から分泌されれており、また医薬品としてもさまざまな場面で使用されています。
自己覚醒の仕方
では、どのようにして、目覚ましがなくても自分が起きたい時間に自然に起きられるようになるのでしょうか。
実は簡単に誰にでもできます。
「何時に起きたいか」を強く思い描くだけで、起きたい時刻に起きられるのです。
自己覚醒の仕組み
自己覚醒は「◯時に起きるぞ」と意識するため、時間の経過を判断する能力がより正確にはたらき、身体のさまざまなスイッチを入れて起きる準備を始めます。
①起床1時間前から、「副腎皮質刺激ホルモン」の増加を促進
これにより、覚醒準備を行うコルチゾールというホルモンの分泌が促され、血糖値を上げることで身体を目覚めさせる準備を整える
②睡眠を維持しようとする脳波(シグマ帯域)の活動が弱まる
③起床の約30分前から脳(右前頭前野)の血流量が増加
④自律神経系(心拍、血圧)の活動が活発化
(起きて活動するための準備が整う)
というように、「〇時に起きよう」と意識するだけで、その時間に起きるように体内時計を調整する機能が人間には備わっているのです。
もちろん、目覚まし時計のように時間ぴったりというわけにはいかないので、起きようと意識した時刻の前後15分程度であれば、自然に目覚めることはできます。

自己覚醒の精度を上げる方法
自己覚醒のう能力の精度を高めるためるためには、起きる時刻の数だけ枕を叩くのが効果的です。
5時に起きたいなら、1から順番に数字を声に出しながら、枕を5回叩く。
これは記憶中枢に刻み込む作業で、自己暗示として高い効果が得られる上に、「自分は絶対に起きられる」と信じ切ることで、自己覚醒能力はより高まります。
副腎皮質刺激ホルモンを増加させる方法
自己覚醒能力が低い人は自己覚醒能力に必要な副腎皮質刺激ホルモンを分泌する副腎が弱っている可能性があります。
副腎とは?
副腎とは5~7gほどの小さな臓器で、腎臓と共に脂肪被膜とその中の腎筋膜に包まれており、両側腎臓の上部に接しています。
役割としては
①糖代謝の調節
②電解質代謝の調節
③性ホルモン作用
④自律神経の調整
などの働きがあり、小さな臓器ですがとても大切な役割を担っている臓器です。
その副腎が弱っていると副腎皮質刺激ホルモンも分泌されず寝不足や朝、起きれないということにつながりますので副腎疲労に効くツボをご紹介します。
副腎疲労に効く足ツボ

出典 https://kurashinohon.jp/264.html
足裏の人差し指と中指の間から指下の膨らみを越えて土踏まずになったところにあります。
奥の方にあるので指や関節ではうまく刺激できません。
棒や硬くて先の細いもので、えぐるというか穴を掘るように刺激しましょう。