出典 https://www.youtube.com/watch?v =Rm_zWkC0UyU
小さいことに反応してしまう
考え込んでネガティブな方向へ考えてしまう。
すぐにへこんでしまう。
いわゆるくよくよする性格の人はすぐにくよくよする癖を治したいと考えている方は多いのではないでしょうか?
当サイトで何度も取り上げている、大河ドラマの主人公は前向きな主人公が多いですが大河ドラマ史上最もくよくよした性格の主人公がいます。
それが1997年の大河ドラマ『毛利元就』の主人公毛利元就です。
今回は毛利元就を通してくよくよしない方法をご紹介します。
出典 https://www.youtube.com/watch?v =Rm_zWkC0UyU
大河ドラマ『毛利元就』とは
戦国3英傑である織田信長、豊臣秀吉、徳川家康より少し以前の戦国時代「三本の矢の教え」で知られる毛利元就(中村芝翫 当時中村橋之助)の生涯を描いた1997年の大河ドラマです。
安芸の小領主の次男として生まれ、27歳で毛利家を相続した元就は、戦国という混迷の時代を我慢強く一心不乱に生き抜き、尼子氏を衰退させる月山富田城の戦いや大内氏の家臣陶晴賢(すえ はるたか 陣内孝則)との合戦である厳島の戦いを経て中国10か国を領する戦国大名になるまでの、75年の生涯を描いた作品です。
毛利元就といえば謀将といわれ計略を張り巡らせ戦の達人というイメージがありましたが、このドラマではすぐくよくよし、愚痴も多い人物として描かれていました。
「後悔先に立たず」とはよくいったものですが、人間は後悔するものです。
しかし、後悔したまま、つまりくよくよしたままでいるとストレスが溜まります。
いかに後悔を後悔のままにしないように、後悔がストレスにならないようにしていく必要があります。
出典 https://www.youtube.com/watch?v=fOTnL4dN4Y0
選択と後悔
私たちは毎日、大なり小なり”選択”をして生活をしています。
何を着ようか?何を食べようか?といったことから、勉強するか遊ぶか?言うか言わないか?
その時の選択は、その時は自分にとって一番良い選択だと思っているのです。
しかし、過ぎてしまってそれが間違った選択だと感じたら人は後悔してしまうのです。
「もっとこうすれば良かった」
「もっと努力すれば良かった」
「やらなければ良かった」
後から思うところですが、
しなければ良かったと思っていても、やりたいと思えばやりますし、やりたくないと思っていれば、どんなにやらされてもやりません。
ダメだと思ってもやらなければ気が済まないことだってあります。
どうせ後悔するなら自分の人生で一番自分らしい選択をして後悔した方がずっと有意義な選択になります。
後悔と成長
後悔するという感情はとても大切な感情です。
それだけ自分が間違った選択だとわかっているからこそ後悔をするからです。
後悔するという感情は自分の間違いに気付いているという事なので悪いことではありません。
自分の選択が正しかったか間違っているかがわからなくなっている時は後悔はしません。
なぜかというと、自分のしたことがわからなくなっているからです。
後悔するということはそれだけ成長しているということです。
自分の失敗に気付き、次は自分にとって最善の選択をしようと思っているから後悔するのです。
つまり、後悔は成長している自分の証です。
選択と成長
何かを選ぶということは何かを捨てることでもあります。
選ばなかった方のことを考えてしまうのは、人間の脳の仕組みによるものです。
これが「逃がした魚は大きい」し、「他人の芝生は青く見える」のです。
毛利元就の選択
毛利家は元就が家督を継いだ当初尼子家の傘下にありました。
尼子家は当主尼子経久(緒形拳)の力もあり、中国地方の覇権を握っていました。
しかし、尼子経久と次第に敵対関係となり尼子氏と関係を断ち、中国地方もう一方の雄である大内義興(細川俊之)率いる大内家の傘下に入ります。
大内義興の子義隆(風間トオル)の代になると大内家は勝手の勢いを失い家臣である陶晴賢の謀反により義隆は殺害されます。
折を見て元就は大内家に反旗を翻すのでした。
戦国時代なので当然といえば当然ですが、元就も主君を変えるという選択をして中国地方の大大名となるのでした。
しかし、当の元就はというと文献にも残されているように自分の選択を悔い、子の隆元(上川隆也)へ愚痴の手紙が多かったそうです。
出典 https://girlschannel.net/topics/118223/2/
後悔する過去が最良の未来へのヒント
ただ後悔で終わるのではなく、後悔する過去をあえて振り替えって、一度自問してみませんか?
それは今思い返してもマイナスだけですか?
プラスに繋がったことはありませんか?
物事を慎重に見るようになった。
考え方が柔軟になった。
行動に移すのが早くなった。
自分の中で成長していることを発見できるはずです。
最後に
「失敗は成功の母」という言葉がある通りに人間は後悔をしてさらに成長するのです。
それさえ見つかれば、悔やんできた
過去の出来事も、必要なものだった
と思えてきます。
反省するだけ反省したら後は選んだ未来が正しかったという行動をしていくことです。
逃げずに後悔をして、成長した自分を誉めてあげましょう。
不惑の応急手当広め隊
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