出典 https://realsound.jp/movie/2019/02/post-313861.html
つい、仕事で頑張りすぎてしまったり、ダイエットや筋力トレーニングをやりすぎてしまう。
年を重ねるとともに疲れが取れないといった感覚になることがあると思います。
また、無理がきいたとしても、なにごともやりすぎはよくありません。
仕事のし過ぎもよくありませんが、ダイエットや筋力トレーニングでも身体を休める日が必要です。
特にスポーツなど結果が伴うものに関してはつい無理をしてしまいオーバーワークになることが多いので注意が必要です。
2019年度の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の主人公である金栗四三(中村勘九郎)はまさしく無理をしてオーバーワークになってしまう典型的な人物として描かれています。
そこで今回は大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』を通してオーバーワークの原因や対処法について説明していきます。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000002-mynavin-ent
目次
大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』とは
日本人で初めてオリンピックに出場したランナーで、日本における「マラソンの父」と称される人物で箱根駅伝を創設したことでも知られている金栗四三。
日本水泳界を世界レベルにまで引き上げ、1964年の東京オリンピック開催に執念を燃やした田畑政治(阿部サダヲ)。
この二人をリレー形式で主人公に描き、1912年のストックホルムオリンピックから1964年東京オリンピックまでを描く宮藤官九郎脚本の2019年大河ドラマです。
前半の主人公、金栗四三は幼少期から走って通学をして鍛えており、当時のマラソン世界記録を更新し日本人初のオリンピック選手の一人としてストックホルムオリンピックに参加します。
金栗四三の時代はトレーニング方法も洗練されておらず、ただがむしゃらに走るものでした。
がむしゃらに走ることによってオーバーワークも起こしやすくなります。
オーバーワークとは
オーバートワークとは、過剰な運動負荷によって運動能力の低下や疲労症状が持続し、容易には回復しなくなる状態のことをいい、一種の慢性疲労と考えられます。
運動負荷が過剰であっても、早めに休養を取れば短期間に回復しますが、そのまま運動を続けるとオーバーワークに陥ってしまうのです。
つまり、よかれと思ってやり過ぎていた行為が仇となって、自分に返ってきてしまいます。
最近、疲れやすいと感じたらどんな形でも休息をとりましょう。
肉体的な疲れを感じた時はこちらで紹介しているとレーニンがが効果的です。
※オーバーワークという言葉は、単なるやりすぎの意味に使われることもあり、混乱を避けるため、オーバーワーク症候群ということが多いです。
オーバーワーク症候群の原因
身体の機能レベルに対してトレーニング負荷が過剰になって生じるものであり、負荷と回復のアンバランスからくる慢性的なストレスと過度な負担が原因となります。
慢性的なストレス
休憩不足や運動のし過ぎからオーバーワークになり、肉体だけでなく精神的にも強いストレスを与えます。
通常、脳の働きでこのストレスは解消されていくのですが、あまりに多くまた長期間のストレスが続くと対応が間に合わなくなり、最終的にはストレスを放置するようになるのです。
この結果、交感神経の緊張が続き、様々な症状が現れるようになります。
過度な負担
オーバーワークになると、筋肉に過度な負担がかかり、それ以上の実践ができなくなります。
その結果様々な症状が現れます。
オーバーワーク症候群の主な症状
主な症状は慢性的な疲労感です。
身体症状としては、立ちくらみが多いですが、運動時の動悸や息切れ、手足のしびれ、腹痛などが見られることもあります。
精神状態としては、不眠、不安、情緒混乱、鬱などが見られます。
オーバーワーク症候群の対処法
処置としては、原因を取り除くこと、一定期間トレーニングを軽減させたり休養させること、時間をかけて徐々にトレーニングを戻していくことなどであります。
重要なのは、完全休養とするのか、トレーニングを軽減するだけでよいのか、またこれらの期間をどれくらいにし、どれくらいの期間で元のトレーニングレベルに戻すかにあります。
オーバートレーニングから元のレベルに戻るのに必要な期間は、重症度とオーバートレーニングに陥っていた期間が関係します。
軽症で3~4週、中等症で1~2ヶ月、重症では3~6ヶ月というのがひとつの目安になっています。
オーバーワーク症候群の予防
オーバーワークを防ぐには、まずオーバーワークというものをよく認識することが必要です。
トレーニングでは、短期的にも長期的にも常に回復を図っていくことであります。
そのためには、トレーニングの強弱や休養などを計画の時点で配慮することが重要です。
トレーニング負荷が大きいと一日では回復しないこともありますが、三日程度では回復させるようになります。
もし一週間たっても回復しない場合には、トレーニングそのものを修正する必要があります。
疲労感は精神状態によっても左右されるため判断が難しい場合もありますが、運動時に感じる体調は体の状態をよく反映しているといえます。
まず、自分の体に聞くことが重要です。
最後に
今回はトレーニングに関してお話しましたが、色々なことに当てはめて考えることができます。
仕事でのオーバーワークつまり、働きすぎに関してはこちらの記事をご覧ください。
不惑の応急手当広め隊
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