https://www.gizmodo.jp/2016/05/rogue-ones-darth-vader.html
近くにイライラしている人がいると、こちらまでイライラしてしまうことがありますよね。
感情は周囲に伝染するこのような現象を情動伝染といいます。
情動伝染は特に怒りや不安といった負の感情の伝染力が強いとされています。
怒りっぽい人の性格を変えることは残念ながらできませんが、対処法はあります。
そこで今回は、イライラしている人への対処法をご紹介します。
目次
イライラしている人に対しての心構え
イライラして機嫌が悪い人に対してやってはいけないことは、怒りに対して怒りで対抗しようとすることです。
相手の怒りの感情にのみ込まれないようにするために、自分を防御するイメージしましょう。
例えば、怒りっぽい人と自分との間に頑丈な壁があるというようなイメージしてみましょう。
相手のイライラの伝染が和らぐはずです。
イライラしている人に対してはなるべく関わらないのが一番です。
しかし、職場なのでどうしても関わらなければいけないこともあります。
職場で関わりたくない人と接する方法に関してはこちらの記事をご覧ください。
冒頭に説明した情動伝染は怒りが怒りに伝染するだけではありません。
最も多いのは、怒りに対して恐怖を感じることでしょう。
怒っている人に恐怖を感じる理由
他人の怒りに恐怖を感じるのは幼い頃のトラウマが関係している可能性があります。
子供は両親や祖父母・学校の先生に怒られ、傷ついた経験。
たとえ自分の行動に問題があったとしても、叱られた理由が理解できずに泣いてしまいます。
夫婦喧嘩など、大人が怒っている場面を見て、怖い思いをした経験などが、トラウマになっているケースは少なくありません。
そのため、自分より年輩の相手(会社の上司やアルバイト先の店長・姑・舅など)が不機嫌だと、特に怖いと感じてしまいます。
特に責任感が強い人や自分に自信がない人などは他人が不機嫌だと、無意識に自分に原因があると思ってしまいます。
イライラの原因は自分ではない
イライラしている人に対して、「ひょっとしたら、自分が怒らせてしまったかな?」と考える人も多いと思います。
しかし、イライラの原因がはっきりしていない場合は自分のせいだと思わないことが重要です。
寝起きに不機嫌になる人
忙しいときや空腹のときに機嫌が悪くなる人
病み上がりやいつもより調子の悪いとき
このような時はイライラしやすくなるものです。
また、夫・妻が家庭でイライラしているのは、仕事やママ友の問題が原因かもしれません。
恋愛がうまくいっていないときに、友達に当たる人もいます。
このように、プライベートや会社など自分とは関係ない場所で嫌なことがあって、機嫌が悪くなっていることがおおいのです。
相手がたまたま機嫌が悪かっただけです。
誰かが怒っていてもパニックにならずに、自分には関係ないと放っておきましょう。
イライラしている人に対して
怒りは、時間がたつと静まることが多いです。
相手の機嫌が直るまでそっとしておくことが、不機嫌な人の上手な取り扱い方になります。
特に自分とは無関係な事情で怒っている相手なら、余計なことはせず放置しておくのが得策です。
心当たりがないときは、周りの人の機嫌が悪くなるのは、全部自分のせいなのかもしれないといった勘違いはしないようにしましょう。
どうしても関わらないといけない場合は
自分のミスで相手がイライラしている、イライラしている人が上司ですぐ報告しなければいけないことがあるような、関わらないといけない場合では次のことに気を付けましょう。
茶化さない
原因がはっきりしている時、場の空気を明るくしようとして、その原因について茶化してしまう人がいます。
それは逆効果なのでやめておきましょう。
明らかにプライベートなことでイライラしている場合は、あなたがその当事者と知り合いだったり、近しい間柄でない限り出来ることはありません。
原因について馬鹿にされているように感じてしまうと、なおさら苛立たせてしまいます。
イライラしていること自体に触れない
原因が分かっているときも、分かっていないときも、その原因について言及するのはやめておきましょう。
もしかしたら、あなたが原因でイライラしているのかもしれません。
もしくは、ただ何か考え事をしていて怒っているのではないのかもしれません。
原因を聞くことで、「あなたのせいで怒ってるのよ!」「お前が原因だよ!」と、やぶへびになる恐れがあります。
本当に話を聞いてほしければ、必ず相手の方から言ってきますから、その時まで待ちましょう。
会話の主導権は相手に握ってもらう
相手がイライラしていて、あなたが話し相手になった時は、無駄に刺激しないことが何よりも大切です。
相手に話す側になってもらい、聞き役に徹しましょう。
話したいことはすべて話してもらい、それをしっかり聞きます。
相手にアドバイスを求めらた時は、基本的に相手の話を否定するようなことは言わず、ただ話を聞いてほしそうなときは、自分の意見は言わないのがポイントです。
最後に
感情は伝染すると言われてます。
怒りで近寄ってこられると、自然と怒りで返したくなるのが道理です。
しかし、こちらが冷静になって、クールダウンして相手に接しましょう。
そして、そのクールダウンを 相手に移すようにしましょう。
自分がイライラしていると感じたときにイライラをコントロールする方法はこちらをご覧ください。
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