ことわざで学ぶ!食べ物の効果と美味しい食べ方

 

出典 https://www.youtube.com/watch?v=IZYLgEyLMj0
 
始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな

 

便利な調理器具の普及によって、以前ほど役に立たなくなりましたが、昔から伝わる美味しく炊き上がる方法を歌として流行り、ことわざにしたものです。

弱火でゆっくりと米の中心まで吸水させることで米の甘みを引き出し、ムラなく米を炊き上げることができます。

はじめちょろちょろで米に水を吸水させたら、に強火にして沸騰させます。

沸騰したら弱火~中火にしてじっくりと中に火を通しましょう。

はじめちょろちょろ中ぱっぱの中ぱっぱは沸騰させるまでのことを言います。

中ぱっぱの後の歌詞は赤子泣いても二とるなと続きます。

蒸らしの段階は釜の温度を下げないことが重要なので、「赤子泣いてもふた取るな」、つまり何があっても蓋を取ってはいけないということに繋がります。
 
 
このことわざには、このようにお米をおいしく炊くための先人の知恵がつまっています。

他にも数多くの健康に対することや食べ物のことわざが存在します。

 

 

そこで今回は、昔からあることわざを通して、食べ物の効果や美味しい食べ方などをご紹介していきます。

 

 

秋ナスは嫁に食わすな


 

一般的によく使われている解釈は秋ナスはとても美味しいので嫁なんかに食べさせるのはもったいないという姑さんの意地悪な気持ちを表しているというものですが、ポジティブな解釈もあります。

 

夏野菜のナスには体を冷やす働きがあるので、涼しくなってきた秋にナスを食べて出産を控えたお嫁さんの体が冷えすぎないようにという、姑さんのお嫁さんを気遣う優しさからの言葉であるという解釈です。

食べ物には身体をあたためるものと冷やすものがあります。

 

身体をあたためる野菜には、にんじん、ねぎ、たまねぎ、ごぼう、れんこん、かぼちゃ、生姜、にら、にんにく、にんにくの芽、山芋、ふきなどがあります。

 

一方で、身体を冷やす野菜は、レタス、キャベツ、白菜、ほうれんそう、小松菜、きゅうり、トマト、ゴーヤ、セロリ、もやし、おくら、大根などがあり、ナスも身体を冷やす野菜に含まれています。

 

冷え性で悩んでいる方や妊婦さんは、身体を冷やす野菜を食べる場合は発酵する、熱を加える、圧力を加えるなどすると良いでしょう。

 

 

 

秋刀魚が出ると按摩が引っ込む


 

夏の暑さが落ち着いて、食欲も回復した頃に、栄養豊富なサンマが出回るようになると、食べた人は元気になって病人が減り、マッサージなどを行うあんまの出番がなくなるということ。

秋になると北の海から南下してくるサンマは、脂がのってとてもおいしく、良質のタンパク質や各種のビタミンがたっぷり含まれています。

 

血液をサラサラにして、コレステロールを正常に保つ働きのあるEPAや、脳細胞の活動を円滑にするDHAなど、体と頭にうれしい栄養素がぎっしり詰まっています。

EPAやDHAはオメガ3に分類されており、血液中の脂質濃度を下げる働きがあるといわれていることなどから、コレステロールを下げる、中性脂肪を下げる効果、高血圧予防、脂肪肝予防の効果があると期待されています。

また、同じように秋の食べ物に関してのことわざで、柿が赤くなると医者が青くなるということわざがあります。

 

生柿を1玉食べれば1日に必要なビタミンCを摂取することができ、ほかにも食物繊維、ビタミンの仲間である葉酸やビタミンA、ビタミンB6、マンガンやカリウムなども豊富に含まれています。

 

 

 

 

一日一個の林檎は医者知らず


 

この言葉はイギリスの一地方で生まれたことわざであるとされています。

 

りんごには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方がバランスよく含まれており、便通改善や腸内環境改善に役立ち、糖質の吸収を抑え、急激な血糖値の上昇を防ぎます。
 
また、ケルセチン、ポリフェノールなど抗酸化物質が活性酸素を除去し、免疫力を高め、疲れにくくなる効果が期待できます。

美肌・美白、動脈硬化予防の効果もあります。
 
 
 


冬至かぼちゃに年とらせるな


 

冬至の頃になると柚子湯に入るとともにかぼちゃを食べる習慣があります。

風邪を引かないため、また、金運上昇祈願などの意味があるようです。

 

かぼちゃには、ビタミンやカロテンが豊富で、緑黄色野菜をなかなか摂取することができない冬の大切な栄養源とされていました。

 

かぼちゃは夏から秋にかけて収穫される野菜で、栄養を損なわずに保存することができます。

しかし、冬至を過ぎるとさすがに傷んでしまうので、廃棄するようなもったいないことにならないように、年内には食べるようにという教えが元になってこのことわざがいわれるようになったようです。

 

 

 

匂い松茸味しめじ


 

たくさんあるきのこの中で、においが、いいものは松茸、味がいいものはしめじであるという有名なことわざです。
 
現在流通しているしめじは、ぶなしめじといい、安価で販売されていて料理にも使いやすい食材ですが、栄養成分が豊富で健康的な食材として知られています。

 

ぶなしめじに含まれる栄養成分は「ビタミンC」「ビタミンD」「ビタミンB1・B2・B6」「ナイアシン」「カリウム」「鉄分」「食物繊維」「アミノ酸」などがあります。

 

ぶなしめじは普段の食生活で不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。

一方の松茸ですが、香り成分は、マツタケオールとケイ皮酸メチルによるもので、食欲増進作用、消化酵素の分泌を促す作用、がん予防効果があるといわれています。

 

また、カリウム、鉄、食物繊維の含有量はキノコ類の中ではトップクラスです。

カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、高血圧の予防改善に役立ち、豊富な不溶性食物繊維は便秘の改善、腸内の有害物質の排出に有効です。

 

 

 

最後に


いかがでしたでしょうか?

古くから伝わる日本のことわざは、簡潔で覚えやすいとともに、真実を鋭く言い当てた絶妙なものであり、まざまな戒めやアドバイスを得ることができます。

 

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