子どもやお年寄りがいる家庭では、ケガや事故はつきものといえます。
しかし、ケガや病気の中には、少しの注意と心がけで防げるものがあります。
そして、このような日頃から注意し、心がける意識や行動を「予防救急」といいます。
簡単に予防救急が学べるブラウザゲームがあります。
その名も
予防救急とは
予防救急とは、事故を未然に防ぐ取組みです。
生活習慣病や日常の事故などによるケガは、日頃から少しの注意を払うことや事前に対策をとることで予防をすることができます。
このように、病気や事故に対する予防の意識を高めることで、救急車を呼ばなければならない事態を未然に防ぐことができます。
ケガや事故が起こりやすい場所
ケガや事故というと外出中に起きていると思われがちですが、実は7割近くが家庭内で起こっています。
家庭内でのヒヤリとした、またケガをした場所は
リビング・居間
自宅の玄関・階段・廊下
台所・ダイニング
自宅の庭・ベランダ
寝室・ベッド・寝具等
集合住宅の共用部
その他の家の中での製品等
〈参考 東京都生活文化局消費生活部平成29年ヒヤリ・ハッと調査 〉
の順番でヒヤリ・ハッとした場所が続いており、ヒヤリとした場所がわかることによって、どのようにヒヤリ・ハッとしたかがわかるようになります。
つまり、特に多いのが段差でつまずいてケガをしやすい、次に転倒や火傷ということがわかると思います。
このようにヒヤリとしたことハッとしたことから分析をしていくことで、本人も家族も注意するようになり、事故を未然に防ぐことができるようになってくるのです。
小さいお子さんがいる家庭では階段に柵を設けたり、机の角にストッパーを付けているご家庭も多いかと思います。
そこで今回は、室内の予防救急を取り扱ったブラウザゲームをご紹介します。
ゲームで学ぶチャレンジ予防救急とは
ゲームで学ぶチャレンジ予防救急とは、大阪市が全国で初めて、パソコンやスマートフォンで応急手当講習を体験できるアプリケーション「ボジョレーに教わる救命ノート」内でのブラウザゲームです。
ボジョレーに教わる救命ノートは誰でもおぼえやすい救命講習、救命テキストです。
胸骨圧迫やAEDの使い方などの心肺蘇生や応急手当が学べるだけでなく、予防救急まで学べることができます。
実は危険な屋内も心がけ次第では予防することができます。
ゲームで学ぶチャレンジ予防救急ではマウスを使い、おもちゃなどを運び予防救急をわかりやすく学ぶことができます。
整理整頓をすることが、予防救急の第一歩です。
おもちゃはおもちゃ箱、本は本棚ゴミはゴミ箱へ、これで予防救急は完璧でしょうか?
コンセントなどで足を引っかけるというケースは多くあります。
またそのコンセントがポットなどであればやけどをしてしまう危険性もありますので、コンセントも外すようにしましょう。
最後に
このゲームで学ぶチャレンジ予防救急は大人だけでなく、子供と一緒に行うことでも予防救急につながりますので、ぜひお子さんと一緒にやってみてください。
その他ヒヤリとするような事故を減らす記事をこちらでもご紹介しています。
不惑の応急手当広め隊
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