出典 https://www.youtube.com/watch?v=R2zvNV8uSpc
災害時の用意は十分にされていますか?
地震や災害はいつ起こるかわからないものです。
そのため、いざという時の為に、あるもので出来る、簡単な防災グッズの作り方を覚えておくと便利です。
そこで今回は、いざというときに役立つ知識として日用品で防災グッズを作る方法をご紹介します。
日用品でできる防災グッズ
災害時には断水や停電が起きたり物資が不足します。
そんな時、ラップや新聞といった日用品で代用品が簡単に作れます。
日用品でできる防災グッズとしては、
暖をとるもの
おむつ
シャワー
スリッパ
お皿やコップ
簡易トイレ
簡易ランタン
このようなものがラップ、新聞紙、ポリ袋、ペットボトル、タオル、段ボール、キッチンペーパーなどで作ることが出来ます。
暖をとるものの作り方
出典 http://country-webnews.com/post-3002/
お腹や手足、体の冷えは、避難生活が長引けば長引くほど、体力を奪っていきます、そのためしっかりと防寒対策を心がけるようにしましょう。
新聞紙を羽織って防寒するだけでなく、ポリ袋と合わせるとより暖かくなります。
また、靴下、腹巻きと新聞紙をあわせることでも有効な暖を取る方法となります。
簡易おむつ
出典 http://country-webnews.com/post-3002/
大きめのレジ袋とタオルを用意してください。
持ち手の端と両脇を切って開きます。
その上に清潔なさらしやタオルを畳んでおきます。
布の上に赤ちゃんのお尻が来るように寝かせ、上側になった持ち手の部分を赤ちゃんのお腹で結びます。
下側の持ち手部分をT字体の要領でお尻からお腹の前に入れ込みます。
余った部分を下に折り返します。
シャワー
ペットボトルを準備してください。
蓋に画びょうや先の尖ったもので穴を2~3カ所開け、ペットボトルに水を入れ蓋を閉めれば完成です。
ペットボトル本体に穴を開けて吊り下げる様にすればシャワー代わりになります。
スリッパ
出典 https://youtu.be/_ahFG4bkR0U
新聞紙があれば作れます。
新聞紙を折筋に沿って半分に折ります。
新聞紙を床に置いて、輪になっている方にかかとをあわせ、輪になっていないほう方をつま先の方におります。
折り曲げた方を2センチほど外側に折り返します。
裏返して、折ってないほうを表に横側にして置きます。
左右半分に折っており筋を付けます。
左右中央まで右側と左側から折ります。
左側の袋状になっている部分に、右側の上部を折り込みます。
帯状になっている部分の上側を斜めに追って内側に折り込みます。
四つの角に折り込んで完成です。
お皿やコップ
出典 http://country-webnews.com/post-3002/
新聞紙とビニールを使ったお皿やコップの作り方です。
新聞紙以外の物を使った食器の作り方も便利で非常時に用意しやすいのでご紹介します。
洗い物もままならない状況となりますので、利用できるものを最大限いかすことで節水にもつながります。
2リットルのペットボトルの飲み口をカッターで切り取り、次に縦に切ります。
底の部分は硬いので、大き目のハサミを使ったほうがうまくいきます。
この状態で、お皿として使えます。
切り方を工夫すれば汁気のある食べ物にも使えるので便利ですし、ホット用のペットボトルを使うことによって温かいスープなどを入れることも可能です。
簡易トイレ
出典 http://country-webnews.com/post-3002/
被災時には水道が止まってトイレも使えなくなることがあります。
そこで、水分を吸わせるなどの意味合いで新聞紙を細かく砕いてビニールに入れ簡易トイレとして利用します。
また、段ボール箱に穴を開け、ポリ袋を入れて簡易トイレを作ることができます。
具体的な作り方としては
段ボールないしバケツの中に二重にしたポリ袋をかぶせます。
この事からも段ボールは極端に底が浅く作ったり、深すぎないように気を付けましょう。
次の工程も一緒ですが、ちぎって丸めた新聞紙を沢山その中に入れましょう。
実際これだけの作業で簡易トイレの制作は完了です。
水が止まった状況などではこういった方法を使いましょう。
簡易ランタン
懐中電灯を用意してあるご家庭は多いと思いますが、懐中電灯は遠くを照らすのには便利でも周りを照らすのにはもの足りません。
しかし、懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけで、光が乱反射して周りを照らすことができます。
懐中電灯が小さい場合はコップに入れてやってみてください。
また、懐中電灯が無くても、スマホで代用できます。
スマホには、懐中電灯の代わりとなるフラッシュライト機能が備わっていますが、ランタン代わりに使うには明るすぎるし、光の範囲が狭いのが難点です。
そこで、スマホの光を和らげ、広範囲に拡散させるためにペットボトルが役に立ちます。
出典 https://edmm.jp/72569/
やり方としては
ライトをつけてスマホを階段などに置きます。
スマホの上に水の入ったペットボトルを置きます。
すると、光が液体に反射し、広範囲に拡散し、周りを照らすランタン代わりになります。
スマホの場合、懐中電灯よりも電池の減りを気にしないといけませんが、多くの人が持っているスマホと身近なペットボトルでできるので、特別な準備も必要ありません。
最後に
今回は、日用品で防災グッズを作る方法をご紹介しました。
防災グッズを備えている状態が理想的ですが、常にそれらを肌身離さず持ち歩くわけにもいきません。
そのためにも、簡易的とはいえ、これらの作り方を知っておくなどの対策を事前にしておくだけでも、いざというときに役立ちます。
いざというときの緊急持ち出し袋に関してはこちらの記事をご覧ください。
不惑の応急手当広め隊
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