怪我の痛み冷やすか・温めるか 徹底解説

 

出典 https://www.airsalonpas.jp/

怪我をして痛みがあるとき、冷やした方が良いか温めたほうが良いか悩んだことがある人も多いと思います。

実は、間違うと痛みが強くなり、悪化してしまうこともありますので注意が必要です。

そこで今回は、怪我をした時に冷やすのか温めるのかまた、冷やし方についてご紹介します。

 

 

怪我は冷やしたほうが良い?温めたほうが良い?


怪我で痛みがあるときに冷やすか温めるかは怪我の時期により異なります。

医学的に言うと急性期は冷やして慢性期は温めるというのが正解になります。

 

急性期とは


急性期とは痛みが出てきた時期のことをさします。

 

ねんざや打撲、ぎっくり腰などの受傷直後が当てはまります。

 

この時期は、局所に急激に負荷がかかり、炎症反応を起こしています。

 

つまり、血流量が増加し、腫れ、発熱、疼痛(とうつう)を起こします。

 

そのため、この時期に温めるのは逆効果で、炎症反応を助長してしまいます。

 

この時期に必要なのは炎症を抑制することで、局所を安静にし、発熱を抑えること、つまり冷やすことが重要なのです。

 

発症から2~3日までをいいます。

 

痛みが急激に出てから2~3日くらいは冷やすのがよいのです。

 

慢性期とは


急性期を過ぎると、今度は慢性期に移行します。

 

慢性期には炎症はおこっていません。

 

痛めた局所が疲労し、機能不全におちいっている状態です。

 

筋肉は硬くなり血流が阻害され、疲労した局所に酸素と栄養が行き届かなくなり、その結果、重だるいような痛みが出ます。

 

この時期には温めて血流を改善させ、痛んだ局所に十分な酸素と栄養が行き届くようにしてあげることが重要です。

 

具体的な例


たとえば打撲したとします。

 

毛細血管は切れやすいので、すぐ切れて内出血を起こします。

 

内出血している時に温めると、血行がよくなりさらに内出血が増えて、腫れが増します。
つまりケガをした直後には、冷やして血管を縮小させます。

 

内出血がひき、腫れを少なくするとともに、同時に冷やすことで痛みの感覚を麻痺させることができます。

 

例えば、怪我をした数時間以内にお酒を飲むと血行がよくなり、腫れや痛みが増すことがあります。

しかし、冷やし過ぎると凍傷になる危険性がありますので、ビニール袋に氷水を入れタオルで巻いたくらいの温度が安全です。

また、あまり長く冷やし続けると、今度は組織の血行が悪くなるので注意が必要です。

 

ケガの状態によりますが、冷やす時間は20分位までを間隔をあけながら1〜2時間まででよいでしょう。

打撲して1日から2日くらいで内出血も止まり、腫れはピークに達します。

その後は温めてむしろ血行をよくしましょう

組織に酸素や栄養を補給し、老廃物を捨てるためには血行がとても大切です。

冷やす期間は、その後温める期間はどのくらいか、やすべき温めるべきかを判断するには、患部にシャワーを当てると良いです。

 

患部を温めた時にズキズキ痛む場合はまだ急性期で冷やすべきです。

一方患部が気持ちよくなれば急性期過ぎているので温めるタイミングになっていると見分けると良いでしょう。

通風の対処法


痛風高尿酸血症(7.0mg/dl以上)が持続することで、特に関節内に尿酸塩結晶が沈着し炎症を起こした場合に生じます。

通風の発作が出たら、マッサージはせず、発作の起こった関節を安静にしてください。

次に、患部を高い位置に保ち、患部を冷やしましょう。

また、アルコール類は控えてください。

 

 

 

急性期に温めた場合


では逆の対処をしてしまったらどうなるのでしょうか?

冷やさなければいけないものを温めてしまうと 温まることで、血流の流れは良くなり出血がどんどん増してしまいます。

そうすると、腫れは増し痛みが増強してしまい患部を悪化させてしまう恐れがあります。

 

 

慢性期に冷やした場合


では、逆に温めなけばいけないものを冷やしてしまうとどうなるのでしょうか?

温めなければいけないものは、筋肉が緊張して硬くなっていたり、老廃物がたまってむくんでいるといった場合が多いのですが、冷やすことで患部が劇的に悪化してしまうようなことはありません。

また、冷やすことによって血管が収縮するのでその後、血管が拡張し血流が一気に流れて逆に血流が良くなることもあります。

 

上記のようにまずは冷やした方がリスクが少ないため、冷やすか温めるかわからない場合は冷やすとよいといえます。

しかし、 冷やすか温めるかは、あくまで応急処置ぐらいにしかなりません。
痛みが続く場合は、必ず医療機関に行くようにしましょう。

 

 

 

応急手当として冷やす方法


R.I.C.E処置という名前を聞いたことがある方も多いと思います。

主にねんざや打撲などの怪我に対してして、まず最初に実施したほうがよい応急手当を、それぞれの頭文字をとってR.I.C.E(ライス)処置といいます。

足つり等一部を除いたスポーツ外傷にきく万能かつスタンダードな応急手当になります。

その内容は

Rest(レスト)・・・・安静


まず、患部に負担がかからないような姿勢をとり、安静にしてください。

また、傷病者が不安がっていたり、痛みで興奮しているときは声かけをして、安心させ、落ち着いてもらいましょう。

 

Ice(アイス)・・・・冷却


注意点として、ここでのアイスは「シップでは冷却にはなりません」

市販の湿布薬の多くは「冷たく感じる」ためにメントールなどの成分や「温かく感じる」ためにトウガラシの成分などが入っているために皮膚の表面がそう感じているだけなので、応急処置のときに必要な冷却効果は期待できません。

日頃からアイスクリームの空き容器で氷を作ったり、保冷剤を取っておくと良いでしょう。

長時間冷やしすぎないように、15分から20分を目安にし、30分から40分間をあけまた、冷やします。

氷がない場合などは流水をかけ続けたり、濡らしたタオルを当てたりして代用してください。

Compression(コンプレッション)・・・・圧迫


患部の安静をはかり、腫れを押さえるために三角巾や包帯を使用し、圧迫をします。

 

Elevation(エレベーション)・・・・高挙、挙上


腫れを抑えるために、無理のない程度に丸めたタオルやクッション、座布団などを使用し、患部が心臓より高い位置にくるような姿勢をとるようにしましょう。

最近では、これに、p:protect(患部を保護)s:support(三角巾や包帯を使用し、固定したものが動かないように支持)
を加えてP.R.I.C.E.S処置(プライシーズ処置)と呼ばれることが多くなってきています。

 

最後に


特にねんざなどは軽度だからといって放っておいてしまうと、癖になりますし、後々になってから痛み出す古傷にもなりかねません。

また、古傷をかばうことにより、別の場所も痛みが出ることがあります。

せっかくの好きなスポーツができなくならないように、正しいr.i.c.e.処置とその後に医療機関にいくということを覚えておきましょう。

R.I.C.E処置など語呂合わせで覚える王ゆうてあてを下記の記事でご紹介していますのでご覧ください。

 

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