大河ドラマ『おんな城主直虎』から学ぶ決断力を高める方法

人生とは決断の連続です。

特に30代以上になってくると人生のターニングポイントに巡り合う機会も多くなってきます。

しかし、自分には決断力があると胸を張って言える人はどのくらいいるでしょうか?

大事な時に即決できる人は人生もうまく運んでいきます。

そこで今回はターニングポイントで失敗しない決断力を高める方法を女性ながら城主として井伊家を守り、井伊直正の育ての親として生きることを決断した井伊直虎が主人公の2017年大河ドラマ『おんな城主直虎』を通してみていきたいと思います。

 

『おんな城主直虎』とは


この先ネタバレを含みます。また、今回はかなりマニアックになります。

 

おとわ(のちの直虎 柴咲コウ)は、遠江(現在の静岡県)の井伊家当主・直盛(なおもり)の娘として誕生します。

直盛の子は娘一人のみで、跡継ぎとなる男の子がいませんでした。
そのため、分家の亀之丞(のちの直親 三浦春馬)が井伊家を継ぐ事になります。

しかし、井伊家は強大な今川義元の支配下にあり、その今川に謀反の疑いをかけられた亀之丞の父が突然殺されてしまいます。

当時9歳の亀之丞は命からがら信州へと逃げましたが、それ以降消息が途絶えてしまいます。

謀反を今川に告げたのは井伊家・家老でおとわと亀之丞の幼馴染である鶴丸(のちの小野政次 高橋一生)の父小野政直らしいとのうわさが立ち井伊家に暗雲が立ち込めます。

政直は自分の息子・鶴丸とおとわを婚約させようとするが、おとわはこれを断り出家してしまいます。

出家先の龍潭寺の住職・南渓和尚はおとわに「次郎法師」と男の名をつけます。

それから10年の歳月が流れたある日、死んだとばかり思っていた亀之丞が戻ってきます。

しかし、すでに出家してしまった次郎法師には結婚はできないため、亀之丞は井伊家の跡を継ぐために直親と名を変え、井伊家家臣の娘・しのと結婚します。

その頃、おとわの父・直盛が桶狭間の戦いで戦死。さらに跡を継いだ直親は今川に暗殺されてしまいます。

こうして井伊家の男は、2歳になる直親の息子・虎松(のちの井伊直正 菅田将暉)を除き皆亡くなってしまいます。
はたして誰が井伊家を継げば良いのか?
混乱する中、次郎法師は「井伊直虎」と名乗り、おんなの身でありながら城主になったのでした。

 

直虎の決断


直虎は城主になる前に2つの大きな決断をしています。

その二つの決断とは出家城主になるというものです。

しかしこの2つの決断は直虎が望んだものではありませんでした。

出家は諸説ありますが、城主になったのは2歳の虎松以外他に誰もいなかったからという流れに身を任せた結果でした。

つまり決断とは言えないものでした。

しかし、城主になってからの直虎は徳政令を発布しない、家臣であり幼馴染の野政次を自ら手にかける家康に井伊家の遺児直政を託すなど決断の連続で、井伊家を窮地から何度も救うのでした。

 

 

決断に重要なこと


では、城主になる前は流されていた直虎が城主になってから決断できるようになったのでしょうか?

 

最終的にどうなりたいのか?


何かを決断する際に我々は「何をするのか」つまり、whatの部分を重要視します。

しかし、実際は「なぜするのか」つまりwhyが大切なのです。

何をするのかばかり考えてしまうと、自分がやっていたことがなぜやっているのかがわからなくなり、やる気もなくなってしまいます。

そのためには「最終的にどうなりたいかを考える」ことが重要です。

 

『おんな城主直虎』の登場人物の決断


直虎の決断は「直政を立派に育て、家督をつがせる」ことでした。

では他の登場人物はどうでしょうか?

 

井伊直政の決断


直政は父直親死後は再婚した母の姓松下を名乗り、松下虎松として生きていましたが、井伊家を再考したいと考え家康に直談判の手紙を書きます。

そこで家康から井伊万千代という名前をもらいます。

しかし、井伊なら草履版、松下なら家康の小姓として雇うといわれます。

 

直政は家康にはめられたと悔しがりながらも

直政「それがしは、井伊万千代という名前を頂ました。一晩にてそれを覆すのは、不忠の極み。井伊万千代、かくなるうえは日の本一の草履番を目指す所存にございます」

と草履版から成りあがることを決断します。

ここでの直政の最終的にどうなりたいかは『井伊家のお家再興』をしたいという思いでした。

その後、家康の身を守る手柄を立てるなどの実績が認められ、やがては家康の功臣として「徳川四天王」と呼ばれるまでの出世を遂げることとなります。

今川氏真の決断


今川義元の嫡男氏真(うじざね 尾上松也)は桶狭間の戦いで織田信長に父を討たれ今川家を滅亡に導きます。

その後紆余曲折を経て、かっての家臣である家康の庇護を受けることになります。

普通なら相当な屈辱であり、潔く死を受け入れる武将が多かった時代です。

しかし氏真は生き抜くことを決断します。

そして得意の蹴鞠で信長に取りいろうとします。

ドラマでは明智光秀に近づき本能寺の変に一枚噛んでいます。

氏真の決断に至る最終的にどうなりたいかは「戦以外で敵をとる」です。

結果として氏真は77歳まで生き、今川の家も明治まで残ることになります。

 

小野政次の決断


井伊の家臣でありながら、今川のスパイとみられていましたが、すべては井伊のため、直虎のためでした。

龍雲丸(直虎のパートナーのような存在 柳楽優弥)から

「このままいきゃ、あんたは井伊を乗っ取った挙句、罪人として裁かれるってことだろ!悔しくねえのかよ!井伊のためにって、あんなに!誰よりも!駆けずり回ってきたのはあんたじゃねえか!」

政次それこそが小野の本懐だからな。忌み嫌われ井伊の仇となる。おそらく私はこのために生まれてきたのだ」

政次の最終的にどうなりたいかは自分がではなく「直虎の幸せ」でした。

 

最後に


決断をするには何をするかではなくて、なぜするかが重要です。

そのうえで、できるか、できないかを考えたり、なぜそれをする事で解決できるのかを追求したりせずに、まずは決断してやってみる。

そして、大きな決断からではなく、日常生活の小さな決断からスタートしてみましょう。

『おんな城主直虎』はDVDも出ていますので是非見てください。

 

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