『ワンピース』から学ぶ 応急手当の目的



出典 チョッパー ルフィを治療(チョッパー(新世界)) | 公式【サウスト】ONE PIECE サウザンドストーム最速攻略wiki (gamematome.jp)



「医者―!俺だー!」


医療漫画以外にも医者が出てくる漫画は多くありますが、その中でもっとも有名なのがワンピースのチョッパーこと麦わらの一味のトニートニー・チョッパーではないでしょうか?



トニートニー・チョッパーとは


麦わらの一味で、ヒトヒトの実を食べて人間の能力を得た青っ鼻のトナカイ。

トナカイ人間になって化け物扱いされた自分を救った恩人、Dr.ヒルルクの遺志を継ぎ医者を志す。

夢は何でも直せる医者になって自分が〝万能薬〟になること。

トニートニー・チョッパー | キャラクター | ワンピースとは | ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム) (one-piece.com)



チョッパーは、仲間の危機を何度も救い、船医として信頼を得ていますが、
チョッパーの応急手当を見ていくと応急手当の最も大切なことが見えてきます。




ワンピースのチョッパーと応急手当



『ワンピース』は『週間少年ジャンプ』(集英社)にて、1997年34号から連載されているの尾田栄一郎さんによる日本の漫画です。


『ワンピース』は海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を巡る海洋冒険ロマン漫画です。


ルフィをはじめ無茶をするメンバーが多いため、けが人も多く、チョッパーには多くの応急処置のシーンが出てきます。


麦わらの一味にけがの手当てを行うのはもちろんですが、一味以外にも応急手当を行うことが多くあります。


例えば、

潜水病のモンブラン・クリケット(猿山連合軍最終園長にして冒険家)に対して安静にさせ、タオルを当て処置をする

重症のガン・フォール(上空1万mにある空島スカイピアの住人)を寝かせて安静にさせ、内服薬を飲ませる。

窒息無呼吸になったスカイピアの神兵に対し、胸骨圧迫による異物除去を行う。

銃で撃たれたシェリー(ロングリングロングランドに生息する首の長い馬)や銃や弓矢で撃たれたはっちゃん(魚人街出身のタコの魚人)の弾を摘出し包帯を巻く。


絶対安静のネコマムシの旦那(幻の島ゾウの住人ミンク族の指導者の一人)に対し猫じゃらしで気を紛らわせながら注射を打つ

ネコマムシの旦那に会いに行こう | TVアニメ | 原作・アニメ情報 | ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム) (one-piece.com)




このように様々な応急手当を行っているチョッパーですが、 チョッパーの応急手当には共通点があり、これが応急手当の最も大切なことであり、応急手当の目的です。





応急手当の目的


チョッパーが行う応急手当の共通点は、まず安静にさせてるということです。

チョッパーは医者なので少し違うのですが、その場に居合わせた人(バイスタンダー)が行う応急手当の目的は、「救命」「悪化防止」「苦痛の軽減」の3つで、3つの中でも悪化防止、苦痛の軽減には、まず安静にさせるということが特に重要です。

応急手当の目的を一つづつ解説していきます。



救命


応急手当の一番の目的は、生命を救うこと「救命」つまり、けが人や急病人の生命を救うことです。

応急手当を行う際は、この救命である「救命処置」を目的とした手当、具体的には心肺蘇生気道異物除去を最優先します。


ワンピースでは上記のチョッパーが スカイピアの神兵に対し、胸骨圧迫による異物除去 やエネルが自分に雷を流し自分の心臓をマッサージするシーンが出てきます。

ワンピース30巻より


悪化防止


応急手当の目的の一つは、けがや病気を治すのではなく、今以上に悪化させないようにすることです。


止血広範囲のやけどの手当骨折をした箇所の固定などがこれにあたります。

ワンピースでは凍結したキャラクターへ保温したり、包帯を使った手当のシーンが良く出てきます。

ワンピースではチョッパーが医者のため薬を飲ませるシーンも出てきますが、原則、薬は医師の指示により使用します。



苦痛の軽減


応急手当の目的の三つ目は、傷病者に心身ともに苦痛を与えないことです。


傷病者の楽な体制をとらせたり、励ましの声をかけ続けることも重要です。

ワンピース55巻より




最後に 応急手当の必要性



今回は『ワンピース』を通して応急手当に最も大切な事である、応急手当の目的をご紹介しました。

けが人や急病人が発生した場合、居合わせた人が手当を正しく速やかに行うことで、傷病者の救命効果が向上し、傷病治療の経過にも良い影響を与えます。

現実の世界にはチョッパーはいないため、突然の重い病気やひどいケガをした人に、応急手当を行い適切な医療機関に搬送するのが救急隊の役目です。

緊急性が高いと判断したときは、迷わず救急車を要請してください。

救急車が到着するまでに、手当を行うことで傷病者の死亡率が大きく下がります。


また、災害時には平常時に比べ、救急車の支援に期待することができませんので、手当の必要性は非常に高いものになります。


いざ、緊急の事態に遭遇した場合、適切な手当を実施するには日頃から手当に関する知識、技術を身につけておくことが大切です。



当サイトではこれまでも

大ヒット漫画・アニメを通して
いざ、緊急の事態に遭遇した場合、適切な手当を実施するには日頃から手当に関する知識、技術をご紹介してきましたので、あわせてご覧ください。





第1弾 『鬼滅の刃』から学ぶ 傷(キズ)処置の手順について



第2弾 『はたらく細胞』から学ぶ 心停止になった時心臓マッサージやAEDを使う時私たちの体の中で何が起きているのか?


第3弾 『名探偵コナン』から学ぶ 衰弱している人・意識がはっきりしていない人への応急手当





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