出典 https://ameblo.jp/abc-sp/entry-11709850329.html
仕事あがりに友達と食事やデートなど予定があるのに目が充血していたという経験はありませんか?
目の充血は見た目の問題だけでなく、不快な症状を伴って毎日の生活に不都合を及ぼすことも少なくありません。
そこで今回は、すぐに充血を治す方法をご紹介します。
目次
充血とは
毛細血管などの末梢の血管が拡張して、そこに動脈性の血液の流入が増加した状態を示す。
いわゆる、白目が赤くなっている状態のことをいいます。
充血のメカニズム
白目は、結膜という薄い膜で表面を覆われています。
結膜には血管がたくさん通っていますが、非常に細いため、普段は目に見えません。
しかし、目が疲れるとこの血管が太くなり、そこを多くの血液が流れます。
これによって白目が充血してしまうのです。
血流が増えるのは、酸素や栄養などを目に届け、疲れを解消しようとするために行われます。
つまり、目の充血は、目の健康状態を保とうとする体の働きです。
充血の原因
充血の原因は主に白目にある結膜の下の血管が膨張する事ですが、どうしてこのような事が起こるのか、その原因は何なのでしょうか?
主な原因は目の疲れだと言われています。
テレビやパソコンの画面を長時間見続けると、疲れ目を引き起こし、血管が膨張して、充血します。
そのほかにも、ドライアイの人や、コンタクトレンズを長く使っている場合にも、角膜が酸素を多く取り入れようとするため、血管が拡張し、充血します。
ただちに病院にいくべき充血
充血は通常であれば数日もあれば、元にもどりますが、以下のような時は眼科医の診断を受けてください。
- まぶしさを感じる
- 痛みがある
- 目に衝撃を受けた
- かゆみがある
- 目やにが出る
- まぶたが腫れている
- 長期間充血が続く
他にも、
- 何かが目に入ったなど、きっかけがはっきりしていて充血が強い
- 吐き気、頭痛、視力低下などがある
- 目が開けられないほどの痛みや腫れがある
このような場合は直ちに眼科医の診断を受けましょう。
充血の対処法
疲れ目は、目の血管が血行不良になってしまった合図なので、目の周りを温めることで目の周りの血管が広がり、血行が良くなります。
対して充血は、眼が炎症を起こしている状態です。
では、充血になった場合、どのような対処法があるのでしょうか?
目を休める
充血していると感じたらまず始めにすることは、目を休めることです。
可能であればコンタクトレンズも外しましょう。
特に、パソコンやスマホを使用する時はまばたきの回数が減ってしまいがちになるので、意識してまばたきをするようにするのも効果があります。
1時間パソコン、スマホを使用したら5分間目を休めるなどの対策を行うと、目が充血するのを防ぐことが出来ます。
目を冷やす
充血の原因である膨張した血管を収縮させることが出来れば目の充血を治すことが出来ます。
そのためには、目を冷やすということが効果的です。
濡れタオルや氷水などを使って目を冷やせば、充血を抑えることが出来ます。
乾燥の状態を減らす
ドライアイも充血の原因の一つです。
目薬やまばたきも目を潤す効果がありますが、意外と気が付かないのが部屋の乾燥です。
部屋が乾燥していると目も乾燥してしまうので、部屋を加湿する事で目の充血を治すことが出来る場合もあります。
ブルーベリーを食べる
ブルーベリーは目に良いといわれていますが、充血にも効くのでしょうか?
ブルーベリーに多く含まれるアントシアニンという紫色の成分には目の血管を強く、血行を良くする働きがあります。
ブルーベリーをとることで、目の血行が良くなり、栄養・酸素が運ばれるうえにたまった老廃物の排泄がスムーズになるため、目の疲れを解消することが出来ます。
充血に効くツボ
充血を防ぐには疲れ目のツボも効果があります。
疲れ目のツボはこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
曲地(きょくち)
手を前に出して腕を曲げた時に、肘のところにシワができます。そのシワの外側の先端にあるツボです。

出典 https://ameblo.jp/korin38ka/entry-12368530724.html
親指で押すか揉みほぐしましょう。
力加減は自分が気持ちいいと感じる強さで押すのが大切ですが、1日に何十回も押さないようにしましょう。
曲地は充血に効く他、炎症を鎮めて免疫機能を高める効果があるので皮膚の炎症や、アトピー性皮膚炎などの症状緩和にも効果があります。
太衝(たいしょう)
足の甲の親指と人差し指の骨の間を足首の方に辿っていったくぼみの部分にあります。

出典 https://ourage.jp/column/karada_genki/24215/
軽く触れると脈打つのを感じるところです。
充血以外にもイライラして眠れない時、頭痛やめまいにも効きます。
養老(ようろう)
手の甲を上にすると、小指側の手首に肉眼でも分かる骨が飛び出た部分があり、その骨のすぐ下(若干薬指より)にあるくぼみにあります。

出典 https://ourage.jp/column/mainichi_yojo/32876/
疲れ目や目の充血、老眼以外にも、運動機能障害などの老化防止や肩と腕の痛み、腰痛や寝違えなど様々な効果があります。
最後に
充血は見た目もよくないので、早く治したいものです。
ただ、酸素や栄養などを目に届け、疲れを解消しようとするために血流が増えるという、身体が出している休めのサインでもあります。
まずは目を休ませるようにしましょう。
不惑の応急手当広め隊
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