「怖い」「難しそう」と感じる心肺蘇生法の練習がペットボトルでできる

突然、大切な人が心停止を起こした場合、あなたや周りの人が早急に心肺蘇生法を行うことで救命率が高くなります。

しかし、教習所や授業などでやる機会があり、当サイトでも何回か取り上げている心肺蘇生法ですが、世論調査では5割以上の人が心肺蘇生法を「できない」と回答しているんです。

心肺蘇生法をできない理由


講習で学んだことはあるけど実際は、、

骨が折れそうで怖い

心肺蘇生法を行う判断が難しそう

練習用人形と感覚が違いそうだから難しそう

などが理由として挙げられます。

しかし、この「怖い」「難しそう」と感じる心肺蘇生法の練習がペットボトルでできるというニュースをみましたので、今回はご紹介したいと思います。

ペットボトルでできる心肺蘇生法の練習とは


心配蘇生法の練習をペットボトルの空き容器で簡単に実施できるキット『CPR TRAINING BOTTLE』を開発したのは一般社団法人FastAid

このFastAidはサイトURL:https://www.fastaid.co/

突然の心停止は、側にいる市民による迅速で絶え間ない応急手当がなければ、到着した救急隊や病院の医師などの専門家もなす術がなくなってしまい、命を救うことができません。

そこでファーストエイド(First Aid、応急処置)について、専門家による処置の完璧さよりも、市民による対応スピードを重視する考え方について「FastAid」という造語を作りました。

ファストなもの(いつでも身近にあるスマートフォンやペットボトル)でファストに(短時間で簡単に)応急手当を覚えたり緊急対応できる体制を作ると言う意味も込めています。

という素晴らしい理念の団体で『CPR TRAINING BOTTLE』は、CPRの際に胸を押すのに必要な力が、空のペットボトルを押す力とほとんど同じであることに着目した世界初のCPR訓練用キットです。

心配蘇生法の練習がペットボトルでできるって本当?


『CPR TRAINING BOTTLE』はサントリー 南アルプスの天然水 550mlのペットボトルを横から押すと、訓練用の人形とほぼ同じ弾力があり、訓練に活用できることを発見、精密測定してキット化したものです。

まだ販売はされていませんが、このサントリーの天然水のペットボトルは500mlの方は年間7億本も売れているそうなんです。

まさに身近にある、誰にでも入手しやすいもので、CPRが練習できるというわけなんです。

何十種類ものペットボトルを試し、センサーで測ったところ、サントリーの「南アルプスの天然水」のボトルの押したときや戻ってくる感触が、最もマッサージ用人体模型に近かったそうです。

どのようにペットボトルを使用するのか?


出典 https://cpr-training-bottle.com/

DRINK


必ず訓練は二人組で行います。

ペットボトルの水を飲みほしてからキャップをしっかり閉めます。

SET


ボトルを置き(キットがあればシートに)1人はボトルが動かないように押さえる。

もう1人はボトルに両手を重ねる。

PUSH


ボトルがへこむのを感じながら、上記動画のリズムに合わせて2分間押し続ける。(1分間に訳110回のリズムを目指す)

救急車が到着するまで、CPRをやり続けることが大切です。

しかし、正確に心臓マッサージを続けられる時間は、慣れた人でも、2分程度と言われていて救急隊員でも交代が必要なため、2人一組で2分間づつの交代で行います。

ペットボトルを押す力と実際の胸骨圧迫


FastAidによると、精密測定の結果、空のサントリー天然水のペットボトル(550ml)を真横から簡易講習で使われている訓練用人形の胸を5cm押す際にかかる荷重を調べた力である約50kgの荷重をかけて押すと、約6.5cmあるボトルの直径が約2cm程度になるまで凹むそうです。

つまり、ペットボトルを4.5cm押していることになり、実際の人間の胸は、体格や年齢などで硬さに差はありますが、JRC蘇生ガイドライン2015では押し込む深さが成人で5cm(6cmを超えないこと)と規定されているためほぼ同程度であるといえます。

よって圧迫時にボトルが2cm程度の厚みになるくらいを1つの目安にしてください。

また、人間の場合、板状の胸骨があるため、見た目上、押した部分のみが凹むわけではなく、胸骨全体が凹みます。

最後に


心停止に対する救命処置である胸骨圧迫による心肺蘇生法を学習できますが、よりくわしく学びたい場合は消防署で開催されている普通救命講習、上級救命講習日本赤十字社の救急法を受講をお勧めします。

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