『もののけ姫』から学ぶ 壮大な自分探しの旅





出典 blog-imgs-37



あなたは自分の価値観を理解していますか?

何が大切か、どんなことに時間やお金をかけたいか、しいては何のために生きるかという目標も価値観で決まります。

自分探しの旅というのは価値観を理解するためのものなのかもしれません。

自分自身の価値観を理解していないと、人に合わせてしまう、人前で自分らしく振る舞えないなどの原因としてストレスにもなります。

自分の価値観がわかれば、人に合わせてしまうことも減ってくる可能性があります。

価値観は移り変わる可能性がありますが、それは感情と大きな関係があるからです。


宮崎駿監督の代表的な作品である『もののけ姫』はこの価値観と感情を軸に物語を実にうまく展開しています。


そこで今回は『もののけ姫』を通して、価値観を理解するためのヒントをご紹介します。

出典 https://ciatr.jp/topics/46350










『もののけ姫』とは



この先ネタバレを含みます



主人公は蝦夷(えみし)の末裔が住む隠れ里の次期里長と目されるアシタカです。


ある日、アシタカの住む村にシシ神が襲いかかります。


アシタカは村を救うべくシシ神に戦いを挑みますが、怒りと憎しみでタタリ神と呼ばれる”もののけ”と化したシシ神に、死の呪いをかけられてしまいます。

アシタカは、何故彼が呪いを受けなければならなかったのかという理由を確かめるため相棒のヤックルと旅に出ます。


出典 http://art33.photozou.jp/pub/646/677646/photo/72342145.v1349811829.jpg


そして、西の方角に”シシ神の森”がある事を知ったアシタカは、その森を目指すことにします。


その途中、川辺でアシタカは人間の子でありながら山犬”モロの君”に育てられた「もののけ姫」サンに出会います。

出典 https://rinrism.com/maxim/anime/mononoke



アシタカは、この少女こそシシ神の森を知っていると直感し、声をかけますが、サンは、森を侵す人間を激しく憎んでいるため、人間であるアシタカには敵意に満ちた視線を返すだけでした。

その後、アシタカは、同じ川辺で怪我をしている男達に出会います。

彼らは、あの白くて巨大な山犬に襲われたといいます。

アシタカは、彼らの里であるタタラ製鉄の村に招待されます。

そこで、タタラ場の為に森から神々を一掃し、そこを人間中心の豊かな土地に変えようと考えるエボシ御前と出会います

出典 https://rinrism.com/maxim/anime/mononoke



不老不死の力が備わっているとされているシシ神の血を手に入れるために天皇の勅令で、シシ神の血を手に入れるために、森とたたら場の対立を利用し、苛烈化させシシ神を退治しようとするジコ坊

出典 https://rinrism.com/maxim/anime/mononoke




そして、森を守ろうとする山犬とサン

出典 https://kinyou-roadshow.com



かくして、三つ巴の戦いが始まります。

アシタカは森と人との調停に奔走するようになり、シシ神を争いに身を投じてゆくことになります。








アシタカにかけられた呪い



アシタカがかけられた呪いには呪いが発動する条件があります。

腕の祟りが発動すると、アシタカの意思と関係なく腕の痣がグニャグニャと動いて、アシタカ本人も信じられないような力を発揮しています。

弓矢で侍の腕を両断したり、大人数の力を使って開く門を一人で開けたりしています。

出典 http://art33.photozou.jp/pub/646/677646/photo/72342145.v1349811829.jpg










劇中で呪いが発動するタイミング



最初の侍との戦闘

シシ神を最初に見た時

エボシと相対した時

サンとエボシの戦闘を止める時

追手の侍と戦闘した時



アシタカの怒りや、憎悪、恐怖など「負の感情」が高まり、アシタカがもとから持ち合わせている、優しさや、愛情など「正の感情」との対立・呵責が生まれた時に、腕の呪いが暴走しています。

