『耳をすませば』から学ぶ将来に不安を感じたときの対処方法





出典 https://www.pinterest.jp/pin/588634613774837527/


あなたは耳をすませば』の月島雫(つきしま しずく)、『魔女の宅急便』のキキ、どちらが好きですか?

スタジオジブリの鈴木プロデューサーが著書の中で聞かれていることです。



同じ年頃の女の子でも性格が正反対な二人どちらを選ぶかでその人の価値観が分かるそうです。

小説家になろうと決意し目標に向かって努力する雫が好きな人は、将来に夢を持って突き進むタイプ。

一方、生まれ持った魔女の能力を生かし宅急便の仕事を始めたキキが好きな人は、与えられた仕事を一歩一歩着実にこなすタイプと言えるのだそうです。

キキはいわゆる二世や二代目など生まれながらにして進路が決まっているタイプですが、雫ははじめから小説家になろうと決めていたわけではありません



雫はなぜ小説家を目指したのでしょうか?そして目標に向けて頑張ることができたのでしょうか?

今回は『耳をすませば』の主人公月島雫を通して将来に不安を感じたときの対処方法としての目標設定の方法を見てみましょう。








出典  http://www.amiami.com/top/detail/detail?gcode=JIGS-002156










『耳をすませば』とは



主人公は本が大好きでよく図書館で本を借りている中学三年生の女の子月島雫です。

雫は自分が借りる本の図書カードに「天沢聖司」という名前を良く見かけることに気づきます。

雫は、次第に「天沢聖司」はどんな人なんだろうと気になり始めます。

そしてある日、雫は電車の中で出会った猫に導かれ、「地球屋」という不思議な店にたどり着きます。

本の貸し出しカードで名前だけは知っていた少年天沢聖司と出会い、2人は夢を追いかけ始めるという物語です。








雫の目標設定



雫は天沢聖司と出会うまでは、進路も何とかなるだろう位にしか考えていない子でした。




雫タイプかキキタイプかそれとも



才能があるかどうかも分からないけれど、夢・目標を掲げて、そこに向かって生きている雫


出典 https://www.mirainoshitenclassic.com/2017/01/7others.html



持って生まれた才能・能力を使って、どう生きていくかを考えて目の前の仕事を一つ一つこなしていったキキ


出典 https://festy.jp/web/posts/1005401


しかし、大部分の人は

とりあえず今やることをやっていて、友達や家族とワイワイ話して遊んで、趣味もあるけれど

でもたまにポカンと心に穴があいたような寂しさや、虚無感に襲われる

自分は何者なのだろうか?

何を本当はしたいのだろうか?

と感じてるのではないでしょうか?









雫がなぜ目標設定できたか?



ここからはネタバレを含みます。

雫が偶然好きになった天沢聖司は、中学卒業したら、バイオリン職人になるためイタリアに修行に行ってしまうということがわかります。


出典 http://ghibli.jpn.org/news/mimisuma-train/



なのに雫は、自分自身は全然進路なんて考えてないことで焦り、悩みます。



自分より頑張ってる人に頑張れーなんて言えないよ


そこで、雫は、自分も、本を書くことを決心します。

受験前で家族から反対されながも突き通します。





「そうかぁ、簡単なことなんだ。あたしもやればいいんだ。」



ある日、友人の夕子との会話で

あいつは自分の才能を確かめにいくの。だったらあたしも試してみる


決めた!あたし物語を書く!


書きたいものがあるの。
あいつがやるならやってみる


雫は天沢聖司に対して恋愛感情だけでなくライバル心も感じたのでしょう。

そして、

そうかぁ、簡単なことなんだ。
あたしもやればいいんだ!


と雫の目標が決まった瞬間です。

夢をかなえるには、まず自分自身が一歩踏み出さないとなにもかなわないことを、雫は知っています。








「自分の中に原石を見つけて、時間をかけて磨くことなんだよ。」



この言葉は、聖司のおじいさんが完璧に物語を書けるか不安がっている雫に対してかけてあげた名言です。


出典 https://www.mirainoshitenclassic.com/2017/01/7others.html



原石とは“魅力”とか“才能”というものを指しているのだと思います。

まだ若くて未熟なのに最初から物語を完璧に物語を完成させようとする雫に対して、おじいさんからの「ゆっくり時間をかけて自分の魅力を見つけ、それを磨いていきなさい。」というメッセージです。







「雫さんの切り出したばかりの原石を、しっかり見せてもらいました。」



小説を書き終わった雫はまず聖司のおじいさんに読んでもらいます。

おじいさんは「ありがとう。とてもよかった。」と雫に伝えます。

しかし、雫は自分がまだまだ未熟であり、物語がまとまったものではないことが分かっていました。

だから、雫はおじいさんに本当の感想を言ってほしいと伝えます。

すると、おじいさんは雫にこんな言葉を伝えます。

「そう。荒々しくて、率直で、未完成で。聖司のヴァイオリンのようだ。」

「雫さんの切り出したばかりの原石を、しっかり見せてもらいました。」

「よくがんばりましたね。あなたは素敵です。」


雫は作品を完成させて、理解します。

本当に本が書きたければ、もっと勉強して、たくさんのことを学んでいかなければならないと理解します。

そして、何となく高校へ行くから小説家になるために高校へ行くと聖司を前に決意するのです。




出典 http://ske48matome.net/archives/29199462.html










最後に



雫は好きになった天沢聖司に感化された形でしたが、夢や目標は些細なきっかけでできるものです。

その中でも雫は、元々興味があった小説という原石を見つけます。

そして、できるかできないかではなくやるかやらないかでとりあえずやってみるという選択をしました。

何をしていいか?目標がないと悩んでいたら雫にならって、原石』を見つけ『とりあえずやってみる』を実践してみてください。









雫のその後



『猫の恩返し』というジブリ作品をご存知でしょうか?

この作品が『耳をすませば』と設定や内容が非常に似ているという声があがっていますが、実はこの作品は月島雫が将来作家になり執筆した作品、という設定だそうです。

原作者柊あおいさん宮崎駿さんがリクエストを送り、猫の恩返しの原作である「バロン 猫の男爵」を手がけました。



これは雫が書いた小説が舞台といわれています。

つまり、月島雫は中三からの夢を叶えたと言えます。

目標を達成する唯一の方法は毎日続けるです。



雫は聖司との出会いをきっかけに、才能があるかどうかも分からないけれど、夢・目標を掲げて、そこに向かって生きていくようになるのです。

目標に迷ったら『耳をすませば』を見てみてはいかがでしょうか?



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