出典 https://www.oricon.co.jp/news/2057596/photo/1/
よく知らない人と会う時、多少なりとも、緊張することと思います。
この緊張は、よく知らない人に対する、恐怖心、警戒心からくるものです。
しかし、慣れてからも、思ったことが人に言えない、人につい合わせてしまう、人前で自分らしい振る舞いができないなどいわゆる自己主張できないと悩む人もいます。
自分を出せないと、自分が苦しいだけではなく、相手にとっても未知の状態が続くということです。
そうすると相手も警戒心を抱き続けますので、よい人間関係が築けなくなります。
そこで今回は、自分を出すために必要なことについてお話します。
自分を出せない理由
自分を出せない・出さないという人は、自分を出すということでしか、それを克服することはできません。
自分を出せない理由を克服しない限りは、人間関係がうまくいくということはありません。
では、自分を出せない理由はどのようなものがあるのでしょうか?
周りに気を使いすぎる
周囲の人に対して、気を遣い過ぎてしまうと、自分の意見や希望を言いにくくなってしまいます。
自分が意見することで、他人を傷付けたり、自分の希望がワガママと受け取られたりしないかなど、周囲の顔色を優先してしまうと、周りの意見に合わせるしかなくなります。
恥ずかしい
自分を出せない人にとって、素の自分を出すのは裸の状態と一緒です。
他人に対してどんなに関係が親密になろうとも、素の自分を見せることは恥ずかしいことであると思い込んでしまい、決して見せることはありません。
親しくなればなるほど却って恥ずかしさが増し、余計に外向けの自分のままでいようとします。
人見知りを治して自信をつける方法をご紹介していますので参考にしてください。
嫌われたくない
自分を出せない人の心理状態として、「もし素の自分を見せたら、嫌われてしまうのではないか」という不安があることが多いです。
人間はそれぞれコンプレックスや他人には言いづらい欠点があります。
そうした部分を素の自分をみせることによって周りの人に知れ渡ってしまうのではないかという恐怖があります。
こうしたタイプの人は、あまり人間関係も親密になりすぎないように距離を空けておこうとする傾向があります。
バカにされたくない
ありのままの姿を見せれば、周りの人間にバカにされてしまうと思い、自分を出せない人がいます。
もし素の自分を見られたらと思う恐怖が強いので。あまり人間関係を深めようとはしません。
流されやすい
優柔不断や、他人の意見に流されやすかったりする人も、なかなか自分を出せない可能性があります。
自分ではAの方が良いと思っていても、他人が Bと言うと、Bの方が良く見えてしまうというタイプの方は、最終的には自分よりも他人の意見や選択を優先させてしまいがちです。
優柔不断を治して優先順位をつける方法はこちらの記事をご覧ください。
自分を出していけるようにする方法
自分を出したいと思うきっかけは人それぞれだと思いますが、誰かと親しくなるために自分を出す=心を開きたいと考える人は多いと思います。
しかし、自分を出すと言っても、突然変わるようなのは不自然です。
今まで出せなかった自分を少しずつ出していけばいいのだと思います。
では、少しづつでも自分を出すにはどうしたらよいでしょうか?
自分を出せる人を一人作る
波長が合う人、共通の話題がある人など、自分を出せる人を一人見つけましょう。
味方がいれば、自分を出せない窮屈な雰囲気も、大きく変わるはずです。
特に職場では、仕事以外の話も楽しくできる相手がいると話も盛り上がり、ありのままの自分を出しやすくなります。
始めて話しかけるときは緊張しますし勇気がいることですが、直感で話し掛けやすそうと感じた人を選ぶのも、1つの方法です。
第一印象で話し掛けやすそうだと感じた人であれば、無意識のうちにリラックスして話すことができ、素の自分も出しやすくなる可能性があります。
挨拶をする
自分を出すことができない方の中には、自分から話しかけることがなかなかできない方も多くいらっしゃると思います。
職場ですれ違う際に、「おはようございます」「お疲れ様です」などと、全ての人に挨拶してみましょう。
大半の人が、声や会釈で返してくれるはずですし、その中で自然と話し掛けやすそうな人が見つかるかもしれません。
また、相手の方から「この人、気が合いそう」と感じて話し掛けてくる可能性もあります。
たかが挨拶と思ってしまいがちですが、挨拶は全てのコミュニケーションの基本です。
コミュニケーションをとる方法に関してはこちらの記事をご覧ください。
自分を出せる場所を作る
会社や学校でどうしても自分を出せない人は何かに夢中になってみる事をオススメします。
夢中になれるものを見つけることで人生が充実しますし、夢中になったものを通して同じ趣味や志を持った仲間と出会うことができます。
同じ趣味や志を持った人は、自分と似たような考えを持った人が多いです。
話していてとても楽しく、仲間も自分を仲間として受け入れてくれます。
その結果、自然に素の自分を出せているはずです。
最後に
自分を出せない状態が続いていると、イライラしたり、窮屈に感じたりすることも多くなります。
なかなか自分を出せないという方は、ぜひ自分を出せる相手や場所を見つけて、ストレスをため込まないようにしていきましょう。
他にも自分を変えたいと思っている方はこちらの記事もご覧ください。
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