出典 https://www.smule.com/song/ディズニー-白雪姫-口笛吹いて働こう-口笛吹いて働こう-karaoke-lyrics/3359910_3359910/arrangement
掃除をしてもしても出てくるのがほこりです。
ほこりは部屋が汚れて見えるだけでなく、喘息やアレルギー性鼻炎などの原因になります。
モップがけから掃除機、水ぶきまで毎日出来れば一番ですが、仕事や家事、育児でできない人もいるでしょう。
そこで今回は、ほこりの出現を減らし、出たほこりは全て消す方法をご紹介します。
目次
ほこりはなぜ出るのか
ほこりは、繊維や紙のくず、ダニ、砂埃や花粉など色々なものが混じり合ってできたものです。
主な発生原因は、洋服や布などの衣類が擦れたときに発生します。
ほこりは、空気の流れで動くため、ファンがついた家電や、空気の流れの止まる部屋の隅に溜まりやすいことが特徴です。
また、静電気のある場所にも集まりやすくなっています。
空気中にごみが舞って、床に落ちてたまっていくと、よく見る灰色のほこりになります。
つまり、ほこりは服や布から発生し空気の流れで動くものです。
ほこりが原因になる症状
ほこりが舞うとくしゃみや鼻水が出る場合があります。
これは、いわゆるハウスダストに対するアレルギー反応です。
ハウスダストは他にも、次のような病気の原因となります。
アレルギー性鼻炎
ほこりやダニといったアレルギーの原因物質が体内に侵入して、アレルギー反応を引き起こし、鼻の粘膜に炎症を起こします。
突然、発作のようなくしゃみが続いたり、水のような鼻水、鼻づまりなどの症状を引き起こします。
ハウスダストが原因の通年性のものとスギなどの花粉が原因の季節性のもがあります。
こちらの記事で鼻水を止める方法をご紹介していますので併せてご覧ください。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎は、アレルギーの原因となる異物が結膜に入ることで目に充血や強いかゆみが起きる疾患です。
アレルギー性鼻炎と同じく、ハウスダストが原因の通年性のものとスギなどの花粉が原因の季節性のもがあります。
また、コンタクトレンズの汚れが刺激になって起きるものもあります。
アトピー性皮膚炎
ハウスダストや食べ物などの原因物質によって引き起こされるアレルギー疾患です。
強いかゆみをともなうため、かくことで皮膚に傷がつき、細菌に感染して悪化することがあります。
気管支喘息(成人)
成人の気管支喘息はハウスダストなどのアレルギーによる気道の慢性的な炎症です。
少しの刺激に反応して悪化し、気道が狭くなって息苦しくなります。
ほこりやダニなどのアレルギーを起こす原因物質がはっきり特定できるアトピー型と、原因物質が特定できない非アトピー型があります。
ほこりがたまりやすい場所
ほこりの発生を防ぎ、ほこりを消すには、ほこりがたまりやすい場所を理解しておく必要があります。
ほこりは、空気の流れの止まる部屋の隅や静電気のある場所がほこりがたまりやすい場所といえます。
具体的には
家電の上、裏
家具の上、裏
カーテンやクッションの布製品
ケーブルの周り
電気カバー
窓枠、サッシ
部屋、廊下の隅
など、布製品・人がいない場所・静電気のある場所の3点がほこりがたまりやすい場所です。
ほこりの発生を減らす方法
ほこりの発生を減らすためには、ほこりの発生源を減らす必要があります。
換気をしっかり行う
窓を閉め切ったままにしていると、家の中にほこりがどんどん溜まっていきます。
定期的に窓を開けて空気の流れを作り、ほこりを家の外へ出すようにしましょう。
なるべく収納する
衣類を干したままの状態や取り出しやすいように表に出しておくと、繊維のくずが出やすくなります。
衣類はタンス、クローゼットの中へ入れましょう。
また、必要なもの以外は引き出しや蓋付きの入れ物にしまうと、ほこりの発生を防ぐことができます。
布製製品を減らす
布製品は繊維のくずが出やすいためほこりの原因になります。
布製のソファーなどに革やビニールのカバーをかけるなど布製品を減らすだけで、ほこりの発生をかなり減らすことができます。
また、カーテンなどの布製品は、こまめに洗濯をすることが大切です。
外でほこりを落としてから家に入る
ほこりの発生源を減らすためには衣服についたほこりを家に持ち込まないことも必要です。
家に入る前に体をはたき、ほこりや花粉などを落とすようにしてください。
ほこりを掃除する時のポイント
できるだけほこりを溜めないようにすることは大切ですが、出てしまったほこりを掃除するすポイントをご紹介します。
ほこりを掃除する時間
ほこりは空中に舞いやすいため、人が部屋の中で動き回っている日中は掃除をしても取りきれません。
ほこりが下に落ちてきた状態の朝一番か外出後に掃除をすると、より多くのほこりを取り除くことができます。
掃除方法
ほこりを取り逃さないよう、掃除は上から下に進めるようにしましょう。
掃除機をかける前にフロアワイパーでほこりを取っておきましょう。
その後に掃除機で大きなゴミを吸い取っていくと、床のゴミをきれいに取り除くことができます。
掃除機まで終わったら、最後に上から下に向かって水ぶきをしましょう。
また、ほこりは静電気や物に付きやすいという性質があります。
床を掃除する前に、棚や電化製品のほこりをモップでゆっくりととり、床は最後に行います。
最後に
少し面倒ですが、水洗い・水拭きで部屋を清潔に保つのがほこりを消す近道です。
特に、布製品の水洗いや、部屋全体の水拭きをするとほこりの除去にとても効果的です。
ほこりを掃除することで、部屋だけでなく気持ちもスッキリすることができます。
掃除の効果に関してはこちらの記事をご覧ください。
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