
目次
口内炎とは
口内炎の種類
原因がさまざまなため複数の種類があります。
アフタ性口内炎
名前は聞いたことがなくても、多くの人が経験し、もっとも一般的な口内炎が「アフタ性口内炎」です。
アフタとは、口のなかの粘膜にできる5ミリから10ミリほどの潰瘍で、何度も繰り返す人が多いため、再発性アフタとも呼ばれます。
食事の際など、食べ物が触れる刺激で強い痛みがありますが、10日から2週間ほどで自然に治るものです。
原因については、過労や睡眠不足、強いストレスなどの体力的な要因、栄養不足(ビタミンB2)で、からだの抵抗力が弱っているときに、アフタができやすいと考えられます。
円形または楕円形の白っぽい潰瘍が特徴です。
外傷性口内炎
食事のとき、誤って口のなかを噛んでしまったり、歯磨きのときに歯ブラシがあたってしまったりすることが原因で粘膜が損傷し炎症が起こった状態が「外傷性の口内炎」です。
カタル性口内炎とも呼ばれ、アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。
特徴は、口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。
また、味覚がわかりにくくなることもあります。
傷が治れば自然と痛みもなくなります。
ウイルス性口内炎
ウイルスによって起こる口内炎でよく見られるのが、単純ヘルペスウイルスが原因の「ヘルペス性口内炎」です。
口のまわりや粘膜に水ぶくれができ、破れてただれを生じることもあり、強い痛みや発熱を伴うこともあります。
高齢者がなりやすい口内炎
口内炎の対処法
口内を洗浄する
口内炎の塗り薬を塗る
口内炎がだいぶ悪化している場合、アフタゾロン軟膏、ケナログ軟膏などが含まれた「口内炎用の塗り薬」を患部に塗ります。
ビタミンをとる
慢性的な疲労や睡眠不足などによる免疫力の低下や、栄養不良によるビタミンB2欠乏が原因となることが知られています。
予防する
病院へ行くべき口内炎
口内炎に効くツボ
兌端(だたん)

効果
押し方
口瘡点(こうそうてん)

効果
口内炎の痛みや炎症が、和らぎます。
押し方

最後に
口内炎は食べるとき、しゃべるときにも痛みが出ますのでストレスにもなります。
口内炎ができてしまったら、ストレス軽減のためにも今回ご紹介したツボを押してみてください。
また、舌に痛みを感じる場合はこちらをご覧ください。
不惑の応急手当広め隊
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