つまり「アシタカの感情の対立から生まれる、感情の暴走」がきっかけとして、呪いが発動しています。



出典 https://rrryoko.com/movie/1306










感情とうまく付き合うには



誰でも、感情の対立はあります。

怒りたくても、怒れない。

好きだけど、憎い。

良心としてはやってはいけないと分かっていることを、やってしまう。

誰にでもある事です。

しかし、この感情の対立が解決されない状況が長引くとストレスに変わります。

そのため、なぜ感情の対立が起こるのかを学ぶ必要があります。



自分の感情と、うまく付き合うために学ぶ必要があり、
生まれた感情の対立は、その学びを活かして、出来る限り早く解決する必要があります。








なぜ感情の対立が起こるか



人間の感情には、

喜び、好き、嫌い、怖い、興奮、感動、安心、好奇心、冷静、悲しい、リラックス

など様々な感情があります。

しかし、この多くの感情は6つの感情にまとめることができます。

「自由」「安全」「正義」「愛」「成長」「貢献」の6つの感情の価値観です。


そして、


自由」の反対は「安全」。

正義」の反対は、「」。

「成長」と「貢献」は、共鳴し合うセットです。



この自由と安全、正義と愛反対の感情が対立を起こします。











6つの感情の価値観



感情の価値観は、「自由」「安全」「正義」「愛」「成長」「貢献」の6つがあります。

私たちの潜在意識の中で、無意識的に1位から6位まで並べられており、6つの中で上位にあるものが、その人が大切にしている感情の価値観なのです。








自由の価値観



ワクワク、ドキドキして楽しい。

やったことのないことが好き 、未体験の事、ワクワク、情熱を感じる、対立する感情は安全

何にでも挑戦して、新しいものはすぐに試してみるような人は、感情の価値観の1位は「自由」です。



安全の価値観



ストレスがなく、安心感、リラックスした気分

できるだけ危険を回避して、変化することよりも安心を優先する人は、「安全」です。




正義の価値観



自分らしく正しく評価されたい、 バカにされたくない、正義と力、やりたいことをやる こだわりと自尊心

厳格な態度で、ものごとに取り組み、自尊心が高い人は「正義」です。






愛の価値観



ちやほや、心地よい、義理や家族を大切にして人に嫌われたくない感情

人間関係を大切にし、「和」や調和を優先させる人は「愛」です。




成長の価値観



学び成長し新しい世界観を楽しめる感情、 人に受け入れられたい感情

自分自身の才能を開花させ、知識を知恵に変え、自分の内面を高めようとする人は「成長」です。






貢献の価値観



幸せを運ぶことができてうれしい。

人の望みを叶えてあげる、世界や人々や未来が幸福になる、貢献したい

人々の役に立つこと、応援すること、人を輝かせることが好きな人は「貢献」です。








反対する価値観



好きなことをしたい(自由)けどリスクは負いたくない(安全)。

人間関係を大切にしたい(愛)けど自分を曲げたくない(正義)。

このように反対する価値観が上位を占めると自分の中にも矛盾が生じてしまいます。

価値観を否定するわけではありませんが矛盾する考えはアシタカの呪いのように自分を苦しめるだけです。


自分の価値観と感情の関係を探すことで本当の自分を探すことができるかもしれません。










アシタカの呪い



腕に呪いを受けてしまって、どうにか救われたいという思いから、タタリ神の根本を辿り、シシ神を頼っていきます。

しかし、シシ神は命は与えてはくれたものの、腕の痣までは消してはくれませんでした。

それでもアシタカは諦めきれず、どうにかシシ神を救い、森と人間との和解を目指します。

アシタカは正義と愛の感情という反対する感情が上位を閉めていたため、呪いに苦しめられていました。

しかし、サンと協力し、シシ神を守ろうとすることによって、アシタカの価値観は貢献、成長、愛が上位を占めることになったのではないでしょうか?

出典 https://rinrism.com/maxim/anime/mononoke



エボシに首を取られたシシ神が、破壊的な力を暴発させ、タタラ場のみならず森も枯れさせてしまうと、アシタカはシシ神の首を取り戻し、サンとともにシシ神に首を返します。

この時、首を捧げるアシタカとサンには、全身に醜いあざが広がっていました。

朝日を浴びるとともに、シシ神は大地に倒れて消えてしまいます。

その時に吹き抜けた風によって、枯れ果てた山には緑が戻ってきました。

その風を受け、アシタカの腕のあざも薄くなり、消えていきました。







最後に



サンは森で、私はタタラ場で生きよう。共に生きよう。会いに行くよヤックルに乗って

アシタカは最後にサンに共に生きようと言います。

アシタカの自分探しの壮大な旅はひとまず幕を下ろします。

あなたが感情で一番大切にしている価値観はなんですか?

『もののけ姫』を見て、自分が大切にしている感情を見つけることによって自分のいきる道が見えてくるかもしれません。

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