出典 news.livedoor.com/article/detail/5951046/
仕事ができる人の共通点として情報収集が上手い、なぜかその人に情報が集まるということがあります。
アンテナを張るという言われ方をする情報収集ですが、上手い・下手というよりも正しい情報収集と間違った情報収集がありますので、今回は情報収集の達人になる方法をご紹介します。
目次
情報収集とは
仕事やビジネスで情報収集が大切だとはわかっていても、おこなう目的は、意外とはっきりしていない方が多いと思います。
情報収集は「ただ情報を集めるだけ」ではありません。
情報を集めて、「知識にする」ことが重要です。
つまり、仕事で成果を出したり、日常生活を改善するためのノウハウにすることが求められます。
間違った情報収集とは
情報収集が下手な人は情報収集がしっかりできているつもりでも、できていないということがあります。
情報収集が下手な人の特徴つまり、間違った情報収集はどのようなものなのでしょうか?
取捨選択をしない情報収集
目的を持たずに情報収集を始めると、必要のない情報ばかり集まり、非効率などころか全く意味がない時間になってしまう可能性が高くなります。
また、仮に情報収集するべき情報が正解であったとしても、目的がないため本来学ぶべきではない、必要のない情報に寄り道をしてしまう可能性があります。
いる情報・いらない情報を取捨選択するようにしましょう。
いつ役に立つかわからない情報の収集
「いつか役に立つだろう」と記事を読んだり、とりあえずブックマークしてみたり、目を引いたビジネス書を買って本棚にしまったりする情報収集です。
目的を持って情報収集しないと、ノウハウを集めたり本を集めたり、きれいに情報を整理することだけに目が行ってしまい、実際に使える知識になりません。
使い道がない情報の収集
情報収集の方法が上手でも、アウトプット先がないと情報収集が目的のようになりただのノウハウコレクターになってしまいます。
すぐに使える知識だけを学ぶ必要はありませんがアウトプット先がないと情報収集も徒労に追ってしまいます。
「ブログで意見を書く」「仕事で使える知識か試してみる」などのアウトプット先を作ってアウトプットしていきましょう。
続かない情報収集
いくら情報収集がうまくても三日坊主では意味がありません。
やる気やモチベーションに頼らず無理なく情報収集できるようにスケジュールなどを見直しましょう。
習慣化のコツに関してはこちらの記事をご覧下さい。
情報収集の仕方の種類
では、情報収集がうまい人、つまり正しい情報収集はどのようなものでしょうか?
実は情報収集には3種類の方法があります。
情報を集めるのはアンテナ?
情報のアンテナやアンテナを張るという呼び方が誤解を招き、イメージしにくいと思いますので、ここでは海と魚に例えます。
情報が魚、情報がある場所が海です。
魚を捕まえる道具がアンテナにかわる、情報収集のツールです。
情報収集の仕方 3種類
海=色々な情報がある場所の中から
①情報の網 ②情報のトラップ ③情報の銛
の3種類を使って、必要な魚=情報を捕りますので一つずつ説明していきます。
情報の網
ここでいう”網”というのは地引き網のような大きな網です。
大きな網で大量の魚を捕まえるように、大量の情報を収集することができます。
電車のつり革、TVやインターネット、会話などで仕入れる情報で、我々がいわゆるアンテナを張っている状態です。
メリット
様々な情報を得ることができる
欲しい情報に近い情報も得ることができる
デメリット
情報の取捨選択をしないと情報の海に溺れてしまう
間違った情報取集をしてしまう可能性が高い。
情報のトラップ
トラップというのは“罠”のことです。
魚の種類に応じて、餌をトラップの中に仕掛けておくことによってお目当ての魚がとれているものです。
具体的にどうするかといいますと、トラップですので仕込みが2つ必要になります。
1つ目の仕掛けは、自分が○○の情報を集めている、もしくは○○に詳しいのは自分だと宣言することです。
2つ目の仕掛けは集めている情報のネタ帳をつけ、常に皆の前でもメモをすることです。
この2つを続けることによって、例えばサッカーならあいつに聞こう、ラーメンの情報を教えてあげようと、情報が自然に集まるようになります。
情報の銛(もり)
銛は小型の槍のようなもので、獲物を刺す武器です。
銛は一対一で魚を追い込んで一気に刺すものですので、一対一になる必要があります。
具体的には、質問をする、ただこれだけです。
コミュニティやネットなどで情報を持っている人に直接聞くやり方です。
直接聞くのですから情報収集としては一番確実です。
情報収集で最も大事なこと
情報収集は、「目的を決める」ことが最も重要です。
目的を決めないと、誤った情報取集となってしまいます。
「何のためにどんな情報を探すのか?」を明確にすることから始めましょう。
最後に
今回は仕事ができる人は自然とできている情報収集の方法3種類ご案内しました。
この3つをうまく使い分けることで情報が自然に集まるようになりますのでぜひ試してみてください。
不惑の応急手当広め隊
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